【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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郊外型焼肉店最新フォーマット

2011-01-05 00:00:45 | 繁盛のコツ
先ほど四国のご支援先の社長様よりお電話で嬉しい報告をいただいた。


昨年11月にオープンしたロードサイド立地の焼肉店がこの12月月商1650万で着地したとのこと。


お正月3日間での売上も270万円を記録したとのことで、僕も嬉しく思う。



今回の新規出店に当たっては現在考えられうる最強の郊外型焼肉店にコンセプトを仕上げた。


商品政策では、

①下限カルビはUSであるが価格は480円で130~140gの設定でボリューム感を訴求している。

②黒毛和牛カルビは通常ポーションであるが580円

③250gの和牛ステーキが付いたインパクトのある盛合せの投入

④1000円~1500円ゾーンへの肉250g付きの定食メニューを10アイテム投入

⑤サイドメニューの安さ訴求
 例)石焼ビビンバ、ユッケ、牛刺し、寿司など480円ゾーンで買いやすい価格設定



店作りも、

①120席に対して駐車場40台~50台を確保

②間口いっぱいの大きな看板で店舗存在感のインパクト作り

③入口第一印象での肉の塊を陳列したショーケース

④竈、石焼ビビンバなどによる調理実演のためのオープンキッチン化

⑤家族が心地よく食事できる「明るい照度」

⑥幅広い利用動機が取り込めるような席構成
 例)充実した宴会座敷コーナーなど


合併後人口10万人程度の小商圏立地であるが、なかなか力強いフォーマットになったと思う。


大型店舗のFCチェーンがいくつか存在する後発出店であるが、トップシェアを獲れたと思う。


オーバーバイキングは併売していないが、このまま併売無しにしばらくは突っ走れそうだ。



是非、皆様の業種におかれましても、“現在考えうる最強コンセプトの設計”を考えていただければと思います。

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