うらを見せ・・・ 2009年11月24日 | 日々のこと 死期をさとった良寛さんが、のちに良寛さんの死に水をとることになる貞心尼に向かって、こう呟いたという。 うらを見せ表を見せて散る紅葉 自分にはもう隠すものは何もない。 うらも表も全てをあからさまに見せて生きてきた。 思い残すことはなく、今はただ散るばかりである。 ~新井満『自由訳 良寛』より~ « 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »