電源開発の大間原発建設中止を求めて要請書を、町田市にある電源開発の施設西東京変電所に、持って行きました。
電話では対応できないとのことでしたが、現地に赴くと従業員が対応し、本社に届けると返答してくれました。
電源開発所施設は、日本の多くの場所にあると思います。ぜひ地元での同様の取り組みを期待しています!
要請書全文
電源開発株式会社 取締役会長沢部清 様
取締役社長北村雅良様
大間原子力発電所の建設中止を求める申し入れ
昨年引き起こされた、明確な〝人災〝である原発事故は、今なお16万人もの国民に避難生活を強い、被害を拡大し続けてます。
原発の「安全神話」は崩れ去り、「原発の発電コストは安い」「原発がなければ電力が不足」というウソが明らかになりました。 今年、政府に寄せられたパブリックコメントの87%が「原発ゼロ」という意見で占められ、国民の明確な意思が示されました。もはや、原発を使い続け、新設を強行する正当性は、全く残っていません。
大間原発の周辺では、毎底から原発の地下にもぐりこむものを含め、多数の活断層が存在する可能性を、東洋大、広島大、産業技術総合研究所などの研究者が相次いで指摘しています。原発の温排水による周辺漁業への悪影響も懸念されています。事故の際、深刻な被害が予想される函館市は、市長をはじめとして建設反対を表明しています。
大間原発の建設を即時中止し、原発建設計画自体を断念することを、強く求めます。
2012年10月22日 さようなら原発・町田の会
【連絡先】〒194●0022 東京都町田市森野1●8-17
TEL 042-720-2626(代)
(まちだ・さがみ総合法律事務所)