森の聲だより

現実から少し離れる時間

緩和ケア病棟にアロマボランティアに伺った時のことです。

予約表に付き添いをされているご家族(奥様)の名前がありました。

お部屋に伺うと「待ってました~」と笑顔で迎えてくれました。

声のトーンは明るいのですが

心身が疲労しているのことは一目で分かりました。

リラックスして頂けるように

座っていただき

そっと手に触れていくと

「わ~」と口元が緩み

自然と目が閉じ

手の温もりにホッとするように

ウトウトされてました。

15分ほど経ってアロマハンドが

終わったことを伝えると

パチッと目を開け笑顔で

「あ~気持ちよくって病院で付き添っていることを忘れてました」と。

一瞬でも現実の辛さから離れる時間は

患者さんだけでなく家族にも必要なんですね。


WHOの緩和ケアの定義にもあるように…

緩和ケアとは、生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを、痛みやその他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し和らげることを通して向上させるアプローチである。。。。。(中略)


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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