2005年から15年間
訪問看護でアロマケアを取り入れてきました。
訪問看護の中でアロマケアを必要としている方の多くは
エンドオブライフを迎えている方々や
神経難病の方でした。
自分一人ではどうしようもない辛さに直面している
そんな時こそ、ひとの手の温もりや
癒される香りが必要なのかもしれません。
痛みや呼吸苦の時もアロマケアを始めると
穏やかな表情に少しずつ
変わられる方を多く見てきました。
実はアロマケアを取り入れるようになって
私自身も看護師としてアロマセラピストとして
すこしずつ変化していったのでした。
浮腫んだ手足や
腹水が溜まった大きなおなかや
冷たい手足
そんなカラダに触れながら
少しでも浮腫みの辛さ和らいでほしい
痛みが和らいでほしい
冷たい手足が少しでも温まってほしい
そんな願いに集中して
アロマケアを行っているのです。
看護やケアをしていてもそこまで集中して
患者さんを思い願うことはなかったのでした。
私にとってアロマケアは看護師としても成長させてくれたのでした。
アロマケアしていると
不思議なんですが
自分自身の中でなにか
スイッチが入ったような
クォンタムタッチというヒーリングと
アロマが融合して
相手のカラダと対話しているような
そんな感覚になります。
この感覚…うまく説明できません
瞑想と近いのかな~😌
先日、ほぼ3年間休止中だった
緩和ケア病棟のアロマボランティアが
再開し伺ってきました。
アロマケアは初めてという方ばかりでしたが
皆さん。。。喜んでくださいました。
ウトウトされたり
沢山お話しされたり
ゆっくり受けたいからとレスキューを内服して
受けてくださった方もいらっしゃいました。
一か月後病棟に伺ったときに
またお会いできるとは限りません。
一人ひとり
一期一会の気持ちで。。。
これからも多くの方に
アロマケアをお届けしたいと思っています。