子犬工場の現実

栃木で犬猫合わせ５０匹もの子達を保護されている方がいます！
『小さな命を包もう！運動2009』にご協力下さい



今年も終わりだと言うのに・・・
暗いお話ですみません

先日、彩葉のお里でもある『保健所の成犬・成猫の譲渡を推進する会」から
会報が届き気になるニュースが載っていましたので
そのお話を・・・と思いました。

とある７０代の老夫婦が犬猫の繁殖業を
目に余る程の劣悪な環境で営んでいるというものでした

良く聞く話ではありますが・・・

あまり浸透されていないのも、事実

最近はテレビでも、その劣悪な現場を放映されてもいますが・・・。


食事も水もろくに与えられず、夏でも窓は閉めっぱなし
狭いケージは掃除もされず、うじ虫のわいている。

そんな中で健康な母犬が健康な子犬を出産できると思いますか？

母犬は皮膚病になり、ツメは伸び放題で回転し
足を挟んでも、骨折していても放ったらかし。

繁殖に酷使され、カルシュウム不足で歯は抜け落ち、顎は解け
もはや・・・何犬かも分からない犬もいます。

産まれた子犬も、足を挟んでいようと、骨折していようと
足先が腐ってもげていようと、放ったらかし。
売り物にならない子は、そのまま繁殖用の犬に。

男の子なら・・・どうなるのでしょう。。。

どちらにしても、地獄。

この「子犬工場」で製造された子犬達は
親兄弟と一緒に過ごし兄弟同士で沢山学ぶ事が必要な時期に
引き離され、セリ市に出されペットショップへと行きます。

最近はあえて純血犬同士を掛け合わせる一代ＭＩＸが人気だそうだ。

一代ＭＩＸ。。。なんだそりゃ？？？
雑種だから

安易に雑種を作り出し、理想の子犬が出来ないと処分
なんて話も良く聞きます。

なんて身勝手な話しでしょうか・・・。


この様な、犬達を作り出さない方法は・・・

ペットショップやネットで安易に犬や猫を買わない事

売れれば、また子犬製造機から子犬が製造され出荷される。

子供の産めなくなった犬は処分。
しかも餓死です。骨と皮だけになり悲惨な死に方をします。
ボランティアに出す所はまだマシでしょう。

救出された犬達は・・・
純粋で無垢な子が、本当に多い。

涙が出るくらいに・・・。

人を恨むわけでもなく、与えられた環境を一生懸命生きています。


クリスマスやお正月など、イベントの多い年末。

子供のプレゼントになんて、簡単に買わないで下さい。


犬が欲しいのは子供ですか？
それとも、お父さん、お母さんですか？

子供は直に飽きてしまいます。

「絶対お散歩する～～～～～」と言っても
成犬になると見向きもしなくなるケースは本当に多いです。

幼い時は、チヤホヤされ、大きくなったらお荷物扱い。
色々理由をつけて保健所行きか・・・飼い殺しの一生。



犬が欲しいのならば

少なくとも母犬を見せてくれるブリーダーさんで。

どんな親犬か、どんな系統（ショーや訓練など）の犬達なのか。。。
性格は？骨格は？出身の子犬達はどんな子犬？
できれば、そこまで見て欲しい。

何も分からず、準備もせず、衝動買いで買う犬と

欲しくて欲しくて、調べて、待って迎えた犬とでは

先々、捨てられる確立だって違って来ます。

劣悪な環境で出産せざるなかった母犬から
産まれた子犬は健康でしょうか？
近親相姦で出産させられた子犬は健康でしょうか？


健康や衛生面、血統をきちんとされている
善良なブリーダーさん出身の子犬だって
病気を持っていたって事もあるのですから。。。

子犬の両親、せめて母犬を見ることはとても大切です。


どうか、どうか・・・
クリスマスのプレゼントやお年玉で安易に犬や猫を
買い与えないで下さい。

不幸な連鎖を断ち切る為に。。。

どうか・・・地球上からこの様な醜い環境がなくなります様に


乃亜のお里Yokohama，ＤＯＧ　ＲＥＳＣＵＥでも
悪徳ブリーダーの記事が載っていましたので
是非、ご覧下さい。