初めての一人旅は、道に迷うことなんて当たり前。
だけど、必死に覚えたスペイン語でどうにかこうにか無事に旅が出来ている
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。
不安ばかりの一人旅でも思っていた以上に、何とかなるもんだっ。
コロニア・グエル教会を心ゆくまで見学した後は、再び電車に乗ってバルセロナへ戻り、
バルセロナ市内にある、ガウディの世界遺産を見に行く。
レポートを書かせていただいている、
FUJIFILM NATURABLOGでは、紹介できなかった、カサ・バトリョ。
カサ・バトリョ
料金 16.5ユーロ 館内の音声説明機械込み
(2007年11月現在 日本円で1ユーロ160円計算だと。。。¥2640 高っ!!
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)
2005年にユネスコの世界遺産に登録。
バルセロナ、アシャンプラのグラシア通り43番地に位置するカサ・バトリョは、1870年に建設された建物。
大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行なった。
この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾をほどこした。
カサ・バトリョは曲線を特徴とするモデルニスモの顕著な作例と見なされている。
このことから、1984年に世界遺産となったグエル公園やカサ・ミラに追加される形で、
2005年、アントニ・ガウディの作品群の1つとして世界遺産に登録された。
ファサード(正面)の装飾は、ガウディの弟子 ジュジョールが手がけてます。
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そう言われて改めて見ると。。。
『あぁぁ、ガウディの色使いよりも、鮮やかだよねぇ~。』と、知ったかぶっちゃえば、
もうあなたはかなりの、ガウディ通!(笑)
この頃のジュジョールは、バルセロナ建築学校の学生!
(といっても27歳ですが、それでもすごい!)
自らの仕事に自信がもてないジュジョールは、何度も不安になりガウディに判断を仰ごうとします。
ガウディ54歳、ジュジョール27歳。 そりや『これで良いでしょうか?
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』と聞きたくもなる年齢差っ。
その時、ジュジョールの仕事を背後から見ていたガウディの言葉は。。。
『振り向かなくていい、君の好きなようにやるのだ!
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。』って。
ジュジョールの才能を見抜いてたんですねぇ~。
このエピソードを知って、ガウディと共に、ジュジョールと言う人を好きになってしまった
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。
2回目のバルセロナ訪問の時(NATURTABLOGレポート)私は、わざわざバルセロナ郊外にあるジュジョールの手がけた家を見に行ってしまうほど
、ジュジョールと言う人が気になった
(その模様は、本家のNATURABLOGに今後掲載予定です。)
カサ・バトリョ内にある、暖炉。ノックアウト
お隣の部屋。
階段。
踊り場のガラス。
海をイメージしているっていうのも、うなずける。
素晴らしすぎる 『蒼の世界』。
テラス。
階段を登り、キノコの暖炉とは違うフロアー。
下の階とはまた違った世界が目の前に広がる。
人が居なくなったのを見計らって、床に寝転んでみる。
再び上へと。
屋上へ。
モザイクタイルで彩られた屋上。
ドラゴンの背?イメージ。
当たり前だけれど、このドラゴンの背の向こう側は道路に面していて、下をのぞき見るのも怖いくらいの場所。
ガウディも、ジュジョールも素晴らしい建築家。
しかし、それ以上にこの時代(モデルニスモ)に貢献した無名のタイル職人、バルセロナの大工
素晴らしい職人たちの技術に、その時代に生きていた人々に、
尊敬の念を抱く旅になった。
いつの時代も、職人と呼ばれる人はかっこいい。
今を生きる、日本の中小企業の職人も、世界のカメラ業界の第一線を走っている日本の技術者=職人も、みな素晴らしき人たち(勇士のよう)。
カメラを通して、写真を通して、
自分が開発したわけでも、作り出したわけでもないけど、
旅をして、自分の中に小さな思いが芽生えた。
私は日本人であることを誇りに思う。
使用 カメラ
SANYO CG6
FUJIFILM Finepix F30
NATURA S (3台とも製造終了)
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その場の雰囲気を写し出すフィルムカメラ 『NATURA CLASSICA』
SANYO ザクティーは主に動画。
とってもコンパクトで、『メモ代わり動画』の新感覚で使いこなす。
Finepix F30 は、言わずと知れた名機(価格.コム参照)。
高感度でのノイズ、バッテリーの持ち、広角レンズ搭載でないのが惜しいけれど、
今でも熱烈なファンを持つ素晴らしいコンデジ。
後継機は、もう開発しないのかな富士フイルムさん?