S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

春までは・・・・

2008-01-06 14:25:25 | Weblog
仙台からきのう帰ってきた。
じいちゃんは、かなり痩せてしまっていて、先月の25日からは酸素吸入を鼻から入れて生活している。

肺ガンの宣告を受けたのが、昨年の2月ごろ、それからがん治療はいっさいしないで、ガンと共存してくと宣言してから、薬も飲まずにいた。それでも大好きなゴルフも12月なかばまでは練習場に行っていた。

酸素ボンベを持ってゴルフの練習場に行っていたじいちゃんは、驚かれ、そして写真も撮られたと話していた。
暮れから急激に苦しくなり、家のなかもひとりではうまく歩けなくなった。


私たちが行くととても喜んで、しかも一家総出で行ったので、久しぶりに子供たちとも話してとてもうれしそうだった。

じいちゃんは「病気だから死ぬんじゃないよ、生まれてきたから死ぬんだよ」と子供たちに話していた。

もう死も受け入れて、なんだかおだやかなとてもいい顔をしていたし、庭でゴルフのクラブを振ったりして笑っていた・・・・
それでも側には酸素ボンベがあって、声もかすれてそんなに出ない。

おじいちゃんの生き方をわたしはすごいと思うし、とても尊敬するし、じいちゃんが大好きだ。

実はおばあちゃんも難病で、12月から病院に入院している。
弟がじいちゃんの面倒を見ていてくれている。


とにかくおじいちゃんもおばあちゃんもがんばってほしい!

ふたりともそんななかでも笑顔で私たちを迎えてくれて泣きそうになった。


じいちゃんの新しい今年の日記帳には、「あとどのくらい書けるだろうか?」と書かれていた文字があった。
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