ののほんじゆうちょう

管理人nonohonが不定期にラクガキします。

時をかける少女

2006年07月26日 | マンガ・アニメ
映画『時をかける少女』観て来ました。
恋愛モノとしてできてるのかと思ってましたが、青春モノというか、過去の当たり前だけど大切だった時間というものを思い出す時のノスタルジー半分痛み半分の何ともいえない心象(上手く言えません)を描いているのですね。
具体的に説明しようとすると完全にネタバレになるので詳しくは伏せますが、クライマックスで真琴が思い出す「大切だった時間」が、観てるこっちの心にも鮮やかに伝わってきます。それはたぶん、自分の中にもそういう時間があるせいなんだと思いますが、胸が熱く、そして痛くなります。

終盤ではそんな感じで熱くなれるし、逆に前半は能力を乱用する様がコメディ調にテンポよく描かれており、笑えて泣ける映画になっています。細田作品はやっぱりテンポというか、リズムが非常に気持ち良いですねぇ。基本的にベース色のみの塗りがスッキリした印象で物語に合ってましたし、作画も終始素晴らしかったです。山本二三さんの背景は当然のごとく素敵過ぎますし、とても良い作品でした~。

難を言えば、男二人がどちらもいい男過ぎて、都合がいいと言えばあまりに都合がいい初期設定に序盤ちょっと入り込めなかったこと。でもまぁこれはそういう物語だし、個人差もありますしね。
あとキャッチボールの際、真琴は手だけで投げるいわゆる女投げなんですが、女投げにしてはボールの軌道が真っ直ぐ過ぎ。もっと山なりじゃないとなぁ・・・(笑)

野球バカの偏った意見は放っておくとして、かなり良い作品なのは間違いないです。もしゲド戦記が時かけ以上なら間違いなく名作だと言えます。オススメ。