翌日の海渡クン

海渡クンに怪談話を聞かせてしまった翌朝。

昨晩は、眠ってしまったとばかり思っていたのに、海渡クン聞いてたなんて(驚）
あれから眠れたかな？
と、ちょっと心配していたところへ・・・
幸さんから電話。

「おはようございます。起きてました？お昼は家でランチメニューの候補を試食してもらっていいですか？」

「もう起きてます。ちょっと泳いでこようかな～と思っていたところです。」

「あっ良かった。おなか空かせておいてください。12時前に迎えに行きま～す。」

「はい。ところで海渡クン大丈夫だった・・・？怖がっていない？あの話聞いちゃったんだよね・・・」

「あはははは(笑）・・・・聞いちゃったみたいですよ。寝ぼけて起きてきたところだったみたいで。その後一人でトイレに行けなくて、ママ、お願い一緒に行ってって、いつもは朝、学校に行く前にシャワーを浴びるんですけど・・・でも今朝は顔だけ洗って・・・うふふふ・・・かなり怖かったみたいで・・・(笑）」

「そうか・・・やっぱり。可愛そうなことしちゃった。でも怖がってる様子ってすごく可愛いよね～・・・自分の子供の時のこと思い出しちゃった・・・うふふ」

「一馬もちょっと怖かったみたい。
あのあと、シャワーを浴びても髪を洗わなかったんですよ・・・あはは（笑）18歳で体は大人だけど、まだまだ・・・子どもなんですね・・・さすがにママ、一緒に来てとは言いませんけど・・・あはは(笑）」
だって。

本当に幸さんはおおらかな人だなぁ～

その後、田中家でランチを試食。

ふわふわ卵のオムライス・豚の角煮どんぶり・とってもやわらかジューシーハンバーグと、それとセットにするサラダやスープ・おみそ汁など・・・・

私としてはハンバーグが一番お気に入り。
日本では珍しくなくても、ここタイでこれだけのハンバーグはありえない。

もうとにかくお腹が一杯になり、マッサージするのもお腹がパンパンで・・・いったんホテルに戻ることにしました。

幸さんは子供たちを学校まで迎えに行って、そのままご主人が出張から帰ってくるのでスワナプーム空港まで迎えに行き、それからマッサージのお店に行きますというので、適当な時間にマッサージしてもらいに幸さんのお店に行くということにしました。

またプールでひと泳ぎ。
そして極楽の2時間マッサージ。
本当に爽快です。

一馬君はだいたいお店のフロントを手伝っていて、日本語・英語・タイ語が話せるので私たちのリクエストに応じてタイ人マッサージ担当の人に通訳してくれるのでまず失敗はありません。

お会計を済ませながら、一馬君も怖かったらしいと幸さんが言っていたことを思い出し思わずニンマリしてしまいました。

一馬君はお店を手伝いながら、ネットでのアメリカの大学生でもあります。
本当にイケメンで、サッカーや水泳を小さな頃からやっているので肩幅が広くガッチリしているけど、全体の印象は細めといった感じ。
いまどきのの男の子らしく、すっごくオシャレ。
まぁ・・・・・幸さんから聞いたことは内緒にしなきゃ～

幸さんがお店まで迎えに来てくれて、今晩も田中家で試食です。

なんだか愛ちゃんも（6歳）海渡クンも少し様子がおかしい・・・？ような・・・

幸さんに、怖い話を聞かなかった愛ちゃんまでちょっと怯えてるみたいだけど・・・？と聞くと・・・

「子供たちと空港にパパを迎えに行って、その帰り道、パパに、海渡が昨日の怖～いお話をきいてしまってトイレに一人でいけないのよって言ったら、パパがその話を聞かせてって言うんですよ・・・で、話したんですよ。
そしたら海渡はますます怖くなったみたいで、愛ちゃんも聞いてしまって・・・あははは・・・何か二人ともおとなしくなっちゃって・・・ふふふ・・・(笑）」

まったく幸さんたら・・・罪な母親ですね。