シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

ホノルル

2013年07月31日 | グルメ
あ~~~~~~

フライトから遠ざかって

早3年

ふたたびクルーとしてフライトしたいとは思わないけど

ローストビーフ

ビーフウエリントン

そして

チャックスのプライムリブが恋しい

あっ

もう3年以上も経つんだなぁ

あのフライト

スタンバイ呼び出しで

臨時便で

ホノルルへ

セミ同期
(同じ試験で入社しクラスは1期20名なので別のクラスの人をセミ同期と言います)
と一緒のフライトだった

それも30年ぶりの


夕食はプライムリブ食べたいよね~~

アウトリガーホテルのチャックスがいいな~~

ビーチ沿いで景色も良いしさ~~雰囲気も良くて好きなんだけど?

と私が言うと

友人は

「だめ。あそこは他店より10ドルも高いし。景色代だと思うけどプライムリブの肉の厚さがかなりちがう」

(チャックスはチェーン店で何件かあり、それぞれ、微妙にお料理もお値段も異なる。)

そこで

ビーチの雰囲気と美しい景色対料金と肉の厚さの勝負となりました。

わたしは簡単に降参し

結局

近くのチャックスへ。

地下1階にあるので、暗いけど生演奏なんかもあり、それはそれでなかなか良い。

ここに来たのは10年ぶりくらい。



ホノルルにくるとなぜかプライムリブが食べたくなる。

それとフローズンマルガリータ。

卵の白身を氷に混ぜるとかで、なかなか溶けずフローズン状態が長くて美味しい。

甘いカクテル類は苦手だけど、アメリカで飲むマルガリータとブラッディマリーは好き。



まずはフローズンマルガリータで乾杯。

そしてサラダバーへ。

ここのチャクスはアウトリガーホテルのチャックスのサラダバーより充実している。

スープも何種類かあります。

しかし、ここでとりすぎちゃうとお腹が一杯になるのでご用心。

サラダバーに白菜キムチも。

このお店だけにあります。

えっと驚くけど、食欲増進と、味の変化がおもしろく、お勧めです。



チャックス名物プライムリブのチャクスカット

350gはあります。

あといつもオーダーするのが、ガーリックマッシュルームです。

おつまみに最高。

赤ワインにもぴったり。

ここで赤ワインをボトルでオーダー。

こんな時はチャックスのハウスワインで充分

カベルネソーヴィニヨンで渋みもあり、リーズナブル。



このプライムリブがテーブルに運ばれ、私が写真を撮っている時、友人の携帯が鳴りました。

小さな声で何か話してる。


「息子から、母親が振り込め詐欺にあって今警察からだって。詳しくは聞いていないけど、いま食事中だから後でかけるからと言って切っちゃった。」

「大丈夫?」

「これまでもいろいろあるから、いちいち驚いてらんない。
さっ 食べよう。あっお醤油貰わなきゃ」

ホースラディシュにお醤油をかけて、ガンガン食べ、がんがん飲みました。

350グラムほぼ完食

本当に私たちってよく食べます。

肉体労働だからでしょうか?

この後浜辺を散策し、何件かお店を回り、モアナホテルのビーチバーへ。


ハワイアンの生演奏を聞きながらまたまたフローーズンマルガリータで乾杯。



そこで友人の近況を聞くことになりました。

友人には高校生の一人息子がいます。

7歳年下のご主人とはもうずいぶん前に離婚したそうです。

家庭裁判所に何回も通い、息子さんの親権を取るために、この仕事では認められない(しょっちゅう家を留守にするからだそうです。)そのため自分のご両親と同居したのだそうです。

家を改築して、いまでは弟さんご夫婦も一緒に住んでいます。

ご両親は病気がちなので、お休みの日には毎日病院通い。

食事の支度も病気に合わせて作らなければならなく、大変とこぼしてました。

また息子さんの先生に頼まれてPTAの役員も引き受けて、しょっちゅう高校にも行っているそうです。

なんと息子さんがいじめにあっているんだそうです。

友人は入学式に、ちょっと地味派手のスーツを着て出席したことが原因らしいのだそうです。(ローマのバーゲンに当たり、アルマーニのパンツスーツを作った。)

目立っちゃったのね~

とにかく毎日忙しくて、自分の時間なんて持てないけど、いまはそういう時なんだと思って、両親のことも面倒見させてもらっていると思って、頑張っている。

母親はもう何回も振り込み詐欺にあっていて、ギリギリのところでセーフだったけど、息子の様子からすると今回は本当に騙されたみたい。

お金の管理を私がすればいいのかもしれないけど、親のお金は親のものだから騙されたとしても自分で管理したがっているから、無理やり私がするとも言えないし。

それでいいとも思ってる。あてになんかしてないしね。

なんてケロっとして話す。明るい。

30年ぶりに会うけど、相変わらず面倒見がよくて姉御肌だと感心しました。

ずっともモアナホテルのビーチバーで

お互いに今までのことを報告しあったことを覚えています。

彼女はその後退職し

わたしはそれから半年後

癌と戦うことになるのですが・・・・・・・

今もダンピングの症状が出たりするけど

そんなの気にしない

チャックスノプライムリブが

めちゃくちゃ恋しい~

行くか

ホノルル


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2 コメント

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Unknown (日高)
2013-07-31 19:57:42
ありきたりの表現で申し訳ありませんが、凛とした美しさの中で生活感を感じさせないCAのみなさんにも、当然お仕事とは別の世界があり、様々な生活がありますよね。20代後半に海外によく行っていた時に(当時は贅沢にもビジネスクラス。今はYですが・汗)そのCAさんは飛行機で二度ほど偶然にも僕と同乗されたらしく、顔を覚えていてくれていたのです、(もちろんお話はした事がありません)その時にそのCAさんがご出張ですか?と声をかけてくださり、さらに「お仕事楽しいですか?」そう聞かれたのです。「僕は、はい!」と即答。とても生き生きされているのがわかります。頑張って下さい。そう言って頂いたのを覚えています。
「ほれてまうやろ~~」って感じです(笑)
Xmas家族でハワイの予定で~す。いつか旅先でお会いしたいですね。
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ご縁 (ノン)
2013-08-01 06:10:02
CAは生活感が感じられないんですね~
ずっと長く通院している医院の看護士の方や受付の方にいつもそう言われます。

プー太郎が長いので、そろそろ、めっちゃ生活感が出てくるとおもいますが・・・・・(笑)

ホノルルのフライトで
「昨年もこの便に乗りましたが一緒でしたよ~」
って言われたことがあります。
お客様のほうがよく覚えているんですよね。

乗務員のほうが覚えて声をかけると言うことはよほど生き生きと仕事をなさっているご様子が印象に残っていたんでしょうね

ハワイのクリスマス素敵ですね
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