タイ語板 肆の型ぁ~  4

違い板 ~ U字谷 と カール

違い板 ~ U字谷 と カール

 

 U字谷は氷河がゆっくりと流れる時に重みと浸食作用で削られた地形、、カアールは山の中腹で氷河の重みと谷に向かう崩落と浸食でつくられたお椀型の地形、、だったかな?

 アヤシイのでちゃんと調べてみました。(ついでに氷河期についても )

-- ※先生作 ※先生作

 

 

ーーーーー                        M:【氷河地形の特徴とは? カールやモレーンもまとめて攻略!】

 

 

どうも、ひろです。

今回は、氷河地形について詳しくみていきたいと思います。

 
氷河地形って結局何なのかわからん!
 
地理が苦手 たろう
今回の記事では、たった2つの特徴だけで氷河地形を完璧にする方法を伝授するよ!

いきなり、氷河地形と言われてもなかなかイメージがつかないですよね。

私たちが住んでいる日本にはあまり存在しない地形だからですね。

でも、今回は写真をたっぷり使いながら、特徴を簡単にまとめていくので大丈夫です。

氷河地形に関する知識は、今日で完璧にしてしまいましょう。

 

氷河地形とは?

氷河地形を詳しくみていく前に、まずは氷河地形とは何なのかを確認しておきましょう。

氷河地形とは?
  • 氷河の侵食・堆積作用によって作られた地形
  • 侵食によって断面がU字形の谷なる

とりあえず、ポイントはこの2つです。

 

氷河には2つの種類があり、山でみられる ➊山岳氷河と、大陸を覆っている ➋大陸氷河に分けられます。

現在大陸氷河があるのは、最暖月の平均気温が0℃に満たない氷雪気候(EF)の地域です。

EF-map

  • グリーンランド
  • 南極大陸

この2つだけですね。

 

一方の山岳氷河は、山の頂上などの★標高が高く、気温が低いところでできるものです。

氷河期には ➊ヨーロッパや ➋アメリカ大陸の北部も大陸氷河に覆われていました。

とても厚い氷に覆われていたので、氷河の重みによって、U字形に削れるのが特徴ということです。

河川など水の流れによって、侵食されるとV字に削られるので、削られる断面の形に注目して覚えておくといいです。

 

氷河によってU字に削られた谷が★海に沈んだものは「フィヨルド」、河川によって★V字に削られた谷が海に沈んだものは「リアス海岸」になります。

 

氷期と間氷期

 氷河を理解する上で、氷河がどのように発達しているかは知っておいた方がいいので、ここで説明しておきます。

皆さんは氷河期という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

きっと多くの人が聞いたことはあると思います。

 

氷河期という言葉があるということは、今よりも地球が寒かった時代があるということです。

地球は何万年規模で見ると、寒くなったり暖かくなったりしています。

そして、寒い時期を氷期、比較的温暖な時期を間氷期と呼びます。

 

通常、氷河というものは➊降雪量が多くて、➋気温がとても低い地域でのみ発達します。

でも地球が今よりも寒くなっていた氷期では、大陸氷河がかなり南まで達していて、★北アメリカ北ヨーロッパの大部分が氷河に覆われていました。

上の地図は、最終氷期の北半球における氷河の範囲です。

大陸氷河の範囲は、地形だったり、農業だったりに影響を及ぼしているので、正確に場所を覚えておくのがおすすめです。

  • ヨーロッパ北部(イギリスより北側のイメージ)
  • ピレネー山脈、アルプス山脈、カフカス山脈
  • 北アメリカの五大湖より北側
  • 南アメリカ大陸の南端
  • ニュージーランド南端

北半球の地域に加えて、南半球の地域も押さえておけば完璧です。

 

今から約2万年前の最終氷期と呼ばれる時代では、全陸地面積の★3割が氷河に覆われていたというくらいなので、かなり寒かったことが想像できますね。

このように、地域によっては氷河が発達して、なくなってということを何回か繰り返しているのです。

この動きが、これから説明していく詳しい分類にも関わってきます。

氷河地形を詳しく分類!

氷河地形がどんな地形なのか大まかに理解できたところで、詳しくみていきましょう。

教科書で出てくる用語は、カタカナが多くて難しそうですが、分類してしっかり解説していきます。

A 山岳氷河の地形

まずは、山岳氷河の地形です。

山岳というくらいですから、山にある地形だと思えばいいです。

 A1 カール

カールは、★山頂付近に見られることが多い氷河地形で、すり鉢のようにえぐられるように削られています。

日本語では「圏谷(けんこく)」と呼ばれていて、削られた部分の周辺は急傾斜で、底の部分は緩い傾斜になっています。

氷河はめちゃくちゃ重いので、侵食力がとても大きいです。

なので、山の斜面を大きく削り取ることができます。

その結果、すり鉢状のカールができあがるのです。

 

 A2 ホルン

ホルンは、日本語では「尖峰(せんぽう)」と呼ばれる氷河地形です。

尖った峰という字のごとく山頂部分が氷河の侵食作用によって取り残された結果できあがった鋭い峰です。

ヨーロッパの★マッターホルンなどが有名です。

元々ホルンは、★角笛という意味があり、角のように尖った形をしていることと関連づけておくと忘れにくいのではないでしょうか。

 

 A3 U字谷

U字谷は、氷河によって横段面がUの形のように削られた谷です。

分厚い氷河が谷を流れることによって、谷の底部分が丸く侵食されて出来上がります。

★アルプス山脈や★ロッキー山脈などの山脈でよく見られます。

U字谷が沈水すると、フィヨルドができあがります。

フィヨルドについては次の記事で詳しく解説しています。

 

B 大陸氷河の地形

続いて大陸氷河によってできる地形を見ていきましょう。 山岳氷河の地形よりも平らな地形になっています。

 B1 モレーン

モレーンは厳密には山岳氷河でも見られるのですが、今回は大陸氷河の地形として紹介します。

山岳部で氷河によって侵食が進むときに、多くの土砂が出てきます。

その★土砂がどんどん運搬されて平野部に積もって丘のように高くなった地形のことをモレーンといいます。

★細長い堤防状になることが多いです。 ★北ドイツ平原でよく見られます。

 

 B2 氷河湖

氷河湖は、名前の通り氷河によって侵食してできた窪地に氷河が後退した後に水が溜まってできた湖のことです。

★アメリカの五大湖など★高緯度に存在する湖でよく見られます。

湖のでき方などは、次の記事でまとめているので気になった人は読んでみてください。

 

ここまでがテストでよく出てくる地形です。

ここからは、教科書にはちょこっと乗っていますが、テストで出てくることはほとんどないので、余裕がない人は飛ばしちゃっても大丈夫です。

 

 B3 ドラムリン

ドラムリンとは、先ほど説明したモレーンの上を再び氷河が前進したときに、モレーンの盛り上がった部分を侵食して引き伸ばしてしまった地形です。

 B4 エスカー

エスカーは、氷河の下を流れる流氷によって土砂が堆積してできた地形です。

氷河が解けると堆積した土砂によって★線状に高まった地形が顔を出します。

氷河地形のまとめ

今回は、氷河地形について詳しく解説してみました。

というわけで、最後に氷河地形で大切なポイントをまとめます。

氷河地形のまとめ

要因・形状

  • 氷河による侵食堆積
  • U字のような大きく削り取られた形が多い

詳しい分類

  • カール(山頂部分に見られるすり鉢状の窪地)
  • ホルン(鋭く尖った峰)
  • U次谷(谷底がゆるやかな谷)
  • モレーン(氷河によって運ばれた土砂が堆積した堤防状の丘)

氷河地形をしっかり理解することができたでしょうか?

氷河地形は、テストでそこまで頻出というわけではないですが、覚えることも少ないので、完璧にしてしまいましょう。

今回の記事に書いてあることを全て抑えておけば氷河地形について自信を持って大丈夫です。

(出展; / 受験地理B短期マスター塾)

 

 

ーーーーーーーー                         M2:【圏谷(けんこく)、カール(独語: Kar 英:Cirque) とは 】

 山地において、氷河の★源流部で形成された谷のことで、氷河の侵食作用によって形成された地形の1つである。

 

 山地の斜面をスプーンでえぐったような地形であり、高山の山稜直下などに見られる。          氷河が成長と共に山肌を削り、上からみると半円状ないし馬蹄形状の谷となる。成長期には形状を推し量ることはできないが、氷河の後退と共に地上に現れ谷となる。

谷の両側と山頂側が急峻な「カール壁」に囲まれ、それらの急崖に囲まれた底には平坦な(ときには逆傾斜した)「カール底」が広がる。 カール底には氷河によって運ばれた土砂が堆積した★「モレーン(堆石)」が認められることが多く、また「カール湖」という湖ができている場合がある。

 日本で最初に発見され学術的に記載された圏谷は、帝国大学教授の山崎直方により発見された立山連峰の「山崎カール」であるとされている。 以後、多くの圏谷を含む氷河地形が国内で発見・調査され、それらは日本の➊後期更新世から➋完新世における古環境研究に大きな寄与をもたらしている。

 日本の圏谷

日本国内では、➊日本アルプスおよび ➋日高山脈などで圏谷が現存している。 カール底にあるモレーンや堆積物を対象にして氷河が発達・衰退した年代の推定が行われている。 立山連峰に現存する氷河の規模はいずれも★1km内外であり、また氷河が現在よりも発達した最終氷期においても、規模は大きいものでもせいぜい10kmで、数百m程度の小規模なものも多く、それほど大規模の氷河はなかったとされる。

日高山脈

    幌尻岳 七ッ沼カール・北カール・東カール
    カムイエクウチカウシ山 八ノ沢カール・九ノ沢カール・コイボクカール
    北戸蔦別岳 戸蔦別カール
    エサオマントッタベツ岳 北カール
    春別岳 十ノ沢カール

飛騨山脈

    薬師岳の圏谷群(国の特別天然記念物)
    穂高岳 涸沢カール
    槍ヶ岳 槍沢カール・天狗原カール
    立山 山崎カール(国の天然記念物)・内蔵助カール・御前沢カール
    白馬岳 白馬大雪渓
    黒部五郎岳 黒部五郎カール

木曽山脈

    宝剣岳 千畳敷カール
    木曽駒ヶ岳 濃ヶ池カール
    空木岳 空木平カール
    南駒ヶ岳 摺鉢窪カール

赤石山脈

    仙丈ヶ岳 薮沢カール・小仙丈カール・大仙丈カール
    間ノ岳 細沢カール
    荒川岳 荒川カール   (出展; /Wiki)

 

※※字数制限 M3;以下は 次ページへ

(画像・ 0) /上高地~涸沢カール テント 水井装備

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