補足板[182] ~4スイング理論のタイプ別 練習方法
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前板の補足、スキル編です。
タイプ別に、どのようなことに気を付けるべきか、を見つけたので
備忘録の為、文章に起こしたものを挙げさせていただきます。
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ทุก ๆ /thúk-thúk 各々,それぞれ,毎々,~毎,~ごとに,~おきに[each and every]
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M; 【ゴルフ タイプ別の留意すべきこと・スキルなど 】 ~4スイング理論より、覚え書き
以下の分類ごとでそれぞれの特徴やスキルを挙げている。
Ⅰ 4タイプ別
A1 (前足左軸、クロス)
A2 (前足左軸、パラレル)
B1 (後足右軸、パラレル)
B2 (後足右軸、クロス) ※判別方法については板[183]をご参照、、
Ⅱ 左右軸別
A1 A2 左足左軸
B1 B2 右足右軸
Ⅲ クロス・パラレル別
A1 B2 クロス
A2 B1 パラレル
スキルは16項目で出てきた順。 ⓰には4タイプの総論を挙げたのでここだけでも良いかもしれない、、
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Ⅰ 4タイプ別
【 A1 】
1 グリップ
・グリップ・左手、手の指側(フィンガーグリップ)で浅く斜めに握るタイプ
・左手ややフックグリップのショートサムになるタイプ
・右手はややフックの長い感じのグリップになるタイプ
・丸みを持った右手 右手甲は反らせない
2 プレショットルーティーン
①ラインどり
・目標意識が大切
・後方に立ち、目標を抜かないようにアドレスに入る
・体斜めで、丸く円を描くようにアドレスに入る
・左足を早めにセットする
②シュラッグ(肩の動き、準備運動)
・腕を後ろから前に廻す
・脇が自然に締まる位置(腕の内旋)
3 セットアップ
①前準備
・左袖口を開いて前に出す
・手の平を上に回す
・肩を前に出す
②手順
・左サイド、鳩尾辺りでグリップをつくる
・左軸を決めるまで細かく動く人が多い (G・ノーマン)
・ワッグルが小さい フワフワッとフェイスを開閉させる人も多い
肘の位置が変わらない、テイクバックのようなワッグル
インパクト出るようなワッグルではない
6 スタンスライン
・おおむねスクエア オープン/クローズスタンスも許されるタイプ
・前軸の伸びでインサイドに振り抜く
7 背筋を伸ばすか否か
・伸ばさない 懐が大事
・ややハンドダウン
8 5ポイントの確認
・P2P4P5
・表側(腹側)軸
・ややお尻が出るアドレス
10 体幹の入れ替え位置
初心者が一番出来ていない所 回転して入れ替わるもの 窓拭き運動
★フェイスローテーションができるか否か 左手の僅かな動きでヘッドが大きく動くイメージ
・左膝前で入れ替わる
・左肩、右膝イメージ Cの字に斜めに反り上がる
11 コック
・少ない
・肘先がローリングするタイプ
・肘先が開いてオープン ローリングする(肘先外旋)
13 インパクト~フォロースルー
・肘を中心に腕が回る感じになるタイプ 肘が体にくっついて(支点となり)肘先が回る
・左膝が壁になりローテーションする
・体はあまり回転しない 右膝止まってサイドが引き伸びるようなフォロースルー
右手グリップ離してフォローで丸まる (ビジェイ・シン)
右足残す 右足を後ろに引く人もいる (グレッグ・ノーマン)
⓰ A1総論
・腕が体の全面に来る
・肘が狭い 腕閉める動き
・広めスタンス
・C字体幹 切り上げるバックスイング
・膝は止める
・ヒッチ気味のトップ 直してはダメ ※ヒッチが見られるプロ(矢野東 片山晋呉)
・肘起点のテイクバック
・指先グリップなのでフェイス開く人多い
・ほぼコックしない
・反ったようなトップの形
・下半身主導
・軸を移動してトップが完成
・ダウンで肘が鳩尾まで待てるタイプ
・体側の引き上げで振り抜いてゆく (イチローのフィニッシュ)
・左サイドで引っ張り 左膝前でフェイスローテーをする
・左肘が体にくっついたままフォロー
・フォローで右サイド残る
・右が残り気味に「逆C」フィニッシュ
・前傾角は維持される
【 A2 】
1 グリップ
・左手指先、パラレルなのでクラブに直角、手の平に平行に握るタイプ。ミドルサムになる。
・左手第二関節で握るストレートからややフックグリップ
・肘先を絞るように握る
・右手は反らすように、トリガーグリップとなる
・いちばんオーソドックスで綺麗なグリップ
2 プレショットルーティーン
①ラインどり
・左手、左足メイン
・後方に立ち、(右手で持つこともあるが)左手でクラブを持つ人が多い
・背骨よりも左軸でクラブを持つようにグリップをつくる
・頭をターゲット(飛球線)に対し、左(右利きの場合)へ早めに平行ラインをもつことが大切
・左足キープ 左端●
・クラブは真上から落とすだけ
②シュラッグ(肩の準備運動)
・腕を後ろ回しにして肘先を閉じる(肘先内旋)
・胸を大きく開く
・上腕外旋(相撲の土俵入りの時の書斎に似ている)
・肩を上下、肩のリフトが大切
③手順
・左手左足から
・鳩尾でクラブを握る
・上からクラブを落とすような所作
・ワッグル殆どない
右手の背屈 肘支点のようなワッグル 又はコックだけのようなワッグル
・真っすぐに動く
6 スタンスライン
・スクエア、ストレートボールのイメージで直角に立つ
・右足を引くと肩を廻しやすい 高齢者向け (ベンホーガン)
・インに振り抜くカットになり易く、フェードヒッターが多い。
・オープンスタンスは合わない
7 背筋を伸ばすか否か
・背筋を伸ばす 背側の鳩尾部分、背中に張りを感じるタイプ
・反らしてはいけない
・姿勢の良いタイプが多い (T・ウッズ、宮里藍)
8 5ポイントの確認
・P2P4P5
・後ろ(背側)軸
・ややお尻が突き出るアドレス
10 体幹の入れ替え位置
初心者が一番出来ていない所 回転して入れ替わるもの 窓拭き運動
★フェイスローテーションができるか否か 左手の僅かな動きでヘッドが大きく動くイメージ
・左膝前で入れ替わる (左膝前がローテーポイント)
・左軸真上にポンと切れ上がる
11 コック
・左手首が手の甲に直角に反り上がる 背屈するタイプ アプローチ、パターも手首から
・シャットに上がる (宮里藍)
13 インパクト~フォロースルー
・左ひざ軸でフェイスローテ-が行われる スタンスやや狭め
・早めに体幹が入れ替わる
担ぐようなトップから真上に 狭いところで入れ替わる人もいる (F・カプルス)
・肘が体側に移動しやすい トップ、インパクトに欠けて
・インパクトで右手が終わる
⓰ A2総論
・左足軸 狭めのアドレス 後ろ軸がA1との違い
・上半身外旋 肘先を絞る動き (T・ウッズ)
・正しい模範的アドレス 故に出来る人が米のレッスンプロに多い
・膝下がガニマタになる
・コックは右手背屈
・きっかけはテイクバック
・背中、肩切り上げで真上に引きトップをつくる
・スッと上げるシンプルなトップ
・切り返しは早く下ろしたくなるタイプ 間を取るのが苦手
・胸をキープするとフェイスローテーが決まる ちょっと切り返しで我慢ができる
・右肘は体の真横 トップで締りをイメージ
・低く上げるとトップでの伸び上りもある キャスト傾向(K・J・チョイ)
・I字型のスッと立ったフィニッシュ
・膝は止めておくが、勝手に一気に入ってくる
・上半身の意識で打つ
【 B1 】
1 グリップ
・左手パーム 真っすぐ直角イメージで握る ロングサムになるが直してはいけない
・右手は直角に深く、反る形のウィーク気味(腕内旋・腕先も内旋)
・右手フックに持つのが苦手
2 プレショットルーティーン
①ライン取り
・頭を割ってから入る(目標を見るとクローズドスタンスになりやすいので目標意識を捨てて平行に立つ)
・左側に余裕を持たせるようにする
・右足軸 後方に立ってから右足をけりながら、目標に対して真っすぐにアドレスに入る
②シュラッグ(肩の準備)
・肘を後ろに引いて、肘先は人差し指を軸に内側に廻す (腕内旋肘先内旋)
・肩を低い位置で回す
・腕を小さく使う
③手順
・右軸 右足前でヘッドをポンと落とす所作のひとが多い
・右股関節前でワッグル (右軸)
・後方に構え、右軸で構え、左足へ自然に体重移動してスタンスをつくるようにする
・肘は背中より体に近いところ 肘を引く
・上下、左へ真っすぐなワッグルをする人が多い
6 スタンスライン
・上から直角に入るイメージ
・上半身はカット打ちのライン 早めローテで相殺されるのでおおむねストレート
・肩を開く癖 スクエアを保つのが大切
7 背筋伸ばすか否か
・鳩尾、背は伸ばしてはダメ、伸ばさない 腰の安定が大切なタイプ
・背というよりは腰を張る感じ
・上半身は猫背で良い (内内)
8 5ポイントの確認
・P1P3P5
・腰を下ろす 重心かかったらアドレス
・膝が少し僅かに前に出たアドレス
10 体幹の入れ替え位置
初心者が一番出来ていない所 回転して入れ替わるもの 窓拭き運動
★フェイスローテーションができるか否か 左手の僅かな動きでヘッドが大きく動くイメージ
・P3右股関節軸がローテポイント 腕全体でローテーション
・沈むことできっかけを作るタイプ トップ、ダウンの何れかで必ず作るタイプ
11 コック
・親指方向に折れ曲がるコックをするタイプ (セベ・バレステロス)
13 インパクト~フォロースルー
・右股関節軸でフェイスローテーション
・点に近いインパクト
・打ったらおしまい あとは惰性
・右下半身が上半身にくっつくようなフォロースルーとなるタイプ (長嶋茂雄のスローイング)
・インパクトで右膝が中に入ってくる
・★左足の壁が重要 (内旋)。 膝割れ厳禁
⓰ B1総論
・肩腰に安定感をもち、膝肘を自由に動かすと上手くゆくタイプ 腰を切ってはいけない (B2タイプも)
・狭めスタンス (パラレル)
・下半身が一緒に回転するタイプ
・腕を小さく使うイメージでアドレスに入ると良いタイプ
・バックスイングの入り方は個性的
・コックは親指側
・ヘッドと左膝が同調する
・テイクバック時、肘が背中側に入る
・トップにかけて左肩、左膝が沈む
・肩と手首が近づきたがるタイプ 近づくと上手くゆくタイプ
・肩to肩の素振りが有効
・飛ばしたいときは、切り返し時に肩と手首近づけて一気に回転するとよい
・右股関節前でインパクト フェイスローテ
・左膝壁におっつけるように
・フィニッシュはあまり意識しない 崩れても気にしない
・フィニッシュ後に肩、腰の高さ位置でクラブ回す人が多い
【 B2 】
1 グリップ
・左手はパームの斜め 握りの深いフックグリップ
・右手も深く、もっとも下から握る(下から持ちたくて仕方がないような)フックグリップ
・右手はスクエアまで ウィークにしないこと (腕外旋肘先外旋)
2 プレショットルーティーン
①ラインどり
・後方から曲線斜め、丸く入る意識
・目標意識抜かずに入ることが大切
・大きなショットでは大きく丸く入る
小さなショットでは小さく丸く入る ボールに絡みつくように (ジャンボ尾崎)
・右軸でズルズルと右足が早めに入る
②シュラッグ(肩の動作)
・真上からフワッと広げるように 懐が重要 (腕外旋肘先外旋)
・全部が開く感じで脇の締りを感じてアドレスに入る
・低い位置で肩を開く パターでも大切
③セットアップ
・右足前でクラブを叩く動作の人が多い
・右足から入る
・左手の外旋を意識した動きやモーションが多い
・右股関節前で右足重心の余韻を残しつつ左足に重心を移してアドレスに入る
・体をクロス 丸く、クラブは8の字を描くようなワッグル
6 スタンスライン
・スタンスの向き拘らない
・オープンスタンスが多い (7-8割)
・スクエアだとインサイドアウトになりやすい (ドロー)
・もっとも極端にフックが打てる
軸足右足に力をためて 右を向きインサイドアウト
・レアなクローズドスタンス (1-2割)
・フォローサイドをクローズに引っ張り込んで右向いてフェードも打てる器用さ
7 背筋は伸ばすか否か
・伸ばしてはダメ 懐を広くとる 広く持ったスイング
・反らさないでハンドダウン
8 5ポイントの確認
・P1P3P5 腰の付け根、股関節
・前側 やや膝が出る 重心かかったらアドレスに入る
・ハンドダウン 懐が広い
10 体幹の入れ替え位置
初心者が一番出来ていない所 回転して入れ替わるもの 窓拭き運動
★フェイスローテーションができるか否か 左手の僅かな動きでヘッドが大きく動くイメージ
・右股関節前がオーテポイント
・揺らして沈む 横移動
・腰安定タイプ 沈む動作がきっかけとなる
11 コック
・肩軸、肘でまったりと上がるようなコック
・コック量は多い
・下ろすとき肘から入ってくる
13 インパクト~フォロースルー
・右鼠径部軸 右でフェイスローテ-
・ガニマタ気味にインパクト 外旋外旋なので
・タメてダウンスイング 一気に開放
・長い押し込むようなフォロースルー 「斜め45度に押すイメージ」(尾崎将司)
⓰ B2総論
・4スイング理論で一番救われている人が多い 脱A2の理論が先決 毒されて上手くいっていない人多い
・綺麗なスイングを求めない 型にはめない
・動きたいクロスの動き 丸、曲線ををイメージする
・揺すって動きながらのスイングを考える
・右軸 右から左への体重移動でアドレスに入る
・ハンドダウン 動きの通り道をつくる
・外旋外旋 外重心を意識する
・右サイドで縮みからトップにかけての伸びが見られる
・チンバックをする人もいる (J・ニクラウス)
・沈んでパワーをためるタイプ 上下動、浮き沈みOK 気にしない
・腰肩軸 動かさない
・膝肘 動かす
・テイクバックで左膝前に出る (外旋外旋 後ろ重心
・下半身主導 肘が腰に降りてくるまで我慢し一気に開放
・インサイドアウト フッカーが多い
・クローズドフェード 左に引っ張る フォローで縮むタイプも居る (レア 1-2割
・フィニッシュでクラブが跳ね上がる (A・エルス)
・フィニッシュで体残る 余りターンさせないでOK (丸山茂樹)
・8の字OK 伸び伸びと加田らの反作用を使うと上手くゆくタイプ
Ⅱ 左右軸別
3 スタンス幅
A(A1 A2)クロス
・広い
・下半身の体重移動が大きいため
B(B1 B2)パラレル
・狭い
・下半身の体重移動が小さいため
4 フェイスターンニングポイント
A(A1 A2)左足軸
・左膝前
・インサイドに抜く
B(B1 B2)右足軸
・右股関節前
・インサイドアウトに抜く
9 止める/動かす場所
A(A1 A2)左足軸
・P2P4安定なので動かさない
・P1P3(肩・腰)を動かす 肩を切り上げる動き
B(B1 B2)右足軸
・P1P3安定なので動かさない
・P2P4(肘・膝)を動かす テイクバックで左ひざが前に出る動き
Ⅲ クロス・パラレル別
5 スイング軌道
(A1 B2) クロス
・真っすぐが苦手
・時間差捻転ができる
・上半身の開き 我慢できる
・ダウンスイングでインサイドアウト アウトサイドイン どちらもできる
(A2 B1) パラレル
・アウトサイドインになりやすい
・上半身だけ我慢 できない
・インサイドアウトが苦手
・肩口からボールに対して直線的にクラブが下りる
7 アドレス時の肘の位置
(A1 B2)クロス
・鳩尾の前
・特にA1は前 ボールドリル(肘内に挟む)が有効
・腹がに余裕のある前アドレス
・猿腕(肘先が開く)のように肘先が少し開く
(A2 B1)パラレル
・体の真横
・早めに肘が下がる所作
・特にB1は背中側に肘を引く感じの位置で懐が一番狭いアドレスになる
12 入射角
(A1 B2)クロス
・船底スイング
・斜めに上から遠回りするように降りてくる 下半身を連動したスイング
(A2 B1)パラレル
・V字スイング
・背1本軸を左に入れ替える 上から落とすだけ
14 リズム
(A1 B2)クロス
・丸い曲線イメージのリズム 斜めに体幹を使う
・切り返しで間
・「チャー・シュー・メン」では忙しく間に合わない 「チャー」でテイクバックの始動 または「の」を入れないとダメ
・タメをつくる間をいれてやると良いタイプ
(A2 B1)パラレル
・体幹の入れ替え速い 背骨を中心に入れ替えるだけ
・「チャー・シュー・メン」でリズムを取れる 「チャー」は停止から
・トップで止まって待つ間
・イチニイチニで間が取れる
15 上半身始動か 下半身始動か
(A1 B2)クロス
・下半身から
・広めスタンス 上半身止めて下半身から体重移動 ★連動が重要
(A2 B1)パラレル
・上半身から
・上げる時に下(下半身)は入れていない (勝手についてきている感じ)
・使わない下半身 下半身の意識を抜いて良い
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初版20220318