【川崎市長選挙】福田のりひこ「無所属」初当選
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任期満了に伴う川崎市の市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の新人で元神奈川県議会議員の福田紀彦氏が、自民党、民主党、公明党が推薦する新人らを抑えて、初めての当選を果たしました。
川崎市長選挙の開票結果です。
▽福田紀彦(無所属・新)、当選、14万2672票
▽秀嶋善雄(無所属・新)、13万9814票
▽君嶋千佳子(無所属・新)、8万5475票
福田氏が、自民党、民主党、公明党が推薦する元川崎市財政局長の秀嶋氏と、共産党が推薦する君嶋氏を抑えて初めての当選を果たしました。
福田氏は41歳。
衆議院議員の秘書を経て、平成15年の神奈川県議会議員選挙に民主党から立候補して初当選し、2期目の途中で、前回(4年前)の川崎市長選挙に立候補しましたが、落選しました。
川崎市長選挙は、3期務めた阿部孝夫市長が引退を表明して新人3人の争いとなり、福田氏は、市役所や官僚出身の市長が続く市政からの転換や、小中学校に習熟度別のクラスを導入するなど、市独自の教育の実現を目指すと訴えました。
そして、いわゆる無党派層などの支持を集め、秀嶋氏との接戦を制して初めての当選を果たしました。
福田氏は「市役所や官僚出身の市長が続いている状況では市民の力をいかせないと訴えてきた。今の市政を変えたいという市民の思いが今回の結果につながったのではないか。川崎市は若い街だが、急速に高齢化も進んでおり、有効な福祉政策を打ち出していきたい。また、東京と横浜の間にあるという地理的な特長を生かしてわくわくする街にしたい」と述べました。
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