衆院鹿児島2区補選

衆院補選、27日投開票＝与野党幹部・最後の訴え－鹿児島2区　

衆院鹿児島２区補欠選挙は２７日、投開票される。元職と新人の計６人が出馬した選挙戦は、公明党が推薦した自民党候補と、民主党など野党４党の推薦を受けた無所属候補の事実上の一騎打ち。消費税率が８％に引き上げられてから初の国政選挙で、結果は安倍晋三首相の政権運営に影響を与える可能性もある。

選挙戦最終日の２６日、林芳正農林水産相が自民党候補の応援のため南九州市を訪れ、「ふるさとを守るために戦う。最後の最後のお願いだ」と訴えた。

民主党の海江田万里代表は、鹿児島市で生活の党の小沢一郎代表とともに街頭に立ち、「鹿児島県民の誇りを懸けた選挙だ」と、推薦した無所属候補への支持を呼び掛けた。

補選は、医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件に絡む徳田毅前衆院議員の辞職に伴うもので、１５日の告示以降、与野党は幹部らを投入して総力戦を展開した。

鹿児島県選管によると、鹿児島２区の有権者数は２７万８６４３人（１４日現在）。
２５日までの期日前投票者数は２万５０３０人で、２０１２年の前回衆院選の同時期より約３割少なかった。
　

　◇立候補者（届け出順）
有川　美子　４２　介護福祉士　　諸　新
三島　照　　７２　元奄美市議　　共　新
金子万寿夫　６７　前県議　　　　自　新
　　　　　　　　　　　　　　　　推（公）
碩　　利昭　４６　自営業　　　　無　新
松沢　力　　３２　幸福党員　　　諸　新
打越　明司　５６　元衆院議員　　無　元
　　　　　　　　　　推（民、維、結、生）

時事通信（2014/04/26-19:17）


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