尾瀬（ミズバショウ見頃）

【山　名】尾瀬　 1968.8mアヤメ平（群馬県）
【日　程】平成２４年　６月　２日（土）
【同　行】単独
【天　候】晴れ
【ルート】自宅5:50===5:20富士見下Ｐ----6:00田代原---7:15富士見峠---8:50竜宮---9:50山の鼻----10:40鳩待ち峠---
12:00横田代12:15----13:10富士見峠-----１４：４５富士見下
【行　程　L=30.5km +-1400m 行動時間9:25
【地　図】ルート図はこちら
【温　泉】寄居山温泉ほっこりの湯　５００円 （リニューアルして綺麗になりました）


　原発事故以来、東電の管理費問題や先週の落雷の事故など気になっていた尾瀬。今年は雪が多く、花盛りには
未だ早いと思いましたが出かけてみました。早朝から鳩待ち峠方面にはバスが行ってますが、富士見下は閑散。

　
　富士見下　先客は１台のみ


　花粉症が酷く眠られぬ日々が続いていましたが、珍しく好天に恵まれ順調に富士見峠に向かいました。


　
　田代原



　
　アヤメ平下から見上げる


　
　アヤメ平の大雪庇から下ったと思われる雪



　富士見峠小屋付近は雪が融け、順調に尾瀬ヶ原に降りられると思いましたが、ここからは雪解けは進んでおら
ず、雪上の歩行とに。

　
　富士見峠小屋


　
　富士見田代から燧ヶ岳


　富士見田代からは、赤布たよりの道ですが雪は締まっており足は沈まずスパッツ無しでも問題はありません。


　


　日当たりの良いところにはショウジョウバカマが咲いてました


　


　雪が無くなる標高１７００ｍ付近まで下ると、尾瀬ヶ原が眺望できます。


　


　そして、美しいブナ林を抜けて尾瀬ヶ原へ


　


　ミズバショウは見頃を向かえていました


　
　至仏山


　
　竜宮への歩道


　
　景鶴山


　

　

　
　リュウキンカは未だ咲き始めでしたが、至る所に鹿が侵入した跡があり湿原は相当痛んでいるようです。


　
　燧岳 リュウキンカの周囲は鹿がコネた跡


　
　至仏山


　お馴染み、下の大堀付近の撮影ポイントは人だかり


　


　


　


　富士見下から竜宮まで誰一人会わなかったのですが、竜宮付近からはかなりの人出。さらに山の鼻に近づくに
従いその数は増えていきます。


　

　


　
　ボッカさん頑張れ


　そして、鳩待ち峠はバスがイッパイ。自家用車をいくら規制しもバスが無駄なアイドリングをしているのでは
何もなりません。何とかならんモンでしょうか？


　
　バス待ち峠


　ここでは休まず、再び残雪の尾根道を富士見峠に向けて歩きました


　


　湿原の雪は融けていますが林内は未だ厚い雪に覆われ、赤布を目印に進みます。


　
　中ノ原から至仏山


　
　中之岳、八海山方面


　そういえば昨年の今頃、尾瀬の放射線量を測りにここへ来たのを思い出しました。
　当時は、原発事故間もない頃で福島に近い尾瀬が心配でしたが、幸いあまり高い値が出なくてホッとしました。
しかし、その後東電の所有地が多い尾瀬では管理問題など原発事故の余波は広がり、尾瀬保護財団も財政難に
直面しているそうです。
　
　
　標高１８００ｍを越えるアヤメ平への道、殆ど雪が残っていますが湿原になると消えてしまいます。

　


　ツボ足で時々雪に足を取られながらアヤメ平まで来ると雲行きが怪しくなって来ました。


　
　アヤメ平から燧ヶ岳


　
　平が岳方面


　
　至仏山


　まだまだお花畑の季節には遠いようですが、日溜まりにはチラホラ花が咲いておりました。


　
　尾瀬のお天気花　タテヤマリンドウ


　
　ショウジョウバカマ


　富士見下を出発して８時間疲れきった所でようやく富士見峠へ。ここからひたすら富士見下までの林道７ｋｍ
を歩き続けるのですが、花を探したり田代原で休んだりで何とか帰ることが出来ました。
　鳩待ち峠は山ほどの観光バスでしたが、富士見下から富士見峠への道は往復とも誰にも会いませんでした。


　
　オオカメノキ



　


　２週間ほど花粉症が酷く、先週末は寝て曜日
　迷ったのですがどうせ寝られないのならと
　早起きして出かけました
　お陰で帰った晩は、毎晩隣で爆睡の人を気にせず
　数週間ぶりの熟睡が出来ました
　

　そんな訳で ボタンを押して頂けると嬉しいデス



　

　「友の会」の会員募集しいるそうなのでこちらも宜しくデス。