「心」のシステムは、行動の結びつき(絆)を生じさせるような条件下で、互いに作用することができる。この結びつき(絆)にさいして、個人Aの心的行為は、個人Bの変形開始の起源となり、また個人Bの補正行動は逆に個人Aの変形開始の起源として作用する。再び個人Aの補正行動は、個人Bの再変形の起源として作用し、結びつき(絆)が中断されるまで再帰的に持続する。こうして連鎖した一連の作用が生成し、それぞれの作用領域において個人の行為は、行為する個人の構成によってのみ規定される。そのため各行為は、構成的には他の個人の行為の生成とは別であるにもかかわらず、他の個人から見れば、連鎖が持続する限り、補正可能な再変形の起源となる。この補正可能な変形は、接続された行動の前後関係、背景、状況、文脈として有意味な表現をすることができる。これがコミュニケーション作用である。・・・・・つづく。
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