茂木健一郎 @kenichiromogi さんのツイートだ。
――この人しつこいなあ。
どうでもいいことだけど、出自に異常にこだわるひとは、自分自身の出自に不安を持っているケースが多いよ。アドルフ・ヒトラーとか。
在日とか、朝鮮人とか、そういう言葉は人間的に即アウトだから、いい加減やめなよ。 https://twitter.com/aurelius0417/status/645055566776156160 …〔11:07 - 2015年9月19日 〕――
僕も今朝、
はるみ@東京5区 @harumi19762015 さんの
――こどもが大きくなったら、「ママこの下にいたの、あなたが戦争に行かないよう叫んだの、みんなで止めたんだよ」って言いたい。〔20:59 - 2015年9月7日 〕 ――
というツイートをRTしたら、
フォロワーでも何でもない無関係な人から
「あなた、朝鮮人の家系ですか」
と尋ねられた。
即刻、ブロックさせてもらった。
アカウント名を見たら、
三島由紀夫から借りたみたいだった。
もし、三島当人だったら、
こういう返信は、
逆立しても寄越してこないと思う。
ネトウヨと
呼ばれる人にはこの種の錯覚が多そうだ。
その御大将である安倍某に至っては、
勘違いの程度は、
明らかに限度を超えている。
滑稽なのは、
錯覚という火に
油を注いでいるのは、
支持者であるはずのネトウヨだということだな。
なあ、
安倍さん、
目をしっかり開け、耳を澄ましてごらん。
あんた、裸な上に、一人ぼっちだよ。
なこと考えてると、
ぴったりな記事があるのを見つける。
資料として、
添付しておく。
安倍某は、
不安な気持ちをネトウヨたちの理不尽な
暴論で埋め合わせしていたのだ。
〔資料〕
「安倍首相が広がる安保法制反対の声に“俺にはネットがある”と強弁…やっぱり心の支えはネトウヨだった!」
リテラ(2015.09.20)
☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2015/09/post-1509.html
大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こるなかで、安保法案を強行した安倍首相。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠にこんな強気でいられるのか?」と思ったにちがいない。
だが、ここにきて、“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。
昨日19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した、安保法制成立までの安倍首相の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには、安保法案の国会審議が進むなかで〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍首相の姿が、こう描かれている。
〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。
「今は昔と違ってインターネットがある」〉
つまり、安倍首相は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというのだ。
たしかに国会審議中も、そして可決前後も、ネットの大勢は安倍首相の味方だった。各社世論調査では国民の6割以上が今国会での可決に反対していると伝えられているのに、SNSやネット掲示板では“安保法制大賛成”に“安倍礼賛”、そして“反対野党への異様なバッシング”が大半を占めていたのだ。
本サイトで既報のとおり、先日の北関東地方での記録的な豪雨による大規模水害の際にも、安倍首相はすぐに対策を講じず身内と国会答弁の口裏合わせを行っていた。にもかかわらず、ネットでは「堤防決壊は蓮舫がスーパー堤防を仕分けしたせいだ!」などと言って民主党のせいにする事実無根のデマが流布していた。
衆院特別委での強行採決に関しても、先に鴻池祥肇委員長を取り囲む“スクラム”を仕掛けて一方的な採決にもち込んだのは与党側だったのに、ネットでは「平和のためなら暴力も厭いませんwwwww」などと野党にばかり批判が集中。なかでも民主党は「日本の邪魔すんじゃねえよバカ民主」「民主党は暴力政党!!!」と盛大に貶されていた。
また、国会で安保法案の欠陥を鋭く指摘してきた共産党も、「共産党の街宣車が鬱陶しい アカは死ね(直球)」「共産党はクソ雑魚なのになにを意地張ってらっしゃるんですかねええ...ぇぇ...」と馬鹿にされ、本会議で一人牛歩戦術に打って出た山本太郎議員にいたっては、「共感できるとかほざいてるキチガイがいるのに驚くわ…日本人じゃないだろ」「シナチョンにコントロールされた馬鹿は死ね」とヘイトスピーチが乱れ飛ぶ始末。
もう、本サイトの読者であればお分かりだろうが、これら“野党痛罵”を繰り返す発言者を注意深く見てみると、やはり、韓国や在日コリアンへの差別を扇動するヘイトスピーカーであり、ネット右翼であることがわかる。
結局のところ、「今は昔と違ってインターネットがある」という安倍首相の発言は、こうしたネトウヨによる他党への罵詈雑言、自分への賞賛を頼りにしていた、ということなのだ。現実の世論は安保法制反対が大勢だから、ごくごく一部のファナティックな安倍支持者が大量の発言を行うネット空間に浸ることによって、癒されていたのだろう。
こんな人が日本の総理大臣なのかと思うと情けなくてしかたがないが、しかし考えてみれば、もともと安倍首相は“ネトウヨの頭領”であったのだから、これも必然かもしれない。
安倍政権がこれまでずっとネット上の広報戦略を重視してきたのは有名な話だ。
安倍は、下野時の2012年2月からFacebookを始め、政権奪回に向けて毎日のように更新し続けていたが、政権を奪回する13年末の衆院選前には〈これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉と投稿するなど、自身を“アンチマスコミの共闘者”と印象づけていた。ようは、自分に批判的なマスコミを偏向報道に勤しむ“マスゴミ”と位置づけることで、反マスメディア的傾向が強いネトウヨたちの支持をとりつけたのだ。
こうしてネトウヨたちは安倍シンパとなり、そのなかからは自民党のネット別働部隊であるJ-NSC(通称・ネトサポ)に参加する者も現れた。J-NSCの活動はネット上での他党のバッシング、平たく言えばネット世論の工作である。
今回の安保法案審議中も、ネトサポは日夜行動していたことが予想されるし、実際に本サイトは、前述の「堤防決壊は民主党のせい」というデマの動きのなかでも、彼らの活動があったことを確認している。
こうして跋扈するネトウヨ・ネトサポが、絨毯爆撃のように“安倍礼賛”“野党痛罵”を繰り返しているのがSNSやネット掲示板の世界なのだ。多くの専門家が、こうした人々によるカキコミによってネット世論がノイズだらけになり、現実世界と乖離するということを指摘している。
繰り返すが、安倍首相は、このようなネトウヨ・ネトサポが工作したネットの模様を見て、自らを慰めていたわけである。いや、ひょっとしたら、案外本気でネットのほうが現実世界よりも正確に世論を反映しているとすら考えているのかもしれない。
人は見たいものしか見ないというが、一国の首相がそんなバイアスのかかった感覚で政治を行っているのだとしたら、国民はたまったもんじゃない。
いずれにせよ、安倍首相がネトウヨやネトサポがつくり出した“偽の世論”を鵜呑みにしていれば、そのうち痛い目にあうのは間違いないだろう。
(宮島みつや)
――この人しつこいなあ。
どうでもいいことだけど、出自に異常にこだわるひとは、自分自身の出自に不安を持っているケースが多いよ。アドルフ・ヒトラーとか。
在日とか、朝鮮人とか、そういう言葉は人間的に即アウトだから、いい加減やめなよ。 https://twitter.com/aurelius0417/status/645055566776156160 …〔11:07 - 2015年9月19日 〕――
僕も今朝、
はるみ@東京5区 @harumi19762015 さんの
――こどもが大きくなったら、「ママこの下にいたの、あなたが戦争に行かないよう叫んだの、みんなで止めたんだよ」って言いたい。〔20:59 - 2015年9月7日 〕 ――
というツイートをRTしたら、
フォロワーでも何でもない無関係な人から
「あなた、朝鮮人の家系ですか」
と尋ねられた。
即刻、ブロックさせてもらった。
アカウント名を見たら、
三島由紀夫から借りたみたいだった。
もし、三島当人だったら、
こういう返信は、
逆立しても寄越してこないと思う。
ネトウヨと
呼ばれる人にはこの種の錯覚が多そうだ。
その御大将である安倍某に至っては、
勘違いの程度は、
明らかに限度を超えている。
滑稽なのは、
錯覚という火に
油を注いでいるのは、
支持者であるはずのネトウヨだということだな。
なあ、
安倍さん、
目をしっかり開け、耳を澄ましてごらん。
あんた、裸な上に、一人ぼっちだよ。
なこと考えてると、
ぴったりな記事があるのを見つける。
資料として、
添付しておく。
安倍某は、
不安な気持ちをネトウヨたちの理不尽な
暴論で埋め合わせしていたのだ。
〔資料〕
「安倍首相が広がる安保法制反対の声に“俺にはネットがある”と強弁…やっぱり心の支えはネトウヨだった!」
リテラ(2015.09.20)
☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2015/09/post-1509.html
大多数の国民の反対を無視し、大規模なデモが巻き起こるなかで、安保法案を強行した安倍首相。その姿を見て、きっと多くの人が「この男はいったい何を根拠にこんな強気でいられるのか?」と思ったにちがいない。
だが、ここにきて、“安倍御用メディア”産経新聞が、その答えを書いていた。
昨日19日付朝刊の一面で「安保新時代」と題した、安保法制成立までの安倍首相の姿を描くドキュメントを掲載した。そこには、安保法案の国会審議が進むなかで〈一部メディアの反対キャンペーンが、世論へ浸透〉、激しいデモが起きて、世論調査でも反対意見が圧倒的多数を占めるという状況におかれた安倍首相の姿が、こう描かれている。
〈それでも首相は動じなかった。周囲には強気でこう語っている。
「今は昔と違ってインターネットがある」〉
つまり、安倍首相は“デモやマスコミ、世論調査がなんと言おうと、俺にはネット民がついている”と語っていたというのだ。
たしかに国会審議中も、そして可決前後も、ネットの大勢は安倍首相の味方だった。各社世論調査では国民の6割以上が今国会での可決に反対していると伝えられているのに、SNSやネット掲示板では“安保法制大賛成”に“安倍礼賛”、そして“反対野党への異様なバッシング”が大半を占めていたのだ。
本サイトで既報のとおり、先日の北関東地方での記録的な豪雨による大規模水害の際にも、安倍首相はすぐに対策を講じず身内と国会答弁の口裏合わせを行っていた。にもかかわらず、ネットでは「堤防決壊は蓮舫がスーパー堤防を仕分けしたせいだ!」などと言って民主党のせいにする事実無根のデマが流布していた。
衆院特別委での強行採決に関しても、先に鴻池祥肇委員長を取り囲む“スクラム”を仕掛けて一方的な採決にもち込んだのは与党側だったのに、ネットでは「平和のためなら暴力も厭いませんwwwww」などと野党にばかり批判が集中。なかでも民主党は「日本の邪魔すんじゃねえよバカ民主」「民主党は暴力政党!!!」と盛大に貶されていた。
また、国会で安保法案の欠陥を鋭く指摘してきた共産党も、「共産党の街宣車が鬱陶しい アカは死ね(直球)」「共産党はクソ雑魚なのになにを意地張ってらっしゃるんですかねええ...ぇぇ...」と馬鹿にされ、本会議で一人牛歩戦術に打って出た山本太郎議員にいたっては、「共感できるとかほざいてるキチガイがいるのに驚くわ…日本人じゃないだろ」「シナチョンにコントロールされた馬鹿は死ね」とヘイトスピーチが乱れ飛ぶ始末。
もう、本サイトの読者であればお分かりだろうが、これら“野党痛罵”を繰り返す発言者を注意深く見てみると、やはり、韓国や在日コリアンへの差別を扇動するヘイトスピーカーであり、ネット右翼であることがわかる。
結局のところ、「今は昔と違ってインターネットがある」という安倍首相の発言は、こうしたネトウヨによる他党への罵詈雑言、自分への賞賛を頼りにしていた、ということなのだ。現実の世論は安保法制反対が大勢だから、ごくごく一部のファナティックな安倍支持者が大量の発言を行うネット空間に浸ることによって、癒されていたのだろう。
こんな人が日本の総理大臣なのかと思うと情けなくてしかたがないが、しかし考えてみれば、もともと安倍首相は“ネトウヨの頭領”であったのだから、これも必然かもしれない。
安倍政権がこれまでずっとネット上の広報戦略を重視してきたのは有名な話だ。
安倍は、下野時の2012年2月からFacebookを始め、政権奪回に向けて毎日のように更新し続けていたが、政権を奪回する13年末の衆院選前には〈これから1ヶ月こうしたマスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います〉と投稿するなど、自身を“アンチマスコミの共闘者”と印象づけていた。ようは、自分に批判的なマスコミを偏向報道に勤しむ“マスゴミ”と位置づけることで、反マスメディア的傾向が強いネトウヨたちの支持をとりつけたのだ。
こうしてネトウヨたちは安倍シンパとなり、そのなかからは自民党のネット別働部隊であるJ-NSC(通称・ネトサポ)に参加する者も現れた。J-NSCの活動はネット上での他党のバッシング、平たく言えばネット世論の工作である。
今回の安保法案審議中も、ネトサポは日夜行動していたことが予想されるし、実際に本サイトは、前述の「堤防決壊は民主党のせい」というデマの動きのなかでも、彼らの活動があったことを確認している。
こうして跋扈するネトウヨ・ネトサポが、絨毯爆撃のように“安倍礼賛”“野党痛罵”を繰り返しているのがSNSやネット掲示板の世界なのだ。多くの専門家が、こうした人々によるカキコミによってネット世論がノイズだらけになり、現実世界と乖離するということを指摘している。
繰り返すが、安倍首相は、このようなネトウヨ・ネトサポが工作したネットの模様を見て、自らを慰めていたわけである。いや、ひょっとしたら、案外本気でネットのほうが現実世界よりも正確に世論を反映しているとすら考えているのかもしれない。
人は見たいものしか見ないというが、一国の首相がそんなバイアスのかかった感覚で政治を行っているのだとしたら、国民はたまったもんじゃない。
いずれにせよ、安倍首相がネトウヨやネトサポがつくり出した“偽の世論”を鵜呑みにしていれば、そのうち痛い目にあうのは間違いないだろう。
(宮島みつや)
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