ナチス入門をファッションとして考える人たち

きむらとも
‏@kimuratomo さんのツイート。

――『欅坂46ナチス風衣装にユダヤ人権団体が嫌悪感　秋元康氏とソニーミュージックに謝罪求める』安倍政権以降、大戦の反省と記憶を「未来志向」なる言葉で、風化・改竄しようとしている日本政府。一度世界中から徹底的に叩かれ恥かいた方が良いだろう。〔19:25 - 2016年11月1日 〕―—



ネトウヨがどこから湧き出たか。

在特会が

こんなに有名になるまでは、

ナチスの音楽に憧れたり、格好を真似したがることに

寛容だった。

たとえば、

僕は、

「Blitzkrieg Bop」という曲の歌詞の

翻訳までやってしまった

（拙稿「The Ramones - Blitzkrieg Bop Live at CBG...」参照。＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e67bf181bd7b9be32829f4345cb23d8c）。



しかし、そういう志向は、

きむらともさんが指摘するように

「大戦の反省と記憶を風化・改竄しようとしている」

気持ちの現れなんだと

見ていいのだろう。

そう考えを改めるに至った。

すなわち、暗黙の了解で「ナチス賛美」にならないように

踏みとどまっていた一線を超えてしまった

と受け止めるに至った

（mipoko:NoWarNukesFur‏@mipoko611 さんのツイート〔10:53 - 2016年11月1日 〕）。

実際、

音楽プロデューサーの

秋元康に

ナチズムにかぶれたおっさんの卑しさを感じる。

その卑しさは、

彼の

次の謝罪の仕方に端的だ

（2016年11月1日19時54分付、朝日新聞記事「欅坂４６のナチス酷似衣装、所属会社と秋元康さん謝罪」参照）。

いわく、

　ニュースで知りました。ありえない衣装でした。
　事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。
　スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。
　大変申し訳なく思っています。
　再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います云々。

☆　記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASJC16D83JC1UCVL01Q.html

謝罪するのは、懐の深さの反映だよ。

何も悪いことはしてない

けどね、

面倒だから――

というわけだな。

確か

長谷川豊もこんな謝罪の仕方だったよね。

誠実さのない人間同士、

たまたま一挙手一投足が似てしまったの図だ。

しかし、

本当にたまたまなのか？

幼児性の現れとして、

こいつらの場合、

一括りに括れるのではないか。

島田虎之介‏@Shimatorax さんが

こんなツイート。

――小学生の頃ナチスの軍服がカッコよくてハーケンクロイツの旗なんか買ったりしてたんだけど、いろんな戦争映画見たりしてるうちに「これはダメなんじゃないの…」と理解するようになって中学生になる前にすべて捨てましたね。秋元康とソニーは小学生のわたくしよりレベル低いんだよ〔0:51 - 2016年11月2日 〕—―

僕は、

「鷲は舞い降りた」とか

「Uボート」の映画を見てドイツ軍もかっこいいじゃん

という印象を

もっていた。

しかし、上に述べたように

在特会の活動や

安倍マリオが反面教師になって、

これがナチスかと、

嫌悪感を催すようになった。

ナチスからすれば、

おい、おい、我々は、

保育園を襲撃したというチンピラ一味、在特会と一緒なのか。

国会答弁で

「～の中にあって」と

意味不明なことをよく言っている、

あの安倍晋三さんと同類？

堪忍してよ

と言われるんじゃないかと思うが――。

要するに、

安倍マリオらとつるむ

秋元康とソニーは、

小学生の島田虎之介‏より

レベル低いと同時に、

当の

ナチスからも

「あっち行け、シッ、シッ」

追っ払われる

存在だということだな。

とかなんとか

言っている内に

TIME社が

「Japanese Girl Band Sparks Outrage with Nazi-Style Outfits」

というニュースを発信したようだ。

☆　記事URL:http://time.com/4552944/japanese-band-nazi-uniform/?xid=tcoshare

間違いなくこれで秋元康やソニーは、

世界の笑われ者だ。

被爆国なので、

戦後、GHQの日本の軍部に対する戦争責任の追及が

甘かった。

今、その弊害が露呈した感じだな。