このデモの原動力は、
カップルに対する僻みだろう。
その点で、
韓流反対、女性専用車反対を
叫ぶのと
五十歩百歩だと見ていいだろう。
そういう意味では
「主催者が語る、そのオソロシイ野望」という
副題をつけ
取材記事を書いていらっしゃる
吉川慧 さんという方は、
ピントが
ずれまくっている
(下記〔資料〕参照)。
なお、
日本の場合、
社会運動を整理しにくい要素として、
安倍晋三が
れっきととした「反日」であるにもかかわらず、
右翼の仮面を
被っていることがある。
「クリスマス粉砕」のデモ隊は、
自民党の
「婚活・街コン推進議員連盟」などが進める婚活推進プロジェクトなどについて、
批判的なようだ。
すなわち、
「政治は民事不介入であるべき。優れた人のみを優遇する優勢政策であり、我々としては反対する」
と述べている
(下記〔資料〕参照)。
しかし、この見方は、
表層的だ。
自民党の考える未来像として
人口政策は、
半減で結構が本心だろう。、
子どもの
不足を問題としているように見ても、
国を担う
「個人」が必要という意味でなく、
「弾」としての
人が欲しいだけだ。
だから婚活を後押しするように見えて
実際は何もしない。
国の後押しを期待した
若者たちは、
結局、ポーズに過ぎないと、
政府の本心が分かってがっかりするだけだ。
そういう現実を
むしろ、しっかり見るべきだ。
〔資料〕
「『クリスマスを粉砕せよ!』渋谷でデモ 主催者が語る、そのオソロシイ野望」
The Huffington Post (2016年12月24日 15時45分 JST )
☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/23/anti-xmas-demo_n_13810374.html?ncid=engmodushpmg00000004
カップルなどで賑わうクリスマスイブ(12月24日)の東京・渋谷で、「非モテ(モテないこと)」を自称する人々が集結し、デモ行進で「クリスマス粉砕」を叫んだ。
この「クリスマス粉砕デモ」は、恋愛資本主義への反対を掲げる革命的非モテ同盟(革非同)が主催。2006年から、ほぼ毎年クリスマスの時期に実施している。革非同は「モテない人の明るい未来を築き上げるべく、非モテ同士の連帯を」と提唱している。
デモ隊は午後1時に渋谷・宮下公園を出発。約40分にわたって20人ほどの参加者が渋谷の街を練り歩いた。デモでは「リア充は爆発しろ!」「カップルは自己批判せよ!」といったシュプレヒコールがあがった。また、スマホゲーム「ポケモンGO」がクリスマスバージョンになっていることに絡めて「ピカチュウはサンタ帽を外せ!」など、クリスマスで浮き足立った世の中への警鐘を鳴らした。
クリスマスイブ、渋谷に響いた非モテたちの叫びを聞いた沿道の人からは「なにアレ、うけるんだけど」「がんばれー!」といった声も聞かれた。
■『メリークリスマス』ではなく『ハッピーホリデー』を使おう
今回のデモにあたって、革非同の革命評議会議長・マーク・ウォーター氏は「多様な人種や宗教の人々が暮らすアメリカでは、ポリティカルコレクトネスの観点から『メリークリスマス』ではなく『ハッピーホリデー』という言葉を使うようになっている」とした上で、「クリスマス粉砕が世界的な本流になりつつある。我々の主張は最初から正しかった」と述べた。
またマーク・ウォーター氏は、「2016年は"ダイバーシティ"を掲げた小池百合子氏が都知事になった。東京の多様性を掲げているが、非モテに対しても認めていただけるのか。。非モテにとってこれからが勝負になる」と述べた上で、「非モテ階層が社会の中でも迫害されずに生きていけるよう、非モテのセーフティネットを訴えていきたい」とデモに対する決意を述べた。
クリスマスの粉砕は、結果的に少子化の流れに拍車をかけるのではないか。こうした懸念にマーク・ウォーター氏は、「世界は人口増加の一途で、日本の少子化はグローバルな観点から見ては影響はない。少子化でGDPも縮小するが、それを前提とした国家運営をすべき」と主張。その上で、自民党の「婚活・街コン推進議員連盟」などが進める婚活推進プロジェクトなどについて、「政治は民事不介入であるべき。優れた人のみを優遇する優勢政策であり、我々としては反対する」と語った。
初めてデモに参加した40代男性は「非モテの権利を訴えるデモに感動した。私たちが非モテの代弁者にならないと」と興奮気味に話した。
デモ終了後、マーク・ウォーター氏は「クリスマスは粉砕された」と明言。次回のデモ開催については「クリスマス粉砕デモをしなくても良いような世の中になるように願う」と明言を避けた。
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