のんきに介護

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毎日新聞 / 「東日本大震災:重度うつ死亡リスク4倍 宮城の高齢者調査」

2018年02月18日 13時39分28秒 | 日々の思い
泣きっ面に蜂だな。

鬱病の人に限って認知症が併発しているという。

認知症のため、

必要な情報を整理し切れなくなって、

無力感にされされ、

委縮している心が益々、萎縮する結果、

死を選んでしまうんだろう。

他に人との接触が大きな癒し効果があるようだ。

周りの人は、

極力、気を付けてあげて欲しい。


〔資料〕

「東日本大震災:重度うつ死亡リスク4倍 宮城の高齢者調査」

   毎日新聞(2018年2月17日 20時5分)

☆ 記事URL:https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20180218k0000m040051000c/

 東日本大震災の津波被害を受けた宮城県岩沼市玉浦地区で、もともと重度のうつ傾向だった高齢者の死亡リスクは、うつ傾向のない人より約4倍高かったとの調査結果を、東北大などの研究チームがまとめた。各市区町村に作成が義務付けられている避難時の「要支援者名簿」には精神障害者を含めていないケースもあるが、チームは「行政は、うつ傾向の人への支援策も考える必要がある」と指摘する。
 チームは高齢者の大規模調査プロジェクト「日本老年学的評価研究」の一環で、震災7カ月前の2010年8月に同地区に住む65歳以上の860人の健康状態などを調べていた。重度のうつ傾向だったのは39人で、このうち震災当日に5人が亡くなった。死亡率は12.8%で、うつ傾向がなかった人の死亡率(3%)より高かった。住居の海岸線からの距離などを考慮しても3.9倍のリスク差があったという。
 この要因について、チームは(1)うつ病と併発することがある認知症のため、避難の必要性を的確に判断できなかった(2)「避難しても助からない」と否定的に考えて、避難意欲が低下した--などと推測している。
 また、震災翌日から14年5月までの約3年2カ月で95人が亡くなったが、友人と年数回以上会う人の死亡リスクは、全く会わない人の0.46倍と低かった。周囲とのつながりに健康を守る効果があると考えられるという。【堀井恵里子】

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