ネトウヨたちが必死になって国会前のデモの意義や規模を否定しようとしている、滑稽なほどに。

たとえば、

早見雄二郎（株式評論家）‏@hayamiy は、

――早見雄二郎（株式評論家）さんがリツイートしました あるケミス卜
さっき国会前をタクシーで通りかかったけど、どう考えても10万人なんていなかったよww 〔16:37 - 2015年8月30日 〕――

などと言う。

しかし、Tanaka Isaoさんが指摘される通り、

――国会前の道路からは警察車両の壁で群衆は見えないはず。
こういういい加減な情報を流す人は、専門分野についての発言も似たり寄ったりだろうから、信用しないほうがいい。〔16:51 - 2015年8月30日 〕――。

この

「専門分野についての発言も似たり寄ったり」

という洞察がポイントだ。

株式評論家という

如何にもそれらしい肩書も実態が不明だということだな。

必死なネトウヨとして忘れてはいけないのは、

石井孝明‏@ishiitakaaki という自称ジャーナリストもだな。

こんなことを言っている。

――国会前デモは反対ですが、客観的に空撮写真見るに、国会前に１万人程度、周辺で数千でしょうから、入れ替わり含め２万−２万５０００人程度でしょうな。まあ誰もいない議事堂にわめくのは、なんか壮大な滑稽ですが、ご苦労様でした。大理石に向かって叫んでも社会は動かんが満足感だけは得たでしょうね〔16:35 - 2015年8月30日 〕――

国会前のデモが反対なのはよく分かっている。

しかし、自分の見方にバイヤスがないとでもいいたいのかな？

「客観的に空撮写真見るに」

という前置きの下、

「国会前に１万人程度、周辺で数千」

という推測をしている。

欠けているのは、

このデモの広がりが

日比谷まで続いていることだ。

可笑しくも、

分かっていない自身へのトドメの言葉は、

上のツイートの中にある

「誰もいない議事堂にわめくのは、なんか壮大な滑稽」

という評価にある。

肝心なことは、

議事堂に今現在人がいるかじゃない。

せっかくの休日を返上して

自腹を切ってまで

こんなにたくさんな人が集まって

政治に対して

怒りの声を発していることに意味があるのだ。

それが分らんのなら、

ジャーナリストなど止めてしまえと言うことだ。

たとえ肩書が自称であっても

ちゃんちゃら可笑しいわ。

しかし、上に上がある。

三宅桂子‏@keikomiyake さんによると、

「集まっているのは日本人ではない」との

メンションが入ったという。

ここまで来ると、

ただただ、本当に笑うしかない

（同氏のツイート〔20:17 - 2015年8月30日 〕参照）。