水@abehorobos さんのツイート。
――【放射能の影響をいまだ認めず!甲状腺がん】第23回福島県「県民健康調査」検討委員会 甲状腺がんおよび疑い172名に 新たに事故当時5歳児も
脱被ばく実現ネット・旧ふくしま集団疎開裁判の会http://goo.gl/T0jMDM 〔3:06 - 2016年6月7日 〕――
検討委員会は、
被ばくとの因果関係を認めないばかりでなく、
未だに事故を小さく見せようとしている。
その小賢しいやり方は、
NHKの報道に顕著だ。
タニ センゾー@Tanisennzoさんが
次のように指摘する。
――すでに、ニュース欄の一番下!、これじゃあ、すぐこのニュース見られなくなるなあ、と思う。これだけ、あからさまに一番下にニュースが位置してるのを初めてみました。6日19時33分のニュースなのに。
他のニュースの時刻を見てください。〔20:49 - 2016年6月6日 〕――
もちろん、
関東全域、就中、東京にも影響することだ。
不安が拡大することに
脅威を感じるのも理解できないわけではない。
しかし、目を閉じ、耳を塞がれ、
「安心」「安全」を
妄想したくない。
koichi tsutsui@koichi011 さんがツイートでリンクしていた
サイト「sharetube」の記事に取り上げられていた、
――【この現実に無関心な日本人が多い事実こそが同じ日本人として衝撃なのだ!】2016年1月に東京で放射性ヨウ素を検出!八王子で37Bq/㎏!都議会議員「思わず目を疑った」〔7:02 - 2016年6月6日 〕――
という気持ちがよくわかる。
☆ 記事URL:http://sharetube.jp/article/2883/
事実をしっかり知って、
為政者にいいように弄ばれたくないわけだ。
今や、
そういう意味では、
アウトローであるか否かなど
どうでもいい。
ちなみに、アニー・ガンダーセンさんは
東京の幹線道路の路肩の放射能汚染は、
4000㏃/kg!!だという。
当然、【内部被曝を防ぐN95マスク必要!!】 @k2cyan でなくとも、
――此の放射性物質の粉塵が都内じゅうを飛び交っていて、毎日吸い込んでいて人間が生き残れるのか?〔0:21 - 2016年6月7日 〕――
と疑問に感じるわけだ。
福島も
現状として益々、深刻の度合いを増している。
たとえば、
取り出した赤ちゃんは片方の腕と片方の足がなかった
という事例もあるようだ。
サイト「愛詩tel by shig」が
取り上げていた。
☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/50f224e644230cc7ca8489bd47845752
検討委員会は、
甲状腺がんの多発は、
被ばくと因果関係がないという。
それは、
チェルノブイリでの場合との比較から
そう断定しているわけだ。
すなわち、
「チェルノブイリのように5歳以下で甲状腺癌は出ていない」
というわけだ(下記〔資料〕参照)。
これに関して、
onodekita @onodekita さんが
こんなツイート。
――福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由(THE PAGE) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000003-wordleaf-soci …根拠は、被曝の測定結果がないと言うことだけ。ここまで政府寄りの結論を平気で出せる人物が医師〔22:43 - 2016年6月6日 〕――
事故当時5歳以下の子どもに関して、
一人該当者が出てきたため、
医師たちは、
「5歳以下で甲状腺癌は出ていない」
という論拠が破れたものとして、
「被ばく線量が明瞭でない」
と言い出したという理解でいいのだろうか
(下記〔資料-2〕参照)。
〔資料〕
「〔フクイチ核惨事 6年目〕◇ 福島県 小児甲状腺癌 前回(今年2月)から、「確定」が14人、「疑い」が27人、増える / 当時5歳児1人が甲状腺癌か、その疑い ―― 検討委が「放射能の影響が考えにくい」根拠としてきた≪ チェルノブイリのように5歳以下で甲状腺癌は出ていない ≫……崩れる! しかし、星座長「5歳の人が1人出たからといって評価を変えるということではない」 ただし、「福島県民の不安の増大」は認める! ★ 検討委は、政府の「隠蔽」命令に抗する赤ひげ集団として立ち上がれ!」
机の上の空 大沼安史の個人新聞(2016-06-07)
☆ 記事URL:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/06/post-a33b.html
◇ 県内全ての子どもが対象の甲状腺検査を巡り、2014年4月に始まった2巡目の検査でがんと確定したのは、前回会議(今年2月)での報告から14人増えて30人となった。がんの疑いは27人。(スポニチ)
◇ 約30万人が受診した1巡目の検査も合わせ、これまでにがんと確定したのは計131人、疑いは計41人。(スポニチ)
◇ 2巡目の検査を受けた約26万7000人のうち、がんや「がんの疑い」と診断された人数は前回報告(昨年12月末時点)から6人増えて57人となり、このうち53人が1巡目の先行検査で問題ないと診断されていた。(福島民友)
◇ 確定と疑いの計57人は、事故から約3年までの1巡目の検査でほとんどが「問題ない」と診断されていた。委員会後の記者会見で、星北斗座長(福島県医師会副会長)は「原発事故の影響とは考えにくい」と従来の見解を繰り返しながらも「人数が増えて県民の不安が増していることも間違いない。さらに詳細な調査をしたい」とした。(スポニチ)
◇ But Hoshi said: “Concerns have been growing among Fukushima residents with the increase in the number of cancer patients. We’d like to further conduct an in-depth study.”
(しかし、星座長は「(甲状腺)癌患者数が増えたことで福島県民の不安が増大し続けている。精密な調査研究を行いたい)(サウス・チャイナ・モーニングポスト紙〔SCMP〕掲載、英文共同電)
◇ 検査を実施する福島県立医大などによると、57人は事故当時5~18歳の男女で、腫瘍の大きさは5・3~35・6ミリ。このうち、事故から4カ月間の外部被ばく線量が推計できたのは31人で、最大値が2・1ミリシーベルト、11人が1ミリシーベルト未満だった。
◇ 東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会は6日、当時5歳の1人が甲状腺がんかその疑いがあると明らかにした。甲状腺がん発生で放射線の影響は考えにくいとする理由の一つだった「5歳以下の診断例がない」状況が変わる可能性があるが、同委は「(影響が考えにくいとする)論拠を変える必要はない。これからどれくらい出るか検証する」としている。 (毎日新聞)
◇ 福島県によると、放射線への感受性は大人より子どもの方が高く、チェルノブイリ事故では、当時5歳以下でも甲状腺がんが多発していたという。
健康調査は県が2011年6月から実施。甲状腺検査は事故時18歳以下だった約37万人を対象に15年4月まで1巡目を実施し、14年4月からは2巡目に入っている。これまで5歳以下の診断例がないことなどから、検討委が1巡目の結果に基づき作成した今年3月の中間まとめで、甲状腺がんの発生について、放射線の影響は「考えにくい」としていた。 (毎日新聞)
◇ チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の多くの子どもたちが甲状腺がんになった。県民健康調査検討委員会ではこれまで、その年齢層の子どもから甲状腺がんが見つかっていないことなどを理由に「原発事故との因果関係は考えにくい」とされてきた。「『5歳以下がいないから』という表現をどう変えるのか」という質問に対し、検討委員会の星北斗座長は「当時5歳以下からの発症は非常に少ないと言い換える必要があるのかもしれないが、5歳の人が1人出たからといって評価を変えるということではない」と改めて明言した。(テレ朝「報ステ」)
*
〔★は大沼〕 ◎ スポニチ 原発事故の影響は…2巡目のがん確定30人に 福島 子どもの甲状腺検査
(6日) ⇒ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/06/06/kiji/K20160606012734560.html
◎ 福島民友 「甲状腺がん」計30人に 福島県民健康調査、新たに14人診断
(7日) ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160607-082155.php
◎ SCMP Thirty children diagnosed with thyroid cancer in Fukushima nuclear crisis survey (フクシマ核危機調査で子どもたち30人が〔新たに〕甲状腺癌と診断)
(6日) ⇒ http://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/1967509/thirty-children-diagnosed-thyroid-cancer-fukushima-nuclear
◎ 毎日新聞 当時5歳が甲状腺がんの疑い
(6日) ⇒ http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00m/040/092000c
◎ テレ朝「報ステ」甲状腺がん、当時5歳児で初めて確認
(6日) ⇒ http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000076456.html?r=rss2
・ 原発事故の後、福島県の検査で子どもの甲状腺がんが多く見つかっている問題で、事故当時5歳の男の子に甲状腺がん、または、がんの疑いがあることがわかった。
検査時点の男の子の年齢は9歳。
事故当時、どの地域にいたのかなど、詳しいことは明らかにされていない。
チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の多くの子どもたちが甲状腺がんになった。
県民健康調査検討委員会ではこれまで、その年齢層の子どもから甲状腺がんがんが見つかっていないことなどを理由に「原発事故との因果関係は考えにくい」とされてきた。……
〔資料-2〕
「福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由」
THE PAGE (1月20日(水)11時0分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000003-wordleaf-soci&p=1
福島県が東京電力福島第一原発事故後に始めた甲状腺検査で、甲状腺がんと確定した人数がこれまで115人に上っている。福島県の検討委員会は甲状腺がんの出現を「原発事故の影響とは考えにくい」と説明し続けているが、専門家がこう話す根拠は何なのか。東京大学医科学研究所研究員で、震災後は福島県南相馬市立総合病院で非常勤医を務め、県民の内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師に話を聞いた。
.
チェルノブイリと福島とでは、被ばく量のケタが違う
チェルノブイリ原発事故では、放射性ヨウ素の被ばくにより0~5歳児の甲状腺がんが目に見えて増えたことが分かっている。このことから福島県は2011年10月、福島第一原発事故による子供の甲状腺への影響を調べるため、事故当時18歳以下だった県民を対象に超音波による甲状腺検査を開始。2014年4月から約38万人の県民を対象に本格調査を始めた結果、これまで計115人が甲状腺がんと確定した。県検討委は「原発事故の影響であることは考えにくい」と説明しているが、一部ではこの結果が、原発事故による被ばくの影響ではないかとの憶測を呼んでいる。
坪倉医師は「福島で発覚した甲状腺がんは、原発事故の影響とは考えにくい」と話す。「まず非常に重要な点は、甲状腺がんは『被ばくしたかどうか』のゼロかイチではなく、事故当時に被ばくした『量』で決まるということです」
国連科学委員会(UNSCEAR)の2008年の報告書によると、チェルノブイリ原発事故で避難した人々の平均甲状腺線量は、ベラルーシで平均1077mGy(ミリグレイ)、ロシアで440mGy、ウクライナで333mGyだった。これに対しUNSCEARの2013年の報告書では、福島の原発事故では飯館村など福島県内で最も高いグループでも、平均甲状腺吸収線量は20歳で16~35mGy、10歳で27~58mGy、1歳で47~83mGyと推計されている。
「つまり、チェルノブイリと比べ、被ばく量がケタ違いに低いのが福島の原発事故です。チェルノブイリ原発事故で判明している被ばく量と甲状腺がんのリスク上昇との相関関係を福島に当てはめると、福島の場合は被ばくの影響は目に見えて分かるレベルに到達するとは考えづらいです。確かに被ばくの事実はありましたし、県民全員の被ばく量を完璧に把握できているかと言われれば嘘になります。しかし、チェルノブイリの場合と今回の福島の場合とでは、被ばく量のケタが決定的に違うということは国内外のどの研究結果でも一致しており、この前提から議論を始めるべきです」
チェルノブイリでは原発事故が起きたことを住民が知らされないまま、放射能で汚染された牛の牛乳を飲むなどして子供たちの被ばく量が大きくなっていった。一方で福島の場合、3月17日には厳しい食品規制が敷かれ、内部被ばく量がかなり低く抑えられたという。「また、チェルノブイリで甲状腺がんが目に見えて増えたのは5歳以下でしたが、福島では5歳以下では甲状腺がんは見つからず、見つかったのはほとんどが15歳以上でした。専門家の間ではその事実も、福島で見つかった甲状腺がんが原発事故による放射線ヨウ素被ばくによるものとは考えにくいとの見解につながっています」
.
「これまで見つからなかったがんが見つかるように」
では、なぜ福島県の甲状腺検査で甲状腺がんが115人も見つかっているのか。坪倉医師は、集団での甲状腺検査は今まで全く前例がないことだと指摘。その上で、検査を受けてこなかった人々に大規模検査を初めて行うことで、今まで見つかってこなかった症状が大量に発覚するという「スクリーニング効果」を理由に挙げる。
「甲状腺がんは進行するとしても非常に緩やかであり、死に至ることはほぼない(生存率の非常に高い)病気です。これまでは患者が喉にしこりを感じるなどの自覚症状があり、病院に来ることで初めて甲状腺がんであることが発覚していました。しかし感度の高い超音波検査を大規模の集団で行うことで、本来なら治療の必要のないほど小さながんまでも見つけられるようになったのです」
韓国では1999年から乳がん検査と合わせて甲状腺検査を導入したところ、1993年から2011までに甲状腺がんの罹患率が15倍に増えた一方、甲状腺がんによる死亡者数は変化しなかったというデータが発表されている。「データを解釈する際に大事なことは、そのスクリーニング効果による増加分を超えて増えているか?という点なのですが、その点が置き去りにされて『がんが数十倍に増えた』という数字だけがしばしば抜き出されている。一般的にスクリーニング効果で患者数が数十倍に増えるというデータは科学的に示されている一方で、福島の原発事故による人々の被ばく量は甲状腺がんを増加させるとは考えにくいほど小さいものです」
甲状腺がんと診断されたら
それでは、「今まで見つかっていなかった」甲状腺がんが検査で発覚したとしたら、どのように対応すればいいのだろうか。坪倉医師はこう話す。「甲状腺がんはなかなか大きくならず、生存率は非常に高いです。病院によって判断に差はありますが、基本的にガイドライン上では1cm未満のものは慎重に経過観察でよいともされています。甲状腺がんの手術をすることは、声を出すための神経を傷つけたり、心に傷を負うというリスクもあります。あまり心配したり焦ったりせずに、病院で定期的に経過を見てもらいながら、手術をするかしないかについてはじっくり相談して考えることが望ましいと思います」
◇坪倉正治
2006年3月東京大学医学部卒、同年4月から医療法人鉄蕉会亀田総合病院で研修医。2008年4月に帝京大学ちば総合医療センターの第三内科に助手として勤務。2010年4月には、都立駒込病院血液内科の医員。同年4月から、東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門に移り研究員として勤務。東日本大震災発生以降、毎週月~水は浜通りに出向き、南相馬市立総合病院を拠点に医療支援に従事している。飯館村での健康診断、相馬市や南相馬市での放射線説明会などにも積極的に参加。血液内科を専門とすることから、放射線による内部被ばくを心配する被災者の相談にも対応している。
(安藤歩美/THE EAST TIMES)
チェルノブイリでは原発事故が起きたことを住民が知らされないまま、放射能で汚染された牛の牛乳を飲むなどして子供たちの被ばく量が大きくなっていった。一方で福島の場合、3月17日には厳しい食品規制が敷かれ、内部被ばく量がかなり低く抑えられたという。「また、チェルノブイリで甲状腺がんが目に見えて増えたのは5歳以下でしたが、福島では5歳以下では甲状腺がんは見つからず、見つかったのはほとんどが15歳以上でした。専門家の間ではその事実も、福島で見つかった甲状腺がんが原発事故による放射線ヨウ素被ばくによるものとは考えにくいとの見解につながっています」
.
「これまで見つからなかったがんが見つかるように」
では、なぜ福島県の甲状腺検査で甲状腺がんが115人も見つかっているのか。坪倉医師は、集団での甲状腺検査は今まで全く前例がないことだと指摘。その上で、検査を受けてこなかった人々に大規模検査を初めて行うことで、今まで見つかってこなかった症状が大量に発覚するという「スクリーニング効果」を理由に挙げる。
「甲状腺がんは進行するとしても非常に緩やかであり、死に至ることはほぼない(生存率の非常に高い)病気です。これまでは患者が喉にしこりを感じるなどの自覚症状があり、病院に来ることで初めて甲状腺がんであることが発覚していました。しかし感度の高い超音波検査を大規模の集団で行うことで、本来なら治療の必要のないほど小さながんまでも見つけられるようになったのです」
韓国では1999年から乳がん検査と合わせて甲状腺検査を導入したところ、1993年から2011までに甲状腺がんの罹患率が15倍に増えた一方、甲状腺がんによる死亡者数は変化しなかったというデータが発表されている。「データを解釈する際に大事なことは、そのスクリーニング効果による増加分を超えて増えているか?という点なのですが、その点が置き去りにされて『がんが数十倍に増えた』という数字だけがしばしば抜き出されている。一般的にスクリーニング効果で患者数が数十倍に増えるというデータは科学的に示されている一方で、福島の原発事故による人々の被ばく量は甲状腺がんを増加させるとは考えにくいほど小さいものです」
――【放射能の影響をいまだ認めず!甲状腺がん】第23回福島県「県民健康調査」検討委員会 甲状腺がんおよび疑い172名に 新たに事故当時5歳児も
脱被ばく実現ネット・旧ふくしま集団疎開裁判の会http://goo.gl/T0jMDM 〔3:06 - 2016年6月7日 〕――
検討委員会は、
被ばくとの因果関係を認めないばかりでなく、
未だに事故を小さく見せようとしている。
その小賢しいやり方は、
NHKの報道に顕著だ。
タニ センゾー@Tanisennzoさんが
次のように指摘する。
――すでに、ニュース欄の一番下!、これじゃあ、すぐこのニュース見られなくなるなあ、と思う。これだけ、あからさまに一番下にニュースが位置してるのを初めてみました。6日19時33分のニュースなのに。
他のニュースの時刻を見てください。〔20:49 - 2016年6月6日 〕――
もちろん、
関東全域、就中、東京にも影響することだ。
不安が拡大することに
脅威を感じるのも理解できないわけではない。
しかし、目を閉じ、耳を塞がれ、
「安心」「安全」を
妄想したくない。
koichi tsutsui@koichi011 さんがツイートでリンクしていた
サイト「sharetube」の記事に取り上げられていた、
――【この現実に無関心な日本人が多い事実こそが同じ日本人として衝撃なのだ!】2016年1月に東京で放射性ヨウ素を検出!八王子で37Bq/㎏!都議会議員「思わず目を疑った」〔7:02 - 2016年6月6日 〕――
という気持ちがよくわかる。
☆ 記事URL:http://sharetube.jp/article/2883/
事実をしっかり知って、
為政者にいいように弄ばれたくないわけだ。
今や、
そういう意味では、
アウトローであるか否かなど
どうでもいい。
ちなみに、アニー・ガンダーセンさんは
東京の幹線道路の路肩の放射能汚染は、
4000㏃/kg!!だという。
当然、【内部被曝を防ぐN95マスク必要!!】 @k2cyan でなくとも、
――此の放射性物質の粉塵が都内じゅうを飛び交っていて、毎日吸い込んでいて人間が生き残れるのか?〔0:21 - 2016年6月7日 〕――
と疑問に感じるわけだ。
福島も
現状として益々、深刻の度合いを増している。
たとえば、
取り出した赤ちゃんは片方の腕と片方の足がなかった
という事例もあるようだ。
サイト「愛詩tel by shig」が
取り上げていた。
☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/50f224e644230cc7ca8489bd47845752
検討委員会は、
甲状腺がんの多発は、
被ばくと因果関係がないという。
それは、
チェルノブイリでの場合との比較から
そう断定しているわけだ。
すなわち、
「チェルノブイリのように5歳以下で甲状腺癌は出ていない」
というわけだ(下記〔資料〕参照)。
これに関して、
onodekita @onodekita さんが
こんなツイート。
――福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由(THE PAGE) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000003-wordleaf-soci …根拠は、被曝の測定結果がないと言うことだけ。ここまで政府寄りの結論を平気で出せる人物が医師〔22:43 - 2016年6月6日 〕――
事故当時5歳以下の子どもに関して、
一人該当者が出てきたため、
医師たちは、
「5歳以下で甲状腺癌は出ていない」
という論拠が破れたものとして、
「被ばく線量が明瞭でない」
と言い出したという理解でいいのだろうか
(下記〔資料-2〕参照)。
〔資料〕
「〔フクイチ核惨事 6年目〕◇ 福島県 小児甲状腺癌 前回(今年2月)から、「確定」が14人、「疑い」が27人、増える / 当時5歳児1人が甲状腺癌か、その疑い ―― 検討委が「放射能の影響が考えにくい」根拠としてきた≪ チェルノブイリのように5歳以下で甲状腺癌は出ていない ≫……崩れる! しかし、星座長「5歳の人が1人出たからといって評価を変えるということではない」 ただし、「福島県民の不安の増大」は認める! ★ 検討委は、政府の「隠蔽」命令に抗する赤ひげ集団として立ち上がれ!」
机の上の空 大沼安史の個人新聞(2016-06-07)
☆ 記事URL:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/06/post-a33b.html
◇ 県内全ての子どもが対象の甲状腺検査を巡り、2014年4月に始まった2巡目の検査でがんと確定したのは、前回会議(今年2月)での報告から14人増えて30人となった。がんの疑いは27人。(スポニチ)
◇ 約30万人が受診した1巡目の検査も合わせ、これまでにがんと確定したのは計131人、疑いは計41人。(スポニチ)
◇ 2巡目の検査を受けた約26万7000人のうち、がんや「がんの疑い」と診断された人数は前回報告(昨年12月末時点)から6人増えて57人となり、このうち53人が1巡目の先行検査で問題ないと診断されていた。(福島民友)
◇ 確定と疑いの計57人は、事故から約3年までの1巡目の検査でほとんどが「問題ない」と診断されていた。委員会後の記者会見で、星北斗座長(福島県医師会副会長)は「原発事故の影響とは考えにくい」と従来の見解を繰り返しながらも「人数が増えて県民の不安が増していることも間違いない。さらに詳細な調査をしたい」とした。(スポニチ)
◇ But Hoshi said: “Concerns have been growing among Fukushima residents with the increase in the number of cancer patients. We’d like to further conduct an in-depth study.”
(しかし、星座長は「(甲状腺)癌患者数が増えたことで福島県民の不安が増大し続けている。精密な調査研究を行いたい)(サウス・チャイナ・モーニングポスト紙〔SCMP〕掲載、英文共同電)
◇ 検査を実施する福島県立医大などによると、57人は事故当時5~18歳の男女で、腫瘍の大きさは5・3~35・6ミリ。このうち、事故から4カ月間の外部被ばく線量が推計できたのは31人で、最大値が2・1ミリシーベルト、11人が1ミリシーベルト未満だった。
◇ 東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会は6日、当時5歳の1人が甲状腺がんかその疑いがあると明らかにした。甲状腺がん発生で放射線の影響は考えにくいとする理由の一つだった「5歳以下の診断例がない」状況が変わる可能性があるが、同委は「(影響が考えにくいとする)論拠を変える必要はない。これからどれくらい出るか検証する」としている。 (毎日新聞)
◇ 福島県によると、放射線への感受性は大人より子どもの方が高く、チェルノブイリ事故では、当時5歳以下でも甲状腺がんが多発していたという。
健康調査は県が2011年6月から実施。甲状腺検査は事故時18歳以下だった約37万人を対象に15年4月まで1巡目を実施し、14年4月からは2巡目に入っている。これまで5歳以下の診断例がないことなどから、検討委が1巡目の結果に基づき作成した今年3月の中間まとめで、甲状腺がんの発生について、放射線の影響は「考えにくい」としていた。 (毎日新聞)
◇ チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の多くの子どもたちが甲状腺がんになった。県民健康調査検討委員会ではこれまで、その年齢層の子どもから甲状腺がんが見つかっていないことなどを理由に「原発事故との因果関係は考えにくい」とされてきた。「『5歳以下がいないから』という表現をどう変えるのか」という質問に対し、検討委員会の星北斗座長は「当時5歳以下からの発症は非常に少ないと言い換える必要があるのかもしれないが、5歳の人が1人出たからといって評価を変えるということではない」と改めて明言した。(テレ朝「報ステ」)
*
〔★は大沼〕 ◎ スポニチ 原発事故の影響は…2巡目のがん確定30人に 福島 子どもの甲状腺検査
(6日) ⇒ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/06/06/kiji/K20160606012734560.html
◎ 福島民友 「甲状腺がん」計30人に 福島県民健康調査、新たに14人診断
(7日) ⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160607-082155.php
◎ SCMP Thirty children diagnosed with thyroid cancer in Fukushima nuclear crisis survey (フクシマ核危機調査で子どもたち30人が〔新たに〕甲状腺癌と診断)
(6日) ⇒ http://www.scmp.com/news/asia/east-asia/article/1967509/thirty-children-diagnosed-thyroid-cancer-fukushima-nuclear
◎ 毎日新聞 当時5歳が甲状腺がんの疑い
(6日) ⇒ http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00m/040/092000c
◎ テレ朝「報ステ」甲状腺がん、当時5歳児で初めて確認
(6日) ⇒ http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000076456.html?r=rss2
・ 原発事故の後、福島県の検査で子どもの甲状腺がんが多く見つかっている問題で、事故当時5歳の男の子に甲状腺がん、または、がんの疑いがあることがわかった。
検査時点の男の子の年齢は9歳。
事故当時、どの地域にいたのかなど、詳しいことは明らかにされていない。
チェルノブイリでは、事故当時5歳以下の多くの子どもたちが甲状腺がんになった。
県民健康調査検討委員会ではこれまで、その年齢層の子どもから甲状腺がんがんが見つかっていないことなどを理由に「原発事故との因果関係は考えにくい」とされてきた。……
〔資料-2〕
「福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由」
THE PAGE (1月20日(水)11時0分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000003-wordleaf-soci&p=1
福島県が東京電力福島第一原発事故後に始めた甲状腺検査で、甲状腺がんと確定した人数がこれまで115人に上っている。福島県の検討委員会は甲状腺がんの出現を「原発事故の影響とは考えにくい」と説明し続けているが、専門家がこう話す根拠は何なのか。東京大学医科学研究所研究員で、震災後は福島県南相馬市立総合病院で非常勤医を務め、県民の内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師に話を聞いた。
.
チェルノブイリと福島とでは、被ばく量のケタが違う
チェルノブイリ原発事故では、放射性ヨウ素の被ばくにより0~5歳児の甲状腺がんが目に見えて増えたことが分かっている。このことから福島県は2011年10月、福島第一原発事故による子供の甲状腺への影響を調べるため、事故当時18歳以下だった県民を対象に超音波による甲状腺検査を開始。2014年4月から約38万人の県民を対象に本格調査を始めた結果、これまで計115人が甲状腺がんと確定した。県検討委は「原発事故の影響であることは考えにくい」と説明しているが、一部ではこの結果が、原発事故による被ばくの影響ではないかとの憶測を呼んでいる。
坪倉医師は「福島で発覚した甲状腺がんは、原発事故の影響とは考えにくい」と話す。「まず非常に重要な点は、甲状腺がんは『被ばくしたかどうか』のゼロかイチではなく、事故当時に被ばくした『量』で決まるということです」
国連科学委員会(UNSCEAR)の2008年の報告書によると、チェルノブイリ原発事故で避難した人々の平均甲状腺線量は、ベラルーシで平均1077mGy(ミリグレイ)、ロシアで440mGy、ウクライナで333mGyだった。これに対しUNSCEARの2013年の報告書では、福島の原発事故では飯館村など福島県内で最も高いグループでも、平均甲状腺吸収線量は20歳で16~35mGy、10歳で27~58mGy、1歳で47~83mGyと推計されている。
「つまり、チェルノブイリと比べ、被ばく量がケタ違いに低いのが福島の原発事故です。チェルノブイリ原発事故で判明している被ばく量と甲状腺がんのリスク上昇との相関関係を福島に当てはめると、福島の場合は被ばくの影響は目に見えて分かるレベルに到達するとは考えづらいです。確かに被ばくの事実はありましたし、県民全員の被ばく量を完璧に把握できているかと言われれば嘘になります。しかし、チェルノブイリの場合と今回の福島の場合とでは、被ばく量のケタが決定的に違うということは国内外のどの研究結果でも一致しており、この前提から議論を始めるべきです」
チェルノブイリでは原発事故が起きたことを住民が知らされないまま、放射能で汚染された牛の牛乳を飲むなどして子供たちの被ばく量が大きくなっていった。一方で福島の場合、3月17日には厳しい食品規制が敷かれ、内部被ばく量がかなり低く抑えられたという。「また、チェルノブイリで甲状腺がんが目に見えて増えたのは5歳以下でしたが、福島では5歳以下では甲状腺がんは見つからず、見つかったのはほとんどが15歳以上でした。専門家の間ではその事実も、福島で見つかった甲状腺がんが原発事故による放射線ヨウ素被ばくによるものとは考えにくいとの見解につながっています」
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「これまで見つからなかったがんが見つかるように」
では、なぜ福島県の甲状腺検査で甲状腺がんが115人も見つかっているのか。坪倉医師は、集団での甲状腺検査は今まで全く前例がないことだと指摘。その上で、検査を受けてこなかった人々に大規模検査を初めて行うことで、今まで見つかってこなかった症状が大量に発覚するという「スクリーニング効果」を理由に挙げる。
「甲状腺がんは進行するとしても非常に緩やかであり、死に至ることはほぼない(生存率の非常に高い)病気です。これまでは患者が喉にしこりを感じるなどの自覚症状があり、病院に来ることで初めて甲状腺がんであることが発覚していました。しかし感度の高い超音波検査を大規模の集団で行うことで、本来なら治療の必要のないほど小さながんまでも見つけられるようになったのです」
韓国では1999年から乳がん検査と合わせて甲状腺検査を導入したところ、1993年から2011までに甲状腺がんの罹患率が15倍に増えた一方、甲状腺がんによる死亡者数は変化しなかったというデータが発表されている。「データを解釈する際に大事なことは、そのスクリーニング効果による増加分を超えて増えているか?という点なのですが、その点が置き去りにされて『がんが数十倍に増えた』という数字だけがしばしば抜き出されている。一般的にスクリーニング効果で患者数が数十倍に増えるというデータは科学的に示されている一方で、福島の原発事故による人々の被ばく量は甲状腺がんを増加させるとは考えにくいほど小さいものです」
甲状腺がんと診断されたら
それでは、「今まで見つかっていなかった」甲状腺がんが検査で発覚したとしたら、どのように対応すればいいのだろうか。坪倉医師はこう話す。「甲状腺がんはなかなか大きくならず、生存率は非常に高いです。病院によって判断に差はありますが、基本的にガイドライン上では1cm未満のものは慎重に経過観察でよいともされています。甲状腺がんの手術をすることは、声を出すための神経を傷つけたり、心に傷を負うというリスクもあります。あまり心配したり焦ったりせずに、病院で定期的に経過を見てもらいながら、手術をするかしないかについてはじっくり相談して考えることが望ましいと思います」
◇坪倉正治
2006年3月東京大学医学部卒、同年4月から医療法人鉄蕉会亀田総合病院で研修医。2008年4月に帝京大学ちば総合医療センターの第三内科に助手として勤務。2010年4月には、都立駒込病院血液内科の医員。同年4月から、東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門に移り研究員として勤務。東日本大震災発生以降、毎週月~水は浜通りに出向き、南相馬市立総合病院を拠点に医療支援に従事している。飯館村での健康診断、相馬市や南相馬市での放射線説明会などにも積極的に参加。血液内科を専門とすることから、放射線による内部被ばくを心配する被災者の相談にも対応している。
(安藤歩美/THE EAST TIMES)
チェルノブイリでは原発事故が起きたことを住民が知らされないまま、放射能で汚染された牛の牛乳を飲むなどして子供たちの被ばく量が大きくなっていった。一方で福島の場合、3月17日には厳しい食品規制が敷かれ、内部被ばく量がかなり低く抑えられたという。「また、チェルノブイリで甲状腺がんが目に見えて増えたのは5歳以下でしたが、福島では5歳以下では甲状腺がんは見つからず、見つかったのはほとんどが15歳以上でした。専門家の間ではその事実も、福島で見つかった甲状腺がんが原発事故による放射線ヨウ素被ばくによるものとは考えにくいとの見解につながっています」
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「これまで見つからなかったがんが見つかるように」
では、なぜ福島県の甲状腺検査で甲状腺がんが115人も見つかっているのか。坪倉医師は、集団での甲状腺検査は今まで全く前例がないことだと指摘。その上で、検査を受けてこなかった人々に大規模検査を初めて行うことで、今まで見つかってこなかった症状が大量に発覚するという「スクリーニング効果」を理由に挙げる。
「甲状腺がんは進行するとしても非常に緩やかであり、死に至ることはほぼない(生存率の非常に高い)病気です。これまでは患者が喉にしこりを感じるなどの自覚症状があり、病院に来ることで初めて甲状腺がんであることが発覚していました。しかし感度の高い超音波検査を大規模の集団で行うことで、本来なら治療の必要のないほど小さながんまでも見つけられるようになったのです」
韓国では1999年から乳がん検査と合わせて甲状腺検査を導入したところ、1993年から2011までに甲状腺がんの罹患率が15倍に増えた一方、甲状腺がんによる死亡者数は変化しなかったというデータが発表されている。「データを解釈する際に大事なことは、そのスクリーニング効果による増加分を超えて増えているか?という点なのですが、その点が置き去りにされて『がんが数十倍に増えた』という数字だけがしばしば抜き出されている。一般的にスクリーニング効果で患者数が数十倍に増えるというデータは科学的に示されている一方で、福島の原発事故による人々の被ばく量は甲状腺がんを増加させるとは考えにくいほど小さいものです」
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