〔資料〕
「被災地の子ども 自己肯定は4人に1人にとどまる」
NHKニュース(3月22日 16時23分)
☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150322/k10010024301000.html
東日本大震災の被災地で、自分のことを肯定的に捉えている子どもは、4人に1人にとどまることがNPOなどが行った調査で分かりました。
居場所があると感じている子どもは自己肯定感が強いということで、調査を行ったグループは「見守られていると感じられる場を提供し続けることが重要だ」と話しています。
この調査は岩手、宮城、福島の被災地で学習支援を行っているNPOや研究者が、小学5年生から高校生およそ140人を対象に行い、22日、東京・文京区で開かれた集会で報告しました。
この中で、▽「自分のことが好き」かどうか尋ねたところ、「そう思う」、「ややそう思う」と答えた子どもは合わせて23.3%、▽「自分は人から必要とされている」については、合わせて25.5%で、自分のことを肯定的に捉えている子どもは、それぞれの質問で4人に1人にとどまることが分かりました。
学校や学習支援の場で「自分を大切にしてくれる人がいる」とか、家庭の中で「親が言い分を聞いてくれる」など、自分の居場所があると感じている子どもは自己肯定感が強いということです。
また、調査を通して、教員や友達との関わりにストレスを感じ孤立しているとみられる子どもや、家庭での虐待が疑われるケースも見つかったことが報告されました。
調査を行った東洋大学の森田明美教授は「震災発生から4年がすぎ被災地での活動をやめる団体もあるが、子どもたちを取り巻く環境はまだまだ不安定だ。見守られていると感じられる場を提供し続けることが重要だ」と話しています。
「被災地の子ども 自己肯定は4人に1人にとどまる」
NHKニュース(3月22日 16時23分)
☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150322/k10010024301000.html
東日本大震災の被災地で、自分のことを肯定的に捉えている子どもは、4人に1人にとどまることがNPOなどが行った調査で分かりました。
居場所があると感じている子どもは自己肯定感が強いということで、調査を行ったグループは「見守られていると感じられる場を提供し続けることが重要だ」と話しています。
この調査は岩手、宮城、福島の被災地で学習支援を行っているNPOや研究者が、小学5年生から高校生およそ140人を対象に行い、22日、東京・文京区で開かれた集会で報告しました。
この中で、▽「自分のことが好き」かどうか尋ねたところ、「そう思う」、「ややそう思う」と答えた子どもは合わせて23.3%、▽「自分は人から必要とされている」については、合わせて25.5%で、自分のことを肯定的に捉えている子どもは、それぞれの質問で4人に1人にとどまることが分かりました。
学校や学習支援の場で「自分を大切にしてくれる人がいる」とか、家庭の中で「親が言い分を聞いてくれる」など、自分の居場所があると感じている子どもは自己肯定感が強いということです。
また、調査を通して、教員や友達との関わりにストレスを感じ孤立しているとみられる子どもや、家庭での虐待が疑われるケースも見つかったことが報告されました。
調査を行った東洋大学の森田明美教授は「震災発生から4年がすぎ被災地での活動をやめる団体もあるが、子どもたちを取り巻く環境はまだまだ不安定だ。見守られていると感じられる場を提供し続けることが重要だ」と話しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます