のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

政府の民意無視を支える力の素は何か   <追記>

2014年09月13日 13時41分58秒 | 放射能の脅威
きっこ‏@kikko_no_blog さんのツイートです。

――「政府は12日、九州電力の川内原発(鹿児島県)の再稼働に向けて、原発事故が起きた場合は「政府が責任を持つ」とする文書を鹿児島県に渡した」とのこと。じゃあまた何兆円も税金を使って後始末するんだね。〔11:53 - 2014年9月13日 〕――

川内原発の安全性って、

政府が

責任を持てることでしょうか?

原発の再稼働が

大体、民意に反しています。

しかし、

(マスコミの世論調査によれば)

内閣支持率は高く、

民意に反する決定をしても何の問題もないってことですか?

インチキ選挙と

日本のメディアのトンデモ世論調査の弊害は、

後の世の

笑い種でしょうな。

この際、くどいようですが、

世論調査は民心を操作する道具に過ぎないこと、

改めて言っておきます。

さて、朝日新聞、

吉田元所長のスクープ証言で

謝罪しましたでしょ?

あれで、

株を上げました。

しかし、もともとは、

スクープだけで自社の信頼を取り戻せると、

期待していたでしょう。

しかし、思ったほど効果がなかった。

そこで、第二弾、

すなわち、報道内容の訂正だったと思います。

とても穿った見方ですが、

まさにその結果、

「訂正しただけ立派」

という評価が独り歩きするほど功を奏した

ということではないでしょうか。

こういう半ば誤解に基づく美談が

世の中の

正常な批判眼を

曇らせることがないように祈ります。


<追記>

サイト「兵頭に訊こう」に

「朝日スピン報道の陰で」というタイトルで、

朝日謝罪報道が

次のように分析されていました。

――朝日新聞スキャンダルは、プーチン来日延期のスピン報道だったのである。ジャパンハンドラーの横やりで、またしても米国のいうなりの外交を安倍はやった――と。

慧眼ですな。

こういうこと、

指摘されないと気付けないものです。

参考までに、

同氏の分析をもう少し詳しく

紹介します。

すなわち、秋のプーチン来日という日程が消えました。

背景には、

ロシアに制裁を与えたい米国の思惑があったものと推察し得ます。

放射能でない安倍は、

直ちに、米国にへつらいます。

ただ、それを

国民に見透かされてはまずいのです。

で、手を打ちました。

森喜朗元首相を訪ロさせました。

この人が訪ロする前、

在日ロシア連邦大使館 @RusEmbassyJ が

次のようなツイートしていたのですな。

――8月25日、ロ外相:私たちとしては、プーチン大統領が日本への招待を受け、大統領がそれを受諾し、日本側が訪問時期を確定させたという考えに基づいています。それ以外のことは、考えすぎでしょう。 #ロシア #日ロ 〔18:25 - 2014年8月27日 〕――

これが9月10日夜(日本時間11日未明)、

森喜朗がモスクワの大統領府でプーチン大統領と会談し、安倍晋三の親書を手渡すと、

一転して延期が決まったとのことです。

☆ 記事URL:http://m-hyodo.com/circumstance-2/

見合いの相手に結婚を断るとき、

相手の顔を立てるべく、

断りの返答を相手に言わせるというやり方、

小説で読んだことがあります。

安倍某の場合は、

米国恐さに、

ロシア側から申し入れたようにしてくれと

頼み込んだのですな。

時を同じくして仕組まれたのが

訂正記事でした。

この試みは、一見、朝日にとってマイナスに見えて、

そうじゃないです。

なぜって、これによって

自社の清廉さを売り込むいい機会になるからです。

早急に

訂正記事を書き、

結果的に、政府の陽動作戦に協力しました。

そのような協力をする

背景には、

ただ、直接的な官邸からの働きかけに屈する

(恩を売る)メリットばかりでなく、

朝日が清廉なイメージを回復することで

「安倍内閣の支持率」に関する

世論調査に

権威ないし信憑性をもたらすという、

大義名分

(国民を騙すという

とんでもない内容ですが――)の

成り立ち得たことが

要因として大きかったろう

と推察します。

やらいで(やらないで)かい(おくものか)、

という話ですよ、これ!

9月13日夜 記

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