のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ガザの死者500人超に 私たちは何をすべきか

2014年07月22日 04時57分52秒 | ガザ
日本は、

ガザへの軍事行動を

支援している。

日本の多くの国民は、

安倍某が

勝手にしたことという

理解だろう。

我々は、

それほど蚊帳の外に置かれている。

しかし、本来なら

事実を伝えるべきジャーナリストが

怠業した結果ともいえる。

そしてその怠業は、

今も続いている…

我々が

知るべきは、

イスラエルの仕掛ける戦闘行為の

非人間性と

争いの背景です。

まず、戦闘行為の非人間性については、

下記〔資料〕においても

窺えなくはないです。

すなわち、

病院を破壊して、

負傷しても運び込まれる先が

ないようにしてから、

住宅地などを大規模攻撃をしている事実です。

いぶりだされた人々が

封鎖された

出口に殺到し、

そこで虐殺されている構図が浮かび上がります。

ここまで憎悪に満ちた

迫害が

なされたのは、

1967年の占領支配に始まります。

ただ、対立の原因を深く探ろうとすれば、

パレスチナの難民(NAKBA)を生み出した

1948年のイスラエル国家建設に溯って

立論しなければ、

話が説得的でないという問題点があります。

ちなみに、

昨日、TL上に流れていた

ツイートに、

イスラエル国家建設に至る

歴史的流れを追っているものがありました。

折角の機会なので紹介します。

情報発信者は、

平井和也@kaz1379 さんです。

――第一次世界大戦以降のユダヤ人、パレスチナ人に対する英国の二枚舌、三枚舌の外交には辟易する。自分たちの利益だけを考えてコロコロ言うことを変える打算的で狡猾な「紳士の国」。〔15:12 - 2014年7月21日 〕――

――1915年のフサイン・マクマホン書簡で英国は、メッカの太守フサインにアラブ人を率いてオスマン帝国に反乱を起こせばフサインを王としてアラブ王国を独立させると約束。この時英国から軍事顧問として派遣されたのが通称「アラビアのロレンス」こと、トーマス・エドワード・ロレンス。〔15:18 - 2014年7月21日 〕――

――この約束を信じてアラブ軍がロレンスと共にオスマン軍と戦っている間に、英国はユダヤ人の大富豪ロスチャイルドに手紙を出して、ユダヤ人が戦費を賄ってくれるならパレスチナにユダヤ民族の郷土の建設を認めると約束。これが1917年のバルフォア宣言。〔15:23 - 2014年7月21日 〕――

――さらに1916年のサイクス・ピコ協定では、フランスとの間で大戦後のオスマン帝国領を英国、フランス、ロシアで山分けするという密約を結んでいた。〔15:25 - 2014年7月21日 〕――

うんざりすような汚い外交を

イギリスという国がしてきたのが分かりますね。

さて、話を現代に戻します。

新聞の報道は、

一方的に、

パレスチナ人が虐殺されている状況下で、

全ての責任は、

武装闘争を放棄しないハマスにあると言わんばかりです。

下に転載した

共同通信の記事においても

「イスラエル側でも兵士を中心に死傷者が拡大しつつある」

とだけあって、

何名かの記載がありません。

イスラエル首相官邸のホームページを見れば済むことなのに、

省略してあります。

これは、

被害のあまりの非対称性に

戦争犯罪の

臭いがあるからです。

では、

イスラエルの首相官邸の

ホームページを紹介しますで、

この稿を閉じたい――としたいところなのですが、

実は、

できません。

ホームページが

削除になっているからです。

ちなみに、

もし削除されていなければ、

URLは、

「http://www.pmo.gov.il/PMOEng/Communication/IsraelUnderAttack/attlist.html」で

参照できるはずなんですよ。

この削除のニュースを

僕は、

DAYS JAPAN編集長であるフォトジャーナリスト、

広河隆一氏の報告で知りました。

☆ 記事URL:http://www.hiropress.net/information/news/news140718_03.html

こういう陰湿な形での

情報隠しをして

自国を批判させないとする態度。

まるで、

安倍某が

「全電源喪失はありえない」

とした国会答弁を

削除するようなものです。

私達は、

情報が回る仕組みを

阻害している

事実をしっかり見つめていく必要があります。

せめて

「イスラム原理主義組織」という

おどろおどろした表現に伴う

テロの臭いとは

一線を画して情報整理をして頂きと

感じます。

原理主義と言うと、

いかにも融通が利かないイメージがあります。

しかし、これを、

原典主義と言い換えたらどうでしょう。

宗教改革など、

キリスト教の場合でも

復古主義の形を取るわけです。

仏教でも

――時代を下ると、経典が進化します。

したがって、より豊かな教えが流布されます――、

なんて言います?

逆でしょ。

教えの内容が形骸化してしまって、

世は、

‟末法”となるわけです。

だから教典に立ち返って、

仏教の

根本義を考えよう

と言う話になります。

イスラム教の

‟原理主義”も同じなんです。

原典回帰主義だと

考えれば、

危険視する方が

実は、宗教のあり方としては

腐敗を肯定する立場になります。

そうは思いませんか。


〔資料〕

「軍事作戦、ガザの死者540人に 犠牲者急増、戦闘拡大続く」

    共同通信(2014/07/22 00:53 )

☆ 記事URL:http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014072101001332.html

【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの当局は21日、イスラエル軍の軍事作戦によるガザ側での死者が約540人となり、3200人以上が負傷したと明らかにした。大半はイスラム原理主義組織ハマスの戦闘員ではなく、子どもを含む市民。

 ガザの当局者によると21日、イスラエル軍はガザ中部の病院を戦車で砲撃し、4人が死亡、50人が負傷した。

 イスラエル軍は8日に軍事作戦を開始、17日に地上侵攻に踏み切った後、20日にガザ市東部の住宅地などを大規模攻撃、犠牲者が急増した。

 イスラエル側でも兵士を中心に死傷者が拡大しつつある。

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