のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

『原発推進』を担う技術者の資質、能力の問題

2015年04月30日 06時52分28秒 | 原子力発電
サイト「星の金貨プロジェクト」に

4月23日付の

アメリカNBCニュース(フランス・トゥルヌミール)が紹介されてありました。

その記事によると、

フランス国立研究機関が

「 原発撤退の遅れ、それは国家的危機に直結する 」と

警告を発しています。

☆ 記事URL:http://kobajun.chips.jp/?p=10770

要するに、

原子力産業における人材の涸渇です。

現に、

我が国でフクイチの事故収束の

舵取りをしているのは、

反・社会的勢力だと言われています。

東電ないし取引企業は、

作業員の確保をするという任務を

暴力団に丸投げしてます。

しかし、糾弾されても

政府・東電も

現状を改めるような動きをしてません。

そういう

社会的に不道徳なものを含まないと

成り立たない産業を

若者達はどう見ているのでしょう。

一言で言って、

「斜陽」産業でしょ?

そのような思いが強くなりこそすれ、

弱まることはないのではないでしょうか。

そのことによって

結果するのは次のことです。

フランスの国立研究機関である放射線防護・原子力安全研究所のシャック・レプサール所長の

説明です。

――稼働中の原子炉が減少していく中、原子炉メーカーにおいても、下請け会社においても熟練した人材の減少が続くことになり、それに反比例して危険が増大していくからです。現在は間違いのない部品を製造していても、将来は問題の多い部品を作る危険性があるのです。――。

日本では、

再稼動にあたって、

「世界一の安全基準」が喧伝されています。

制度を運用するのは、

人間だということがすっぽり抜け落ちているように思います。

今のように、

原子力を推進する者が

事故が起きても何の責任も取らなくていい

ということであれば、

気楽に推進の側の経てます。

そういうモラルを投げ出したような

考え方で、

原発のような危険なもの

動かしていいはずがないです。

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