のんきに介護

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「『Alternative Facts』って、なんのこと? これをテーマにした1949年出版のディストピア小説「1984年」が米Amazonで1位に

2017年01月27日 16時43分18秒 | ファシズム
トランプ新大統領チームの一人、

ドナルド・トランプ新大統領の顧問であるケリーアン・コンウェイ氏が

大統領就任式の参列者について

「「Alternative Facts(代替の事実)」」

というフレーズをつかった。

CNNの

番組に出演した

政治史学者のアラン・リヒトマン氏が

「これは『1984年』の『二重思考』につながります」

と指摘したことから、

1949年の名書が2017年になってベストセラー1位をゲットする

という現象が発生したとのことだ。

オーウェルは、

共産主義の全体主義的傾向や情報管理社会を批判した。

しかし今や

この書物で描かれている

ディストピア(暗黒社会)は、

「オルタナ右翼」への批判として読み替えられている

(金子勝@masaru_kanekoさんのツイート〔0:43 - 2017年1月27日 〕参照)。

では、一体、この「オルタナ右翼」とは

どんな勢力を指すのか、

見方が分かれる。

一方は、

オバマ大統領、あるいは、ヒラリー・クリントンとその背後にいる超富裕層という見方。

他方は、

99%の貧困層を背景とする、

品がなく女を侮蔑するのが趣味のようなトランプ支持層だという見方だ。

我が国のフェミナチ(※)と呼ばれる

左翼的知識人たちは、

後者の見方をする。

たとえば、

小川一 @pinpinkiri さんのツイートに見られる

――これは驚きました。オーウェルの小説「1984」が突如、米アマゾンのベストセラーに。トランプ大統領と側近たちの無茶苦茶な言い分が小説に描かれた監視社会を連想させたようです。とんだトランボノミクスです。
http://mainichi.jp/articles/20170126/reu/00m/030/006000c …〔2017年1月26日 17:31〕—―

という考え方がその典型だ。

これに対して前者の見方をするのは、

「ウォール街を占拠せよ」

という運動を支持する人たちの声だ。

ツイッターでは、

――トランプが問題あるのを前提としても、オーウェルの『1984』とトランプの政治って、あんまり関係ないんじゃないの?〔2017年1月27日 01:12 〕—―

という疑問として発せられているように見える。

これは、

フェミナチの人たちが

マスメディアが垂れ流す意見などを基本的に鵜呑みにして

取りつく島がないということが

影響していると思う。

ちなみに、

僕が今、この記事を書くに当たって参考にしているサイト、

「健康になるためのブログ」は、

前者の見方を採用しているようだ。

ブログには

こんな画像が添付されていた。



この問題、

日本の政治屋、安倍晋三と

親和性があるのかという問題に引き寄せて

考えると分かりやすい。

安倍は、

右翼ではない。

ジャパンハンドラーを介して、

日本を戦争に追いやって、

金儲けをしようとするアメリカの1%の思惑通りに動いているからだ。

この点、

今まであまり指摘されてこなかった。

しかし、

とても重要だ。

安倍同様、石原慎太郎という守銭奴も同類だ。

ただの売国奴が

ナショナリストの枠でくくられ、

右翼でない者たちを右翼扱いする

嘘が罷り通っていた。

それが政治に現れ、民意を歪めてきた。

――『1984』ジョージ・オーウェルを、読み返してみた。
 今の日本にそっくり。
 独裁国家が監視を張り巡らせて世論誘導し、独裁者「ビッグ・ブラザー」の正当性を強いる社会。
 矛盾した二つの真実を受け入れる「二重思考」
 まさに安倍!〔18:16 - 2017年1月26日 〕—―

という桐谷育雄 @kiriyaikuo さんのツイートが

その間の事情を伝えている。

まとめとして、

上掲ブログの見解を紹介しよう。

なかなかいいこと、

言ってるよ。

――「1984年」的な世界は、今までのアメリカ(今の日本)だと思うんですけどね。上手いこと手なずけて、思考力をなくし、搾取されるだけでしたもんね。しかし、アメリカには反発する力があったわけですよね。
「1984年」が「アメリカでは多くの学校で必須教材」とは知りませんでした。「1984年」読むとかなり疑い深くなりますもんね(笑)
日本は普通に生きていれば情報への接し方(リテラシー?)なんて一生学びませんから下記のような結果になってしまうんですよね。
でも、20数年前までは日本もある程度はまともだったんですね。戦時の経験や戦前のインテリ気質が残っていたからなんでしょうか?それとも豊かだったから学ぶ時間もあった?
世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる(2010-2014年)(最新)―—



☆ 記事URL:http://健康法.jp/archives/26321


日本では、米国の大統領選について、

マスコミが

根拠のない情報を垂れ流していたことを

知った今でも、

「トランプは悪魔だ」みたいなツイートをしている

おっちょこちょいが後を絶たない。

そういう連中にとっては、

マスコミ情報は神聖なのだろう。

インチキ選挙を隠ぺいする材料に使われているなど

断じてあり得ないと信じ切っている。

まさに、

マスコミ教といっていい体たらくだ。

本人たちは、

アヘン吸引者のような夢の世界を見ているのに過ぎないのに、

自分たちは、実証的であるという

妄想に囚われている。

教団合言葉は、「俺たち、陰謀論者じゃない」ってことだ。

己の非科学性につき自覚がない

哀れな人たちだ。



(※)フェミナチというのは、

フェミニストとナチズムを合わせてた造語だ。

イメージし難ければ、

ゴリゴリの禁煙主義者を思い出せばいい。

喫煙権も立派な人権なのに、

「依存症」の

レッテルを貼りたがり、

他人を侮辱して飽くことを知らない

一群の人たちがいる。

彼らは、

異論に対して、

病的なほど宥和性に欠ける傾向があり、

潔癖であろうとするあまり、

角を矯めて牛を殺すような考え方をしている。

米国では

メリル・ストリープが有名だ。

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