日刊ゲンダイ / 「安倍外交のカラクリと危うさ」

日韓合意は、

岸田文雄外相だからできたのだろう。

その証拠に

安部某は、

合意成立後に「謝るのはこれっ切り」などと言って

せっかくの交渉を台無しにするような

発言をしていた。

あれは、

所詮、他人の労と思ったから取りえた態度だ。

今回ばっかりは、

韓国との和解の道を探れと

指示した米国も

呆れたのではないか。

安倍某は、

宰相をやる器ではないと思い知ったことだろう。

しかし、このままで済むと思えない。

米国は、

別に、道徳的な観点から

日本に謝罪しろと

働きかけてきたわけではない。

従って、

指図は、要望に見えて、

要望ではない。

命令だ。

しかし、なぜ、米国は、

そんな風にせよと言ってくるのか――。

韓国に

あまり中国寄りになられては困るからだろう。

そういう利害関係が

あった上での働きかけということに

安倍某は鈍感すぎないだろうか。

日本では、

安倍某という暗君が君臨するお陰で

米国にとって、

日本より韓国が大事、

ということになってしまった。

今後は、

何かにつけて、

日本は蚊帳の外ではないか。

今まで日本は、

分不相応に金を出した。

しかし、そうすればするほどに米国から

軽く扱われた。

今後は、

世界中、どこにでも自衛隊を派遣して

日本人の命を差し出す。

しかし、米国からより一層、相手にされない…

という現実を突き付けられると思うな。



〔資料〕

「安倍外交のカラクリと危うさ　その手口は詐欺師か奇術師」

　　　日刊ゲンダイ一面記事（2016年1月6日付<5日発行>）