のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

NHK:稲田防衛相 / 「教育勅語には現代でも通用する価値観 」

2017年04月11日 15時45分35秒 | ファシズム
要するに、

「親孝行」

というマジックワードによって

「国民の生活が大事なんて政治は、間違っている」

という理念を訴え、

日本の

「高い倫理観と道徳心」

を世界に喧伝しようという話です。

しかし、

「親孝行」を

天皇主義を押し付ける道具に

している時点で、

お気に入りの倫理観や道徳心は

人間性に反する上っ面だけのルールにしかならないのではないですか――。

毛ば部とる子‏ @kaori_sakaiさんが

――またかよ。順番にこの発言をし続けて、定期的にこのデタラメな教育勅語観がマスコミの見出しに踊れば、そのうち世間に定着するという作戦だろうか。〔14:47 - 2017年4月11日 〕―—

と疑問を述べておられました。

庶民ならではの

率直な怒りの表現と思いますな。

稲田防衛相の

嘘は、

正直言って、聞き飽きた。



〔資料〕

「教育勅語には現代でも通用する価値観」

   NHK(4月11日 11時21分)

☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010944231000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、戦前などに使われていた教育勅語について、親孝行など、現代でも通用するような価値観があるとしたうえで、唯一の教育方針として取り扱うことは不適切だという認識を示しました。
この中で、稲田防衛大臣は戦前などに使われていた教育勅語について、「私自身としては、親孝行とか、夫婦仲よくとか、友達との信頼関係とか、現代でも通用するような価値観というものはあると申し上げている」と述べました。

そのうえで、稲田大臣は「日本は単に経済大国を目指すのではなく、高い倫理観と道徳心で世界中から尊敬され、頼りにされるような国を目指そうということを今まで申し上げてきた。しかしながら、教育勅語を唯一の教育方針として取り扱うことは不適切だと考えている」と述べました。

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4 コメント

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当たり前のこと。 (こころ)
2017-04-11 17:02:09
親孝行や、人を思いやるなどは、人として当たり前のこと。
自然に備わる感情を、わざわざそんな事を、「教育勅語」と無理矢理に結び付ける必要も無いのは当たり前のこと。

親孝行、夫婦仲良く、それは在り来り理想。

人間だから、腹が立てば喧嘩もしますし、不定やDV、働かないや、ギャンブル浪費でも、それでも夫婦仲良くなんて、単なる大きな御世話で押し付け。
おめでたくて馬鹿馬鹿しい話で、それは個々の心を無くせという国の強要です。

愛情を持って一生懸命に育てて貰ったという感謝があって、自然に親を思う気持ちが備わり、それが自然に親孝行に繋がるので、中にはそうではない捨てられ、施設で育ち、いざ親が年老いてヨボヨボヒョッコリ出てきて、私が貴方の親だ、面倒見ろ!と言われても厳しい方もいるのでしょう。

なんでもかんでも人間の心を一括りに決め付け強要する権利は国は無し。何様のつもりか。

要するに、戦争したい為の教育勅語を、歪曲させ、カモフラージュして虚言し、「それ良いことじゃない?」と騙されるものがいる事を期待しての戯言。バレバレです。

紛い物政権が強行してきた政策とは言えない一事が万事の愚策を見れば、何がしたいのかは一目瞭然。(上から見下すのもいい加減に)

それにしても、稲田が防衛大臣なんて青天の霹靂、この青天の霹靂に付き合わされる国民はたまった物ではありません。

おまけに、現政権の御用メディアの誰が何処の誰の何人に調査したかも不明な支持率調査は、全く意味がありません。
支持率がそこそこは有ろう政権ならまだしも、政権不祥事が起こる度に、そのタイミングで嫌らしく支持率を挟んで来ては、「それでも支持率が、これだけありますよー!」の崖っぷちであるが為のアピール調査は飽き飽き。(国民に見透かされた捏造は満腹)

庶民A:誰か支持する変わった人がいるんだね~。
庶民B:あれは捏造だって、みんな口々に行ってるよ。
庶民C:やっぱりね!だって誰に訊いても自民党に投票した人がいないんだよね~。

エセ支持率調査はいいから、国民を見よ!見ないフリをするな。
本当の支持率の答えは、国民の生活ぶりにあると思います。
庶民があって国が成り立つこと、当たり前。

稲田が来たりてホラを吹く。
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☆ こころさんへ (忠太)
2017-04-11 17:56:29
道徳とは何となく「いいもの」という印象があります。しかし、そのいいものが悪用された歴史が我が国にはあります。稲田大臣は、その体験から何も学んでいないし、また、学ぶつもりもないのでしょうね。

木村草太氏が「学校内道徳が法の支配を排除する」危険を指摘する記事があります。→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47434

是非、読まれたらいいです。そうか、「法の支配」が崩されるのか、という問題意識に目覚めます。
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忠太さま (こころ)
2017-04-11 19:21:49
読ませた頂きました。

木村草太さんは、個人的にも好きな法学者で、木村先生がコメントされる時は聞くようにしています。いつも、偏らない物事の見方は的確で且つ解りやすいです。
偉ぶらないとこも好感。

法が崩れる…
そもそも憲法違反ですね。

早急にこの悪徳政権を葬らなければ、教育と称したとんでもない狂育が、この先の日本に危険を及ぼすものと理解しています。
返信する
長周新聞より (こころ)
2017-04-11 22:06:23
要所々々とても纏められてあると思います。
全文は5000文字を越えますので、序文のみ。

時代錯誤甚だしい教育勅語の復活
温存され往生しきれぬ天皇制軍国主義の亡霊
 
大戦の反省くつがえす戦犯の末裔
                        2017年4月7日付

 「教育勅語を教育方針の要にする小学校」の建設を掲げた森友学園をめぐる騒動のさなか、安倍政府は教育勅語を、「憲法や教育基本法に反しない形で教材として使用することを認める」と閣議決定した。皇国史観にもとづく軍国主義教育によって青少年を欺き、320万人もの国民を死に追いやった痛恨の反省から、戦後、衆参両国会で教育勅語の排除と失効を決議した。それを今になって後生大事に持ち上げ、さらには人殺し訓練の銃剣道を学校教育にとり入れるという安倍政府の振る舞いは、滑稽さを通り越している。……
(略)

今度は星条旗掲げた肉弾作り

 (略)

非科学的な歴史観 柔軟な頭に植え付ける
 (略)
 
行き着いた先は… 320万人殺した犯罪

(略)

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/jidaisakugohanahadasiikyouikutyokugonohukkatu.html
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