日刊ゲンダイの記事に
朝日新聞社は、
１３年２月、
社長が安倍某と会食、
その２週間後に単独インタビューを掲載したことをもって、
朝日が安倍某と“手打ちした”
と記してあった
（下記〔資料〕参照）。
俄かに信じられない
というより、
信じたくない指摘だ。
しかし、事実なんだろうな。
と思うのは、
丸山和也参院議員による
「黒人、奴隷が大統領」という、
驚愕の
問題発言に対する
扱いのためだ。
外国紙が続々、
丸山発言を取り上げているのに、
わが国は、
ブロック紙の東京新聞を除き、
小さな扱いだ。
ちなみに、
次の朝日新聞の
目次を見て頂きたい。
丸山の
「マ」の字が見当たらない。
実は、
３３面の「センター試験後継 問題例を公表」
という記事の下に
申し訳なさげに掲載されている。
こんな風だ。
僕が
この新聞をたまたま買った。
「仮設孤独死 ５年で１９０人」の
見出しが
他人事でなかったからだ。
とても胸が痛む。
一方、孤立予防が成功している地域もあるようだ。
少しは
安心できる材料だ。
しかし、これからが大変と思う。
頑張ってほしい。
昨日は、
そんな感慨にふけった。
朝日の文字通りの
一面トップ記事は、これ。
「原油増産凍結 イラン同調」
というもの。
これ、読んで、
日本にどんな影響があるか、
分かるかな。
同じ材料でも日刊ゲンダイが扱うと
こうなる。
生活への打撃度もピンとくるだろ。
株価についても、
１万２０００円台に下落することが示唆されている。
つい、この間、
急激な株安の原因が
石油の
値動きのせいにされていた。
すなわち、石油が安すぎるからいけないんだという話だった。
しかし、事実は違う。
石油の価格が上がるから
株安が
進むということらしい…。
話を丸山の暴言に戻す。
前にも記した通り、
実は、僕は、同氏の暴言を
自民党の本心を表明したものと考えている
（拙稿「丸山議員の憲法審査会発言 撤回謝罪。それで済むのか」＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/34d67948618e8546a59084a26acf0e15）。
だからこそ、
佐賀官房長官の当初のコメントは、
「本人は、発言を撤回して謝罪した。もう問題はない」
ということだったはずだ。
外国の記者は、
まだ十分に安倍晋三がどんな人間か
理解してないと思う。
極右というより、
このおっさん、とことん売国奴だ。
その意味では、
松井計@matsuikei さんの
――ウッハーの人は丸山発言を擁護してるようだけど、〈主権を捨ててアメリカの51番目の州になるってできないの？〉て質問なんですよ。ほんとは、ウッハーの人こそ怒るべき場面なのでは？ これこそほんとの売国じゃありませんか。〔18:23 - 2016年2月19日 〕――
という指摘は、
至極、正当なのだと言える。
ただ、この指摘は、
安倍某にも当てはまる。
そしてまた、
ウッハー（いわゆる「極右」のことだろう）の諸子にも該当する。
この人は、
そこを見てない恐れがある。
すなわち、
丸山発言の積極的な意味は、
「告発」だということだ。
自民党は、
対米従属をモットーにした
売国政党だ。
丸山は、
それを世界に知らしめた
という点で
大きな意味を持つ。
ただ、デメリットもあった。
日本がとんでもなく
差別容認の国だということも
伝えてしまった。
はすみとしこの難民への憎悪を煽る侮辱表現や、
それを援護射撃をするように、
右翼街宣カーに
乗ったゴロツキどもがデモ隊に突入する暴力が
許されてある。
交通に
多大なる危険を生じさせる
このような
犯罪行為を犯しても、
また、在特会というチンピラ・グループがヘイト・スピーチを繰り返しても、
警察は
知らぬ顔をしているどころか、
大部隊を派遣して彼らを守っている。
こんな異常な事態が
放置されたままになっている醜い日本！
先進国として
とても恥ずかしいことだ。
その元凶が
自民党政権の重鎮たちと彼ら幹部との癒着だ。
マスコミがそれ等、
悪しき慣行に素知らぬ顔をしてきたツケが
丸山発言となって、今、現れたのだ。
つまり、わが国は、
国民性として、
朝鮮人だけでなく、アラブ人、そして黒人等々を
上から目線で眺めている
という
文化的醜悪性（後進性とは別の物だ。勘違いしないように）を
世界にさらけ出した。
他人種、他民族を差別して恥じない日本文化のありようは、
日本人が国外に出たとき、
疎外される
大きな要因になるだろう。
日刊ゲンダイが
「丸山発言が招く日本人襲撃テロ」
と題して、
テロの可能性にまで
言及されている
（軍事ジャーナリストの世良光弘氏の意見だ）。
「議員辞職じゃ済まない」
というのは、
その点への懸念からだろう。
テロは、
大袈裟としても、
世界で日本人が孤立するべくして
孤立する
運命を暗示するものとして、
笑えない真実性があると感じる。
〔資料〕
「自民党とグル 大新聞の腐敗劣化」
日刊ゲンダイ（2016年2月20日付<19日発行>）
朝日新聞社は、
１３年２月、
社長が安倍某と会食、
その２週間後に単独インタビューを掲載したことをもって、
朝日が安倍某と“手打ちした”
と記してあった
（下記〔資料〕参照）。
俄かに信じられない
というより、
信じたくない指摘だ。
しかし、事実なんだろうな。
と思うのは、
丸山和也参院議員による
「黒人、奴隷が大統領」という、
驚愕の
問題発言に対する
扱いのためだ。
外国紙が続々、
丸山発言を取り上げているのに、
わが国は、
ブロック紙の東京新聞を除き、
小さな扱いだ。
ちなみに、
次の朝日新聞の
目次を見て頂きたい。
丸山の
「マ」の字が見当たらない。
実は、
３３面の「センター試験後継 問題例を公表」
という記事の下に
申し訳なさげに掲載されている。
こんな風だ。
僕が
この新聞をたまたま買った。
「仮設孤独死 ５年で１９０人」の
見出しが
他人事でなかったからだ。
とても胸が痛む。
一方、孤立予防が成功している地域もあるようだ。
少しは
安心できる材料だ。
しかし、これからが大変と思う。
頑張ってほしい。
昨日は、
そんな感慨にふけった。
朝日の文字通りの
一面トップ記事は、これ。
「原油増産凍結 イラン同調」
というもの。
これ、読んで、
日本にどんな影響があるか、
分かるかな。
同じ材料でも日刊ゲンダイが扱うと
こうなる。
生活への打撃度もピンとくるだろ。
株価についても、
１万２０００円台に下落することが示唆されている。
つい、この間、
急激な株安の原因が
石油の
値動きのせいにされていた。
すなわち、石油が安すぎるからいけないんだという話だった。
しかし、事実は違う。
石油の価格が上がるから
株安が
進むということらしい…。
話を丸山の暴言に戻す。
前にも記した通り、
実は、僕は、同氏の暴言を
自民党の本心を表明したものと考えている
（拙稿「丸山議員の憲法審査会発言 撤回謝罪。それで済むのか」＊http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/34d67948618e8546a59084a26acf0e15）。
だからこそ、
佐賀官房長官の当初のコメントは、
「本人は、発言を撤回して謝罪した。もう問題はない」
ということだったはずだ。
外国の記者は、
まだ十分に安倍晋三がどんな人間か
理解してないと思う。
極右というより、
このおっさん、とことん売国奴だ。
その意味では、
松井計@matsuikei さんの
――ウッハーの人は丸山発言を擁護してるようだけど、〈主権を捨ててアメリカの51番目の州になるってできないの？〉て質問なんですよ。ほんとは、ウッハーの人こそ怒るべき場面なのでは？ これこそほんとの売国じゃありませんか。〔18:23 - 2016年2月19日 〕――
という指摘は、
至極、正当なのだと言える。
ただ、この指摘は、
安倍某にも当てはまる。
そしてまた、
ウッハー（いわゆる「極右」のことだろう）の諸子にも該当する。
この人は、
そこを見てない恐れがある。
すなわち、
丸山発言の積極的な意味は、
「告発」だということだ。
自民党は、
対米従属をモットーにした
売国政党だ。
丸山は、
それを世界に知らしめた
という点で
大きな意味を持つ。
ただ、デメリットもあった。
日本がとんでもなく
差別容認の国だということも
伝えてしまった。
はすみとしこの難民への憎悪を煽る侮辱表現や、
それを援護射撃をするように、
右翼街宣カーに
乗ったゴロツキどもがデモ隊に突入する暴力が
許されてある。
交通に
多大なる危険を生じさせる
このような
犯罪行為を犯しても、
また、在特会というチンピラ・グループがヘイト・スピーチを繰り返しても、
警察は
知らぬ顔をしているどころか、
大部隊を派遣して彼らを守っている。
こんな異常な事態が
放置されたままになっている醜い日本！
先進国として
とても恥ずかしいことだ。
その元凶が
自民党政権の重鎮たちと彼ら幹部との癒着だ。
マスコミがそれ等、
悪しき慣行に素知らぬ顔をしてきたツケが
丸山発言となって、今、現れたのだ。
つまり、わが国は、
国民性として、
朝鮮人だけでなく、アラブ人、そして黒人等々を
上から目線で眺めている
という
文化的醜悪性（後進性とは別の物だ。勘違いしないように）を
世界にさらけ出した。
他人種、他民族を差別して恥じない日本文化のありようは、
日本人が国外に出たとき、
疎外される
大きな要因になるだろう。
日刊ゲンダイが
「丸山発言が招く日本人襲撃テロ」
と題して、
テロの可能性にまで
言及されている
（軍事ジャーナリストの世良光弘氏の意見だ）。
「議員辞職じゃ済まない」
というのは、
その点への懸念からだろう。
テロは、
大袈裟としても、
世界で日本人が孤立するべくして
孤立する
運命を暗示するものとして、
笑えない真実性があると感じる。
〔資料〕
「自民党とグル 大新聞の腐敗劣化」
日刊ゲンダイ（2016年2月20日付<19日発行>）
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