国民は、本当に倒錯政治に気づかぬのか

日刊ゲンダイが

「なぜデタラメ改造で内閣支持率が上がるのか」

という問いを立て、

分析している。

当選２回の丸川環境相につき、

「若めの女を大臣に据えれば政権のイメージアップにつながる」など、

身も蓋もないことが

起用の理由として記されている

（下記〔資料〕参照）。

しかし、この分析、

正しいのではないかな。

他の大臣の

起用の分析も辛らつを極める。

しかしまた、どれもこれもドンピシャだと思う。

分からないのは、

では、なぜ、内閣支持率が上がるのか

という問いに対する答として、

「国民が倒錯政治に気づかない」

というありきたりな結論に終始するのかだ。

ひょっとして

マスコミのでっち上げではないか

という点を

突いてよさそうなのに突かない。

庶民の気持ちを分かってそうな新聞だけに

耐えがたいな。

現政権が

「国民を愚弄している」

としながら、

一番、国民を愚弄しているのは、

日刊ゲンダイ紙ではないか

と思う。

購読、しばらくよそうかなっと。


〔資料〕

「倒錯政治に気づかぬ国民　進んでいるのは１億総白痴化だ」

　　　日刊ゲンダイ一面記事（2015年10月14日付〈13日発行〉）