のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

国連勧告に対するヘイトスピーチ依存政権しんがり、高市政調会長の意見

2014年08月29日 03時56分42秒 | 安倍某とそのお友達
世の中には

不思議

なことがあります。

その一つは、

在特会。

彼らはなにを考えているのだろう

という疑問が

ずっとありました。

そうでしょ?

だって、

あれは、デモをするほど

ストレスを

感じるはずですよ。

人に

「死ね」などと言って

落ち込むと思います。

他人を

苦しめてそれが楽しい

という人間の姿、

自然ですか。

裏にきっと何かあると思ってました。

それで、

ひょいと見つけたのが

日本のために @izimo_ssp さんのツイートです。

――右翼系のデモは実は金になるからやってるわけです。一度街宣すると、保守系政治家から一人200万から500万円がヤクザ経由で振り込まれている。最近は警察や公安の資金も多い。

だれも金にならなければ、右翼はデモなどしません。資金源が暴力団、議員、公安、カルトなのですよ〔1:24 - 2014年8月28日 〕――

と書いてありました。

なにか

つきものが落ちたような

解放感が

ありました。

金のためにやっているのだとしたら納得できます。

世の中に

ゴネ得ってのがありますが

それを味わってしまって、

他の生き方が

見出せなくなったのが

在特会の

人の基本的なスタンスなんでしょう。

そんな彼らに

立ち塞がる壁です。

国連は人種差別撤廃委員会から

ヘイトスピーチを規制しろという勧告が

なされました。

それに

抵抗しているのが高市政調会長です。

この人です。

立って喋っている人です。


典拠:山本昌弘‏@yamamoto_1934 さんのツイート〔21:05 - 2014年8月28日

顔がよく見えない?

この人です。


典拠:山本昌弘‏@yamamoto_1934 さんのツイート〔21:30 - 2014年8月28日

まだ、よく見えない?

この人だ~


典拠:森   優 @katabutuさんのツイート〔21:32 - 2014年8月28日

この胸元がざっくり開いた服を着た

おばたまが

何を言っているのか言うと、

国会デモが煩く

仕事にならないから規制しようという話です。

発言の場は、

ヘイトスピーチのプロジェクト・チーム(PT)の

会合においてです。

国連から、

――本音では規制したくない「ヘイトスピーチ」なのですが――、

規制しろという圧力がかかったので、

仕方なく立ち上げたPTです。

「ヘイトスピーチ」を規制するなら、

こちらもだと

ばかりに

攻撃の矛先を向けたのが

国会前のデモという、

国連では

規制の対象としては

議論の俎上に乗せられなかった(註)、

別の

示威運動でした。

国連が

勧告した趣旨が

まるで分かってないのですな。

あるいは、

「肉を切らして骨を断つ」

ということなのでしょうか。

この提言を聞いて、

まさに思い起したのが

「やくざのゴネ得」の発想です。

彼らは、

等しくないものを

等しいと言い、

等しいものを等しくないとして

論理を立て

難詰してきます。

高市氏の場合に即して言うと、

「ヘイト・スピーチ(憎悪表現」)」は、

断じて、

国会前のデモのスローガン、

たとえば、「原発 廃炉」と一緒ではありません。

後者は、

国会に求める請願です。

それが請願法に基づかないために

請願として

受理されないだけの話です。

ただし、この権利は、

決して軽んじられてはならないものです。

まさに

政治の場面で尊重されるべき

「表現の自由」です。

それは、すなわち、

主権者たる国民の声です。

たとえ、反対意見を伴うものであっても、

国民からの

負託を語る以上、

尊重されるべき声なのです。

他方、

ヘイト・スピーチ(憎悪表現」)は、

実質上、

犯罪といってよい

反社会的な表現行為です。

頭のいい(?)

高市氏がなぜ、この二つの

表現行為の種類の違いを了解しないのか――。

この謎は、

冒頭の在特会の諸君の謎と同じです。

何らかの

報酬を期待しての行動と見ていいのでしょう。

誰からの報酬かは、

ヘイトスピーチを歓迎している人間の

顔を思い浮かべれば

充分でしょう。

ヒントは、

〔資料-3〕における

――ヘイトスピーチに関しては、7月に韓国で朴槿恵大統領と会談した東京都の舛添要一知事が、8月7日に安倍首相と会談し法規制を求めていた。このとき安倍首相は「日本の誇りを傷つける」と非常に憤慨し、「党として検討させる」と述べたという――

という文章の中に隠れています。

要するに、

ヘイトスピーチにヨイショされて

首相になった

安倍某への媚です。

もう一度、

上掲の写真を再アップしておきましょう。



この顔で、

媚びてるんですな。

画像に添付された

「この顔見たいですか?」

というツイートも、

この脈略で見ないと誤解します。

「ブス!」

と罵りたいわけではないのです。

顔に権力志向の相が

出てますよ、

ということです。

僕は、

そう理解しました。


(註)毎日新聞記事、

「ヘイトスピーチ:国連委の日本勧告『予想以上に厳しく』」によると、

国連の勧告には

「法規制が一般のデモ活動や

マイノリティーへの弾圧に乱用されないようにということも明記されている」

とのことです

(拙稿、上記新聞記事に関する投稿参照
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cd3825e29cc135dc5d2a840d51a9f816)。




〔資料-1〕

「ヘイトスピーチ法規制を 国連差別撤廃委で指摘」

   東京新聞(2014年8月22日 朝刊)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014082202000128.html

 【ジュネーブ=共同】国連人種差別撤廃条約の履行状況を監視する人種差別撤廃委員会の対日審査会合が二十、二十一の両日、ジュネーブで行われ、委員からは「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動への懸念や日本政府に法規制などの対応を求める声が相次いだ。


 人種差別撤廃委の対日審査は二〇一〇年以来、約四年ぶりで今回が三回目。委員の一人はヘイトスピーチについて「時に暴力行為に及び、言動も過激だ」と指摘。別の委員は「規制しても表現の自由の侵害にはならない」と述べ、法規制を急ぐよう促した。


 これに対し、日本政府代表は二十一日「外国人の人権を尊重するための啓発活動を実施している」と答弁、与党として対応を検討する動きもあると説明した。


 従軍慰安婦問題や、朝鮮学校が高校無償化の対象とされなかった問題、アイヌ民族への差別問題なども議題に上がった。


 委員会は審査を基に、日本への具体的な人権状況の改善勧告を盛り込んだ「最終見解」を今月末に公表する予定。


 ヘイトスピーチをめぐっては、国連人権規約委員会が先月、対日審査の最終見解で懸念を示し、差別をあおる全ての宣伝活動の禁止を勧告したばかり。





〔資料-2〕

「自民の国会デモ規制に懸念 与野党から「言論統制」の声」

    佐賀新聞(2014年08月28日 20時54分)

☆ 記事URL:http://www.saga-s.co.jp/news/national/10202/98758

 自民党が28日、国会周辺での大音量のデモや街宣活動に対する規制の検討に入ったことをめぐり、与野党から「不都合な声を封じ込める言論統制だ」と懸念する声が相次いだ。高市早苗政調会長らは「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣対策と同時に議論する構えで、国会近くで恒例となっている脱原発デモなどを抑制する思惑もあるとみられる。

 ヘイトスピーチ対策の自民党プロジェクトチーム(PT)初会合では、出席者から「(思想の)右、左を問わず、騒音を規制すべきだ」との意見が出た。




〔資料-3〕

「自民党、国会デモの規制を検討「仕事にならない」 ヘイトスピーチPTが議論」

   THE HUFFINGTON POST(2014年08月28日 16時18分 JST )

☆ 記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/28/hate-speech-ldp_n_5727114.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067


(以下、転載内容につき、

引用されている箇所の内容及び引用の仕方が転載者、忠太の判断で変更されてます)


自民党は8月28日、「ヘイトスピーチ」の対策を検討するプロジェクトチーム(ヘイトスピーチPT)の初会合を開き、国会議事堂などの周辺や外国大使館付近での大音量の街宣やデモに対する規制も、ヘイトスピーチと併せて議論する方針を確認した。警察庁の担当者からヒアリングなどを行ったという。MSN産経ニュース「国会周辺の大音量デモ規制も検討 自民ヘイトスピーチPT」が報じた。


―― 自民党は28日、「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣活動への対策を検討するプロジェクトチーム(座長・平沢勝栄政調会長代理)の初会合を党本部で開き、憲法が保障する「表現の自由」を考慮しながら対策を検討することを確認した。国会周辺での大音量のデモに対する規制も併せて議論する。

 高市早苗政調会長は会合で「口汚い言葉でののしるのは、誇りある日本国民として大変恥ずかしい。人種差別的な言論は(国際的に)法規制の流れになっている」と述べ、行き過ぎた表現に対する規制の必要性を強調した。

 一方、拡声器を使った国会周辺での街宣活動は現在も静穏保持法で禁じられている。ただ、同法による摘発事例は少なく、高市氏は「国民から負託を受けているわれわれの仕事環境も確保しなければならない」と述べ、同法改正も含め検討する考えを示した。国会周辺では毎週金曜日に反原発のデモが行われている。
2014/08/28 13:15〕――


鯨岡仁Hitoshi Kujiraoka@KujiraokaH さんは、

次のようなツイート。

――自民党のヘイトスピーチ対策等に関する検討PTが開かれています。高市早苗政調会長は「他国や他民族を口汚く罵るような言動は、日本人の品位を貶める」とあいさつしました。法規制を含めて検討します。10:22 - 2014年8月28日 〕――


ヘイトスピーチに関しては、7月に韓国で朴槿恵大統領と会談した東京都の舛添要一知事が、8月7日に安倍首相と会談し法規制を求めていた。このとき安倍首相は「日本の誇りを傷つける」と非常に憤慨し、「党として検討させる」と述べたという

なお、ヘイトスピーチPT座長代理の柴山昌彦衆院議員は自身のブログで、高市政調会長が8月21日に「ヘイトスピーチに関してはそれを特別の規制対象とすることはないと明言」したとしており、ヘイトスピーチにとどまらず範囲を広げて議論する考えであることを示していた。

【訂正】2014/08/28 20:40
当初の記事で、柴山昌彦衆院議員の肩書きを「PT座長」としていましたが、正しくは「PT座長代理」でした。





 

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