炉心溶融(メルトダウン)は、
3月11日22時20分に始まったことが
吉田昌郎・元所長からの
通報(FAX)により明らかです。
(クリックすれば拡大します)
出典:richardkoshimizu's blog〔2014/03/03 08:57〕/リンク
炉心溶融は、
70日後まで秘されました。
どうしてでしょう?
事故当時、
「ベント」「ベント」と喧(かまびす)しかったですね。
あれは、単に、原子炉2号機の延命のための
処置だったのでしょうか。
ベントの度に、
ホット・パーティクルが放出し続けられました。
ちなみに、
ホット・パーティクルとは、
次のようなものです。
サイト「南相馬市議 大山こういちのブログ」に
あった説明をお借りしました。
☆ 記事URL:http://mak55.exblog.jp/20706537/
合金なので、
セシウムそのものであるかのごとく
理解するのは過ちなようです。
さて、なぜ、こんなものができるかと言うと、
上に述べたように、
ベントしたがためです。
すなわち、
高温のため
気体となったウラン燃料等が
ベントにより急冷した瞬間、
霧状に細かな粒になったものが
空気中を
浮遊しながら
広く飛び散ったということです。
吉田元所長は、
記者会見のときだったと思いますが、
「50キロ圏内は人がいないと思った」
と証言されてました。
この発言の真意は、
微粒子となった
ウラン燃料の脅威を専門家なら
知悉しているはずなので、
当然に、
それに配慮した指針を示しているものと
考えたところにあるでしょう。
この微粒子の怖いところは、
一旦沈着しても
また舞い上がる点です
(燃やしては駄目というのは、
その性質に着目した注意の惹起でした)。
政府・東電は、
そのような真の危険を
国民に広く知らしめるのでなく、
逆に、危険を国民に察知させないために
まやかしで
頭を混乱させようとしました。
そして上掲ブログ管理人、
南相馬市議・大山こういちさんによると、
頭を混乱させる道具に使われたが
空間線量の話だった
と指摘されます。
私たちは、
呼吸による
放射性核種の取り込みは
1%に過ぎないと思い込ませてきました。
「大人の空気摂取は1日20m3で、
ドライアイスのように固めれば重さ20kg」
という前提で考えた場合、
空気による
ホット・パーティクルの摂取の可能性が
大いに考えられます。
“美味しんぼ”の表現につき、
首相までが
音頭を取って異様な攻撃をしかけてました。
思うに、
この漫画が
取り上げた鼻血現象は、
実は、
ホット・パーティクルの脅威を
考えるきっかけに最適だったからかもしれません。
これは、
低線量被ばくの問題ではないのです
(もっとも、あくまで低線量被ばくの結果として
説明する立場もあります。→ペトカウ理論)。
局所的な
高線量被爆の結果と
受け止めるべきと思われます。
しかし、
その事実を認めると、
空間線量を計測するための
モニタリング・ポストに
さほど存在の
意味がないという結論になります。
そうなると、
犯罪企業である東電に
賠償義務を免れさせるとともに、
自らも
「被ばく線量は
自己管理でお願いします」
という
責任逃れの
理屈をでっち上げることしか頭にない政府です。
戦線離脱するための
足元の根拠が
崩れ去ってしまう事態を
黙止できず
浮き足立ったのでしょう。
つまり、大騒ぎにならざるを得なくて
大騒ぎになったという次第です。
風に乗って、
ホット・パーティクルが
全国に拡散中です。
長野市は、
それを証拠立ている場所のひとつです。
軽井沢町の山菜から基準超過のセシウムが
検出されたとして、
出荷・摂取の自粛を要請しました
(サイト「Finance GreenWatch」(5月 19th, 2014 付)の記事参照。
*http://financegreenwatch.org/jp/?p=43862)。
長野市に限らず、
森林汚染の影響がこれから全国に出てくるでしょう。
最後に、
“美味しんぼ”最新号での登場人物たちの
会話を紹介します。
胸に迫ってくるものがあります。
出典:稲井邦利 脱被曝・脱官僚・相互扶助@kunitoshiinaiさんのツイートです〔23:09 - 2014年5月19日 〕
3月11日22時20分に始まったことが
吉田昌郎・元所長からの
通報(FAX)により明らかです。
(クリックすれば拡大します)
出典:richardkoshimizu's blog〔2014/03/03 08:57〕/リンク
炉心溶融は、
70日後まで秘されました。
どうしてでしょう?
事故当時、
「ベント」「ベント」と喧(かまびす)しかったですね。
あれは、単に、原子炉2号機の延命のための
処置だったのでしょうか。
ベントの度に、
ホット・パーティクルが放出し続けられました。
ちなみに、
ホット・パーティクルとは、
次のようなものです。
サイト「南相馬市議 大山こういちのブログ」に
あった説明をお借りしました。
☆ 記事URL:http://mak55.exblog.jp/20706537/
合金なので、
セシウムそのものであるかのごとく
理解するのは過ちなようです。
さて、なぜ、こんなものができるかと言うと、
上に述べたように、
ベントしたがためです。
すなわち、
高温のため
気体となったウラン燃料等が
ベントにより急冷した瞬間、
霧状に細かな粒になったものが
空気中を
浮遊しながら
広く飛び散ったということです。
吉田元所長は、
記者会見のときだったと思いますが、
「50キロ圏内は人がいないと思った」
と証言されてました。
この発言の真意は、
微粒子となった
ウラン燃料の脅威を専門家なら
知悉しているはずなので、
当然に、
それに配慮した指針を示しているものと
考えたところにあるでしょう。
この微粒子の怖いところは、
一旦沈着しても
また舞い上がる点です
(燃やしては駄目というのは、
その性質に着目した注意の惹起でした)。
政府・東電は、
そのような真の危険を
国民に広く知らしめるのでなく、
逆に、危険を国民に察知させないために
まやかしで
頭を混乱させようとしました。
そして上掲ブログ管理人、
南相馬市議・大山こういちさんによると、
頭を混乱させる道具に使われたが
空間線量の話だった
と指摘されます。
私たちは、
呼吸による
放射性核種の取り込みは
1%に過ぎないと思い込ませてきました。
「大人の空気摂取は1日20m3で、
ドライアイスのように固めれば重さ20kg」
という前提で考えた場合、
空気による
ホット・パーティクルの摂取の可能性が
大いに考えられます。
“美味しんぼ”の表現につき、
首相までが
音頭を取って異様な攻撃をしかけてました。
思うに、
この漫画が
取り上げた鼻血現象は、
実は、
ホット・パーティクルの脅威を
考えるきっかけに最適だったからかもしれません。
これは、
低線量被ばくの問題ではないのです
(もっとも、あくまで低線量被ばくの結果として
説明する立場もあります。→ペトカウ理論)。
局所的な
高線量被爆の結果と
受け止めるべきと思われます。
しかし、
その事実を認めると、
空間線量を計測するための
モニタリング・ポストに
さほど存在の
意味がないという結論になります。
そうなると、
犯罪企業である東電に
賠償義務を免れさせるとともに、
自らも
「被ばく線量は
自己管理でお願いします」
という
責任逃れの
理屈をでっち上げることしか頭にない政府です。
戦線離脱するための
足元の根拠が
崩れ去ってしまう事態を
黙止できず
浮き足立ったのでしょう。
つまり、大騒ぎにならざるを得なくて
大騒ぎになったという次第です。
風に乗って、
ホット・パーティクルが
全国に拡散中です。
長野市は、
それを証拠立ている場所のひとつです。
軽井沢町の山菜から基準超過のセシウムが
検出されたとして、
出荷・摂取の自粛を要請しました
(サイト「Finance GreenWatch」(5月 19th, 2014 付)の記事参照。
*http://financegreenwatch.org/jp/?p=43862)。
長野市に限らず、
森林汚染の影響がこれから全国に出てくるでしょう。
最後に、
“美味しんぼ”最新号での登場人物たちの
会話を紹介します。
胸に迫ってくるものがあります。
出典:稲井邦利 脱被曝・脱官僚・相互扶助@kunitoshiinaiさんのツイートです〔23:09 - 2014年5月19日 〕
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