のんきに介護

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石原慎太郎は、なぜ、変節したか ~ 小説「天才」に見る田中角栄への心酔に潜む欺瞞

2016年04月16日 15時25分37秒 | 自然界
リテラの記事「石原慎太郎が『金スマ』で中居正広の質問に激怒! でも「トンチンカン」なのは石原の霊言小説『天才』の方だ」に、

次のようなくだりがある。

――中居が『天才』について、「ぼくも拝見させていただきました。田中角栄さん側になって書かれたわけですよね」と話を振ると、慎太郎は「側っていうか、一人称ですから」といささか不機嫌に返答。さらに、VTRでは慎太郎が田名角栄の金権政治を猛批判してきたことが振り返えられるのだが、そのあとに中居はこう質問した。

「その当時から、そういうふうに(田中を天才だと)感じられてたのか。それとも、この長い間、政治の世界で歩まれた、いまの石原さんが感じられて書かれたのかな。どちらでしょう」――

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2016/04/post-2165.html

この質問に

なぜ、怒ったか――。

「変節」を暴かれたように感じたからだろう。

慎太郎は、

小説の中で

掛け値なしで田中角栄を

『愛国者』

と持ち上げている。

しかし、それならば、

従来、タカ派として『愛国者』ぶりっこしていた

自分は何なのか、

誰しも感じる疑問だ。

しかし、「歌手風情の中居正広がその点に気付くまい」

と高をくくっていたようだ。

それがしょっぱなから触れられて狼狽してしまった

ということだろう。

しかし、その論点、

みんなすぐに感じ取るぞ。

晩年になって、

本物の愛国者は、自分ではなく、田中だった…

と分かった。

素直に懺悔しろ、

馬鹿者め!




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