灯が消されたエッフェル塔。
転載元:野洲潤一郎 Yasu @Yasu9412 さんのツイート〔10:38 - 2015年11月14日 〕
転載元:Paris Solidarity @ParisSolidarity さんのツイート〔19:39 - 2015年11月14日 〕
masanorinaito @masanorinaito さんのツイート。
――シャルリ・エブド襲撃はテロであったが、合目的性はあった。今回はそれがない。〔10:48 - 2015年11月14日 〕――
Hemmi Tatsuo@camomille0206 さんが
これに対し、
――「テロではあったが合目的性はあった」とはどういう論理か。耳を疑う。〔10:55 - 2015年11月14日 〕――
という、
問い掛けに
――あれだけムスリムに対して敵対的なメディアであれば襲撃される可能性は当然あったというとです。テロを正当化しているのではありません。〔10:58 - 2015年11月14日 〕――
とのこと。
他方、狙われた場所が「Bataclan コンサートホールで、
ほぼ皆殺しにされたのはアメリカのロックグループのコンサート中だった」
(エリック ・C @x__okさんのツイート〔13:11 - 2015年11月14日 〕参照 )こと、
また、「パリの11区のテロの一つは、Rue de Charonne の角にあるバー2件とその近くにある すし屋」
(同氏ツイート〔13:49 - 2015年11月14日 〕)
だったことを考えると、
アメリカ絡みでテロを被ったと見ていいだろう。
何日か前にあった、
米国のISの一人を狙ったという空爆(下記〔資料ー2〕参照)に対する
報復かもしれない。
だとすると、
管官房長官の声明(下記〔資料ー3〕 参照)は、
次なるテロ行為を招くだろう。
今度は、
誰が見ても
日本人がテロの対象だったという殺し方をするだろう。
上掲、
空爆は後藤健二さん殺害の
報復を
兼ねていたから――。
効果あるテロ対策をしたいなら、
首相交代しか
なさそうだ
(山口一臣@kazu1961omi さんのツイート〔18:27 - 2015年11月14日 〕)。
でも、できるかな。
国内では、
――@harukieast @x__ok
ISの標的にはなってますが、日本の順位は極めて低いですよ。〔14:57 - 2015年11月14日 〕――
などという寝言を発している人がいる。
何しろ、
――ISの標的にわざわざ自分からお金を払ってなった馬鹿な国です。明らかに 〔14:59 - 2015年11月14日 〕――
という自国及び自国首相への認識を新たにすべきだ。
恐らく
「日本会議」などという
団体に結集した我が国のアホな政治家は、
「外に敵が増えることは政府にとって好都合なことが多い」
という程度の
危機意識しかないだろう
(土佐の酔鯨@tosasuigei さんのツイート〔18:17 - 2015年11月14日 〕参照)。
極右を自称する日本の戯けどもは、
国民を米国軍需産業の顧客にしたがっている。
それによって、
己れの富が増すと考えているのだ。
<追記>
もっと、
突っ込んで考えれば、
今回のテロも
偽旗作戦の可能性がある。
たとえば、
次の画像を見て欲しい。
クライシス・アクトレスと言われる人が
また、写り込んでいる。
転載元:スマートボーイ @breakillusion さんのツイート〔18:46 - 2015年11月14日 〕
さらに、
偽旗であるかどうかはひとまず置き、
次のような
各国首脳の問題のすり替えにも注意すべきだ。
masanorinaito @masanorinaito さんがツイートしていた。
――ヨーロッパなど各国首脳の中に、「難民はISのテロから逃れてきたのだから、彼等に敵意を向けてスケープゴートにしてはいけない」と発言し始めた。これは注意すべき言説。IS支配地域からの難民は、ISに対する米ロなどの空爆を恐れて逃れている方が圧倒的に多い。〔11:33 - 2015年11月15日 〕――
<追記ー2>
これも偽旗作戦では、
と疑わせる。
非一般ニュースはアカウント凍結 @kininaru2014111 さんのツイート。
――自爆した遺体からパスポートを発見。散乱したり燃えたりしない「特別なパスポート」らしいです。3人の名前が判明。フランス国籍のイスマイル・オマル・モステファ容疑者(29)、アフメド・アルモハメッド容疑者、アブドゥラクバケ・B。http://jp.sputniknews.com/incidents/20151115/1168516.html …〔16:12 - 2015年11月15日 〕――
〔資料〕
「『悪夢だった。男は銃撃ち続けた』 パリ再び襲ったテロ」
朝日新聞/パリ=青田秀樹(2015年11月14日12時34分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASHCG34Z2HCGUHBI014.html
パリがまたテロの標的になった。コンサートホール、カフェ、サッカー場の近く――。犠牲者は100人を大きく超えた。新聞社が標的になった1月の連続テロを上回る規模だ。今月末に世界の首脳が集まり地球温暖化対策を話し合う国際会議(COP21)を控える「花の都」に、非常事態宣言が出た。
米国のロックバンドのライブが開かれていた「ルバタクラン」。週末休みを前にした金曜の夜。かいわいは、いつものように若者たちでにぎわっていたという。そこに狙いを定めるように、テロリストが無差別に攻撃を仕掛けた。治安部隊が突入したが、多数の観客らが殺害されていた。
脱出してきた男性は仏メディアに語った。「悪夢だった。入り口に男たちが入ってきて銃を放った。観客は床に伏せたが、アラー・アクバル(神は偉大なり)と叫んでいた男は銃を撃ち続けた」。アラーはアラビア語で神を意味する。
現場近くで通りに座り込んでいたマチルド・デュチュイさん(19)は朝日新聞の取材に小さな声で、「女性が叫ぶのを聞いた。夜が明けたら、(事態の重大さが感じられて)つらいだろう」と話した。
デュチュイさんによると、自分がいたカフェに、通りにいた人たちが次々に逃げ込んできて、いっしょにテレビのニュースを見守った。銃撃から1時間ほどたった頃、ドアを開けて様子をうかがうと、足を撃たれた人が「中でじっとしていろ。出ちゃだめだ」と大声で叫んだ。
現場から数百メートルのところに規制線が張られ、救急車やパトカーが列をなしていた。午前1時すぎ、担架に乗せられた人が運ばれていく。逃げ出してきた人たちは、保温シートにくるまって抱き合い、涙をながしながら、互いをなぐさめあっていた。
1月に襲撃された、風刺新聞シャルリー・エブドの事務所は現場から数百メートルしか離れていない。再びの惨事を目の当たりにしてパリの人々は衝撃を受け、おびえていた。
イダルゴ・パリ市長は事件を受けて、外出せず、帰宅するよう市民に呼びかけた。カフェやバーは早々と店を閉め、緊急事態の現場周辺を除くと、人通りはまばらだった。
現場はいくつにも、またがっている。仏紙ルモンド(電子版)によると、銃撃があったカフェ「ベルエキップ」のそばにいた目撃者は爆発音を聞き、カフェの方を窓越しに見た。午後10時前に男が車からおりて、テラスに向かって何度も銃を撃った。「叫び声が聞こえた。男は車に戻り走り去った」と話した。たくさんの人が横たわっていたという。
同じく標的となったカンボジア料理店では、銃撃直後に訪れた女性が、「多くの人々が倒れていて、何が起きたのか分からなかった。非常に静かだったのが強烈な印象だ。呆然(ぼうぜん)とした女性が『銃撃、銃撃』と言っていた」と話した。近くに住む男性は、3回の連発があり、最初の連射が「とても長かった」とした。
13日夕は、パリ郊外のサッカー場で、フランス対ドイツの親善試合が行われていた。試合の前半、少なくとも2回の爆発音が聞こえたという。多くの観客がグラウンドに避難した。スタジアムの外では機動隊が近くの地下鉄の駅に観客を誘導。「怪しい荷物を発見」との情報が流れていたという。観客席にはオランド大統領の姿もあった。事件が起きてすぐに席を立ち、テロ対策の指揮にあたるためパリに急ぎ戻った。
関係閣僚を集めた緊急会議の後、コンサート会場にバルス首相やカズヌーブ内相らとともに訪れ、「テロリストたちは、決意を固めたフランス、一体となるフランスと向き合うことになる」と語った。テロと闘う決意表明だった。(パリ=青田秀樹)
■友人撃たれた男性「まだ実感は湧かない」
パリ在住の出版社社員、グレゴアール・ヘロさん(40)は朝日新聞の取材に応じ、「多数の人が殺害されたコンサート会場で、友人の女性が太ももを銃で撃たれた」と話した。
同じ会場前列にいた別の知人男性によると「犯人は無差別に人を撃っていた。伏せろと叫ぶ声もあったが、走っている人たちを無差別に撃ったり、伏せていた人たちも撃ち殺したりした。大虐殺だった」と話しているという。
ヘロさんは日本のマンガの版権取得などが仕事でたびたび来日。知人にはポップカルチャーの愛好者らが多く、現場となった米国のロックバンドの会場に友人が複数いた。
自身もパリ中心部の大通りに面した場所に住み、パトカーや消防車のけたたましいサイレンが響いた。事件直後から堪能な日本語をいかして、滞在者や旅行者向けに、ツイッターで安全情報の発信を続けている。
ヘロさんは「コンサート会場は、以前に襲撃事件があったシャルリー・エブドから歩いて5分ほど。大事件だと思うが、まだ実感は湧かない」と話した。
〔資料ー2〕
「アメリカ国防総省、「ジハーディ・ジョン」を狙った空爆実施」
FNN(11/13 15:37)
☆ 記事URL:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00308342.html
アメリカ国防総省は12日、フリージャーナリスト・後藤健二さんらを殺害したとみられる覆面の男、通称「ジハーディ・ジョン」を狙った空爆を実施したと発表した。男が死亡したかどうかは不明となっている。
アメリカ国防総省によると、アメリカ軍は12日、「イスラム国」が首都とするシリア・ラッカで、過激派組織「イスラム国」の戦闘員、モハメド・エムワジ、通称「ジハーディ・ジョン」に対し、空爆を実施した。
現在、男が死亡したかどうか、作戦結果の分析を急いでいる。
アメリカ政府関係者によると、空爆は、男が乗ったとみられる車両に対し、無人機で行われたという。
この覆面の男は、後藤さんをはじめ、アメリカ人やイギリス人の人質の殺害を予告する映像に相次いで登場していた。
〔資料ー3〕
「パリ同時テロ 官房長官「強い衝撃と憤り」」
NHK(11月14日 12時13分)
☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151114/k10010305731000.html
菅官房長官は午前11時半すぎ、総理大臣官邸で記者団に対し、「非道・卑劣極まりないテロ行為に強い衝撃と憤りを覚えている」と述べたうえで、現在のところ日本人の被害は確認されていないことを明らかにし、引き続き情報収集に当たる考えを示しました。
この中で、菅官房長官は「パリで発生した非道・卑劣極まりないテロ行為により、多くの犠牲者が発生していることに強い衝撃と憤りを覚えている。犠牲者に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方々にお見舞いを申し上げる。いかなる理由があれどもテロは許されるものではなく、わが国としては、テロの未然防止のために国際社会と連携して取り組む」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「現在のところ邦人の被害は確認されておらず、引き続き情報収集に努める」と述べました。さらに、菅官房長官は「安倍総理大臣からは、今般のテロ事件に際し、テロ対策に一層緊張感を持って当たるよう指示があった。政府としては、在仏大使館に現地対策本部をきょう午前7時3分に設置し、フランスに滞在する在留邦人や旅行者に一斉メールなどで注意喚起を行った」と述べました。
また、岸田外務大臣は広島市中区で記者団に対し、「大勢の犠牲者が出ていると聞き、強い憤りと衝撃を感じている。いかなる理由があろうとも、テロは許されない行為で強く非難する。国際的なテロとの戦いの中で、日本としてもフランスに協力していきたい」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、パリにある日本大使館に現地対策本部を設置したことなどを明らかにし、「日本人が被害にあったという情報は現時点ではないものの、引き続き現地の日本人の保護に全力を尽くしていきたい」と述べました。
転載元:野洲潤一郎 Yasu @Yasu9412 さんのツイート〔10:38 - 2015年11月14日 〕
転載元:Paris Solidarity @ParisSolidarity さんのツイート〔19:39 - 2015年11月14日 〕
masanorinaito @masanorinaito さんのツイート。
――シャルリ・エブド襲撃はテロであったが、合目的性はあった。今回はそれがない。〔10:48 - 2015年11月14日 〕――
Hemmi Tatsuo@camomille0206 さんが
これに対し、
――「テロではあったが合目的性はあった」とはどういう論理か。耳を疑う。〔10:55 - 2015年11月14日 〕――
という、
問い掛けに
――あれだけムスリムに対して敵対的なメディアであれば襲撃される可能性は当然あったというとです。テロを正当化しているのではありません。〔10:58 - 2015年11月14日 〕――
とのこと。
他方、狙われた場所が「Bataclan コンサートホールで、
ほぼ皆殺しにされたのはアメリカのロックグループのコンサート中だった」
(エリック ・C @x__okさんのツイート〔13:11 - 2015年11月14日 〕参照 )こと、
また、「パリの11区のテロの一つは、Rue de Charonne の角にあるバー2件とその近くにある すし屋」
(同氏ツイート〔13:49 - 2015年11月14日 〕)
だったことを考えると、
アメリカ絡みでテロを被ったと見ていいだろう。
何日か前にあった、
米国のISの一人を狙ったという空爆(下記〔資料ー2〕参照)に対する
報復かもしれない。
だとすると、
管官房長官の声明(下記〔資料ー3〕 参照)は、
次なるテロ行為を招くだろう。
今度は、
誰が見ても
日本人がテロの対象だったという殺し方をするだろう。
上掲、
空爆は後藤健二さん殺害の
報復を
兼ねていたから――。
効果あるテロ対策をしたいなら、
首相交代しか
なさそうだ
(山口一臣@kazu1961omi さんのツイート〔18:27 - 2015年11月14日 〕)。
でも、できるかな。
国内では、
――@harukieast @x__ok
ISの標的にはなってますが、日本の順位は極めて低いですよ。〔14:57 - 2015年11月14日 〕――
などという寝言を発している人がいる。
何しろ、
――ISの標的にわざわざ自分からお金を払ってなった馬鹿な国です。明らかに 〔14:59 - 2015年11月14日 〕――
という自国及び自国首相への認識を新たにすべきだ。
恐らく
「日本会議」などという
団体に結集した我が国のアホな政治家は、
「外に敵が増えることは政府にとって好都合なことが多い」
という程度の
危機意識しかないだろう
(土佐の酔鯨@tosasuigei さんのツイート〔18:17 - 2015年11月14日 〕参照)。
極右を自称する日本の戯けどもは、
国民を米国軍需産業の顧客にしたがっている。
それによって、
己れの富が増すと考えているのだ。
<追記>
もっと、
突っ込んで考えれば、
今回のテロも
偽旗作戦の可能性がある。
たとえば、
次の画像を見て欲しい。
クライシス・アクトレスと言われる人が
また、写り込んでいる。
転載元:スマートボーイ @breakillusion さんのツイート〔18:46 - 2015年11月14日 〕
さらに、
偽旗であるかどうかはひとまず置き、
次のような
各国首脳の問題のすり替えにも注意すべきだ。
masanorinaito @masanorinaito さんがツイートしていた。
――ヨーロッパなど各国首脳の中に、「難民はISのテロから逃れてきたのだから、彼等に敵意を向けてスケープゴートにしてはいけない」と発言し始めた。これは注意すべき言説。IS支配地域からの難民は、ISに対する米ロなどの空爆を恐れて逃れている方が圧倒的に多い。〔11:33 - 2015年11月15日 〕――
2015年11月15日昼 記
<追記ー2>
これも偽旗作戦では、
と疑わせる。
非一般ニュースはアカウント凍結 @kininaru2014111 さんのツイート。
――自爆した遺体からパスポートを発見。散乱したり燃えたりしない「特別なパスポート」らしいです。3人の名前が判明。フランス国籍のイスマイル・オマル・モステファ容疑者(29)、アフメド・アルモハメッド容疑者、アブドゥラクバケ・B。http://jp.sputniknews.com/incidents/20151115/1168516.html …〔16:12 - 2015年11月15日 〕――
2015年11月15日夜 記
〔資料〕
「『悪夢だった。男は銃撃ち続けた』 パリ再び襲ったテロ」
朝日新聞/パリ=青田秀樹(2015年11月14日12時34分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASHCG34Z2HCGUHBI014.html
パリがまたテロの標的になった。コンサートホール、カフェ、サッカー場の近く――。犠牲者は100人を大きく超えた。新聞社が標的になった1月の連続テロを上回る規模だ。今月末に世界の首脳が集まり地球温暖化対策を話し合う国際会議(COP21)を控える「花の都」に、非常事態宣言が出た。
米国のロックバンドのライブが開かれていた「ルバタクラン」。週末休みを前にした金曜の夜。かいわいは、いつものように若者たちでにぎわっていたという。そこに狙いを定めるように、テロリストが無差別に攻撃を仕掛けた。治安部隊が突入したが、多数の観客らが殺害されていた。
脱出してきた男性は仏メディアに語った。「悪夢だった。入り口に男たちが入ってきて銃を放った。観客は床に伏せたが、アラー・アクバル(神は偉大なり)と叫んでいた男は銃を撃ち続けた」。アラーはアラビア語で神を意味する。
現場近くで通りに座り込んでいたマチルド・デュチュイさん(19)は朝日新聞の取材に小さな声で、「女性が叫ぶのを聞いた。夜が明けたら、(事態の重大さが感じられて)つらいだろう」と話した。
デュチュイさんによると、自分がいたカフェに、通りにいた人たちが次々に逃げ込んできて、いっしょにテレビのニュースを見守った。銃撃から1時間ほどたった頃、ドアを開けて様子をうかがうと、足を撃たれた人が「中でじっとしていろ。出ちゃだめだ」と大声で叫んだ。
現場から数百メートルのところに規制線が張られ、救急車やパトカーが列をなしていた。午前1時すぎ、担架に乗せられた人が運ばれていく。逃げ出してきた人たちは、保温シートにくるまって抱き合い、涙をながしながら、互いをなぐさめあっていた。
1月に襲撃された、風刺新聞シャルリー・エブドの事務所は現場から数百メートルしか離れていない。再びの惨事を目の当たりにしてパリの人々は衝撃を受け、おびえていた。
イダルゴ・パリ市長は事件を受けて、外出せず、帰宅するよう市民に呼びかけた。カフェやバーは早々と店を閉め、緊急事態の現場周辺を除くと、人通りはまばらだった。
現場はいくつにも、またがっている。仏紙ルモンド(電子版)によると、銃撃があったカフェ「ベルエキップ」のそばにいた目撃者は爆発音を聞き、カフェの方を窓越しに見た。午後10時前に男が車からおりて、テラスに向かって何度も銃を撃った。「叫び声が聞こえた。男は車に戻り走り去った」と話した。たくさんの人が横たわっていたという。
同じく標的となったカンボジア料理店では、銃撃直後に訪れた女性が、「多くの人々が倒れていて、何が起きたのか分からなかった。非常に静かだったのが強烈な印象だ。呆然(ぼうぜん)とした女性が『銃撃、銃撃』と言っていた」と話した。近くに住む男性は、3回の連発があり、最初の連射が「とても長かった」とした。
13日夕は、パリ郊外のサッカー場で、フランス対ドイツの親善試合が行われていた。試合の前半、少なくとも2回の爆発音が聞こえたという。多くの観客がグラウンドに避難した。スタジアムの外では機動隊が近くの地下鉄の駅に観客を誘導。「怪しい荷物を発見」との情報が流れていたという。観客席にはオランド大統領の姿もあった。事件が起きてすぐに席を立ち、テロ対策の指揮にあたるためパリに急ぎ戻った。
関係閣僚を集めた緊急会議の後、コンサート会場にバルス首相やカズヌーブ内相らとともに訪れ、「テロリストたちは、決意を固めたフランス、一体となるフランスと向き合うことになる」と語った。テロと闘う決意表明だった。(パリ=青田秀樹)
■友人撃たれた男性「まだ実感は湧かない」
パリ在住の出版社社員、グレゴアール・ヘロさん(40)は朝日新聞の取材に応じ、「多数の人が殺害されたコンサート会場で、友人の女性が太ももを銃で撃たれた」と話した。
同じ会場前列にいた別の知人男性によると「犯人は無差別に人を撃っていた。伏せろと叫ぶ声もあったが、走っている人たちを無差別に撃ったり、伏せていた人たちも撃ち殺したりした。大虐殺だった」と話しているという。
ヘロさんは日本のマンガの版権取得などが仕事でたびたび来日。知人にはポップカルチャーの愛好者らが多く、現場となった米国のロックバンドの会場に友人が複数いた。
自身もパリ中心部の大通りに面した場所に住み、パトカーや消防車のけたたましいサイレンが響いた。事件直後から堪能な日本語をいかして、滞在者や旅行者向けに、ツイッターで安全情報の発信を続けている。
ヘロさんは「コンサート会場は、以前に襲撃事件があったシャルリー・エブドから歩いて5分ほど。大事件だと思うが、まだ実感は湧かない」と話した。
〔資料ー2〕
「アメリカ国防総省、「ジハーディ・ジョン」を狙った空爆実施」
FNN(11/13 15:37)
☆ 記事URL:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00308342.html
アメリカ国防総省は12日、フリージャーナリスト・後藤健二さんらを殺害したとみられる覆面の男、通称「ジハーディ・ジョン」を狙った空爆を実施したと発表した。男が死亡したかどうかは不明となっている。
アメリカ国防総省によると、アメリカ軍は12日、「イスラム国」が首都とするシリア・ラッカで、過激派組織「イスラム国」の戦闘員、モハメド・エムワジ、通称「ジハーディ・ジョン」に対し、空爆を実施した。
現在、男が死亡したかどうか、作戦結果の分析を急いでいる。
アメリカ政府関係者によると、空爆は、男が乗ったとみられる車両に対し、無人機で行われたという。
この覆面の男は、後藤さんをはじめ、アメリカ人やイギリス人の人質の殺害を予告する映像に相次いで登場していた。
〔資料ー3〕
「パリ同時テロ 官房長官「強い衝撃と憤り」」
NHK(11月14日 12時13分)
☆ 記事URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151114/k10010305731000.html
菅官房長官は午前11時半すぎ、総理大臣官邸で記者団に対し、「非道・卑劣極まりないテロ行為に強い衝撃と憤りを覚えている」と述べたうえで、現在のところ日本人の被害は確認されていないことを明らかにし、引き続き情報収集に当たる考えを示しました。
この中で、菅官房長官は「パリで発生した非道・卑劣極まりないテロ行為により、多くの犠牲者が発生していることに強い衝撃と憤りを覚えている。犠牲者に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方々にお見舞いを申し上げる。いかなる理由があれどもテロは許されるものではなく、わが国としては、テロの未然防止のために国際社会と連携して取り組む」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「現在のところ邦人の被害は確認されておらず、引き続き情報収集に努める」と述べました。さらに、菅官房長官は「安倍総理大臣からは、今般のテロ事件に際し、テロ対策に一層緊張感を持って当たるよう指示があった。政府としては、在仏大使館に現地対策本部をきょう午前7時3分に設置し、フランスに滞在する在留邦人や旅行者に一斉メールなどで注意喚起を行った」と述べました。
また、岸田外務大臣は広島市中区で記者団に対し、「大勢の犠牲者が出ていると聞き、強い憤りと衝撃を感じている。いかなる理由があろうとも、テロは許されない行為で強く非難する。国際的なテロとの戦いの中で、日本としてもフランスに協力していきたい」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、パリにある日本大使館に現地対策本部を設置したことなどを明らかにし、「日本人が被害にあったという情報は現時点ではないものの、引き続き現地の日本人の保護に全力を尽くしていきたい」と述べました。
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