のんきに介護

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記者に聞こえよがしに話した下心を、今にして隠す百田尚樹の卑怯な弁明

2015年06月28日 22時32分54秒 | 安倍某とそのお友達
百田氏は、

作家として成り立たない自己の不安を

投影して

群れる相手を求めている。

それによって

「人気のなさ」を

忘れようとしている。

彼が

若手自民党代議士を相手に

沖縄に関して幾つもホラを吹いた。

責められるべきはそこなのに、

批判されたのは、

沖縄の地元紙2紙への

「潰れろ」

という呪いの言葉。

そこで、百田は、

猛獣使いよろしく二つの言葉を

都合よく使い回す、

次のように。

――今日、泉大津での講演で、「あれ以来、沖縄の二紙にさんざん悪口を書かれた。前につぶれてほしいと言ったのは冗談だったけど、今は本気で思っている」と言った。
早速ネットニュースに書かれ、読売新聞の記者から「本気ですか?」と訊かれたので、私は答えた。
「冗談に決まってるやろ!」〔20:40 - 2015年6月28日〕――

彼は、真のない言葉を振り回し、

恐らく、

得意の絶頂だ、師匠の安倍某同様に。

彼にあっては、

嘘が本当でも、本当が嘘でも構わない。

デマを垂れ流し、

それで苦しむ人間の顔が

彼の肥やしなんだ。

そう、狂っているのだ。

その狂いが暴君の安倍某とシンクロしているから、

本当の強者の

審判をしばし忘れさせている。

本当の強者って誰か?

「文化・芸術」の女神だ、

あるとすれば。

その神は、

人びとの感受性において現れる。

百田は、

その神を引きずり回したいのだろう。

なぜ、

引きずり回したくなるのか――。

それは、

己の書いた作品がフェイクであることを

知悉しているからだ。

フェイクをリアルに見せられないなら、

リアルをフェイクに見せよう!

彼の思考は、

その一点に凝縮されている。

その際、

思い込みが

最大限利用される。

一つは、

「本気」か「嘘」かと問えば、

本人しか分らない

ということ。

しかし、本当にそうだろうか。

彼は、

小説家でなく、剽窃家だ。

これは、モデルとされた小説と読み比べれば

判明するだろう。

自民党本部でした勉強会での

発言も

「軽口」で済まそうとしている。

その根拠たるや

講演の後の気楽な雑談の中で出たものだからだ、と。

かれに比喩によれば、

呑み屋での

戯言だということだ。

呑み屋の戯言で結構だ。

日頃、思っていることが出たのではないか

ということだ。

「軽口」論だけでは自分を守り切れない。

そこで

用意したのが

二つ目の思い込み、

あの話(「沖縄2紙は潰せ」発言)は、

メディア相手に

喋ったことではないということ。

そこから彼は、

手品のように二つの悪口をひねり出す。

記事にした

朝日新聞の記者は、

盗聴者。

言論抑圧を非難する

沖縄の2紙は、

伝聞に基づく妄想者にすぎない、と。

しかし、この話には

講演をする者とレクチャーを受けるものとの

主客の転倒がある。

百田は、

講演をした者として

客なのだ。

主人ではない。

言論人としてこの不明は恥ずべきだ。

言葉と言うのは、

表に出された限り、独り歩きするものだ。

それは、

言論で飯を食っている者なら

当然、弁えておくべき常識だろう。

こうして彼は、

ショーを演出する

放送作家として成り立っていない未熟さをも

暴露してしまった。

彼は、

こんな風に被害者ぶる。

――もし今回の発言で、私が謝罪させられたり、社会的に葬られたりしたら、今後、内輪の席であっても、誰も「○○新聞はつぶれろ」と言えなくなるなあ。
密告や盗み聞きで、その発言が新聞社に知られると、大変なことになる。
新聞社の悪口を言えば、社会的に抹殺される時代がくるかも(^_^;)〔20:05 - 2015年6月27日 〕――

言論をコントロールしているのが自分でない不満を

新聞社の記者に責任になすりつけている。

しかし、ここで考えて見よ、

客が

主人に期待できるサービスは、

その主人が予め用意したサービスの範囲でしか提供し得ないこと。

僕の言いたいことはと言うと、

勉強会の主人は、

議員たちだということだ。

講演に呼ばれた百田は、

彼を講演に呼んだ議員たちの立場に依拠して

注目度が決定される。

言うまでもなく、

議員は、政治家という職業柄、

報道陣に取材されて当然の職業の人たちだ。

まして

その人たちと

党の本部にいるとなりゃ、

話を聞かれるのは覚悟の上だろ?

それを分って、

報道に圧力をくわえようとした

下心、

今にして

無かったと言うのは、

それこそ

卑怯ではあるまいか。

もし、百田が自分の言動の漏れないことを欲するなら

タレントと

テレビカメラの前で雑談したり、

政治家の集まりにのこのこ出かけて行って

能書きを垂れないことだ。

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