安倍某の理論的難点は、
松井計
@matsuikei さんが的確にツイートされています。
――しかし、ここまで〈反撃〉を想定しない国防論なんかあるのかしら?〔19:32 - 2015年7月20日 〕――
逆に言えば、
そこ、つまり、反撃があるということを突かれると、
反論できない欠陥があるのですな
現に、犬山紙子さんに日本国内において
テロが発生するという危険について質問されたとき、
「ない」と言ったきり説明しませんでした
(→ビデオタイム43:30~参照)。
でも、日本が介入しようとしている紛争に、
相手方が
「反撃」しないという保証があるわけじゃありません。
また、番組では、
模型を使って「母屋」が燃えた」「離れ」が燃えた
という攻撃を受ける
米国の部位を区別して説明されてました。
「離れ」が例えば、
“日本の領域にある”米軍基地を指すのであるならば、
集団的自衛権を持ち出すまでもなく、
対応が可能です。
すなわち、もろに個別的自衛権が問題となる
事例だからです。
結局、「離れ」というのは、
米国本土内の特定場所を指すのではなく、
かつまた、
“日本の領域にない”
米国の施設、艦船のある場所を指すのだと思います。
しかし、それならばそうと、
明確に指し示さないと話が伝わらないです。
安倍某は、
比喩を使うことで、
話を曖昧にして
議論を混乱させる根本の原因を作っています。
――安倍晋三「戸締りだけでなく、雨戸もしなければ。振り込み詐欺から守るためにも云々」
何を言っているのかわかりません。〔17:09 - 2015年7月20日 〕――
という山下 歩(解釈改憲絶対反対)@neko_yamashita さんの指摘もあります。
そもそも戦争を火事に譬えるなら、
火事の原因である「放火」行為を持ちださないと、
欺瞞になります。
「戸締り」論だけで説明できるのは、
専守防衛に限っての話です。
フジテレビの番組を見た感想として、
山やま@singstyro さんが
――テレビでの「丁寧な説明」が話題を呼んでいる安倍さんですが、もっとすごいのは、いや震え上がらなければならないのは、100時間を超える国会での審議でこの程度の話しかしていなかった、おまけにこの程度の認識でこの大事な法案を可決したという点だと思います。〔18:33 - 2015年7月20日 〕――
と述べておられました。
同感です。
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