のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

今さら人に聞けない共謀罪の怖さ ~ 実害を生じたときより、単なる謀議に重い処罰が課せられるときがある

2017年05月20日 14時32分24秒 | ファシズム
路加の部屋、ニュースで「謎かけ」@littlechurchさんのツイート。

――ととのいました。

「テロ等準備罪」
とかけて、
「法務大臣のヘアスタイル」
ととく、

そのこころは、
「頭頂(盗聴)が見えています」〔12:57 - 2017年5月20日〕—―

下の写真は、

「10分足らずの間に答弁が180度変わる」

として話題の人です。



平家の落ち武者のような頭をしている

僕が言うのもなんですが、

髪の毛の薄さが

庶民の反発に彩を添えてますな。

精神科医の

斎藤環‏ @pentaxxxさんが

同じく

精神医学の大御所、中井久夫氏の

見解を紹介しているのは、

禿(はげ)という、

一見、世の中、平和だと思わせる、その印象ないし効用に似合わず、

姑息な

性格を知り得ればこその警鐘でしょうか。

――「共謀罪」について懸念しているのは治安維持法の再来もさることながら、その強力な自粛効果。(かつて法学部生だった)中井久夫が指摘する日本の法体系の特徴である「法網の細かさ」「法の弾力的運用」「一罰百戒」が該当するだろう。統治手段としては恐ろしく効率的なシステム。〔11:14 - 2017年5月20日 〕—―

法律論としての

精緻さではなく、まさに盗聴といった、

外部審査による公正性が担保されない捜査手法のために

“萎縮”

という効果を引き出す

この法律の

反民主的な性質がよく説明されていると思います。

法律家ではなくて、

精神科医が熱弁を振るう理由、

何となく納得です。

盛田隆二さんによると、

「民進党は難癖つけてるだけ」とネトウヨは言うようです

(同氏のツイート〔10:42 - 2017年5月20日 〕参照)。

また、

布施祐仁‏ @yujinfuseさんが

こんなツイート。

――「テロ等準備罪」と一般市民のデモは違うから今回の法律でデモができなくなることはない、法案のどこを読んでも書いてないと言う意見がありますが、そんなこと法案に明記するわけないです。恐いのは、定義があいまいで恣意的な解釈が可能な威力業務妨害罪などが対象犯罪に含まれていることです。〔10:36 - 2017年5月20日 〕—―

しかし、難癖をつけるも何も

とても不合理な法律です。

「定義があいまいで恣意的な解釈が可能」という以外にも、

階猛氏が

法の建前としても不合理な点を

「共謀罪の致命的欠陥」として指摘されています。

朝日新聞が紹介している例は、

次の通りです。

◆毒入りカレーを作る→殺人予備罪「2年以下の懲役」
◆組織的犯罪集団が計画を立て、普通のカレーを作る→共謀罪の準備行為「5年以下の懲役」



☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170520000209.html

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