のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

やるせない! 共感の輪を求めたことが「嫌がらせ」と受け止められる日本の空の下

2017年01月28日 16時34分45秒 | いじめ根性
前に想像力が及ばないから

苛めが起きる

という話をした

(拙稿「苛めは、社会現象だろう。でも、なぜだろう。地域によって、虐めにあいやすいか否かの違いが生ずるのは」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d13fd5ca2c9d8933d46c5a5f6830ef3f)。

まさか大人相手で

そのような事例があると思わなかった。

しかし、生じるんだな。

しかもツイッター上で、堂々と!

Nさんの日記(new) @n2_spade さんが

こんなツイート。

――え…すごい嫌がらせ…
わざわざその硬貨を郵送で送ったのだろうか…〔12:17 - 2017年1月26日 〕―—

なんだろうと思って

リツイートされてあったClara Brahms @ClaraBrahmsさんのツイートを

覗きに行く。

――焼却によって濃縮した放射能汚染物を綺麗な熊本に非人道的な行為

飯舘村、焼却炉から出た硬貨2万5995円...熊本支援へ寄付
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170126-144268.php …
飯舘村の仮設焼却炉で、発生した燃えかすから硬貨691枚の計2万5995円を熊本県益城町に寄付する〔11:39 - 2017年1月26日 〕—―

何の疑いもなく、

「非人道的な行為」

と断言してある。

硬貨を贈った人たちの気持ちを

確かめないで、

よくこんなことが言えるな、

と喉に突き刺さった骨のようでずっと心に引っかかっていた。

今朝、硬貨を贈った背景を確かめるべく、福島民友を読む。

それによると、

―― 焼却炉では2014(平成26)年から、一時帰宅した村民が自宅を片付ける際に出る衣類や家具などを燃やしている。燃えかすからは衣類のポケットなどに入っていたとみられる硬貨が次々と見つかった。

 環境省の委託を受けて焼却炉を管理する「神鋼環境ソリューション」(神戸市)の作業員が「村民に戻してあげたい」と、黒く焼け焦げた硬貨を拾い集めた。プロジェクト責任者の井土俊輔さん(54)は「避難で散り散りとなった村民の姿が重なり、小銭も村民から離れてしまうと思った。不燃物として見逃すことはできなかった」と拾い集めた理由を語った。

 井土さんは昨年8月に南相馬署に拾い集めた硬貨を届け出た。3カ月過ぎても持ち主が判明しなかったため、村と環境省など関係機関が協議し、村が義援金として寄付することとした。

 作業員には阪神大震災で被災したも人いる。井土さんもその一人で「被災した痛みが分かるからこそ助けたいとの思いが強くなる。この思いが(熊本にも)つながれば」と願いを込めた。—―

ということだ。

Clara Brahms さんには、

福島民友が伝える事情につき、想像力が及ばないんだな…

そして同調している

Nさんの日記(new)さんも同じような人なんだ。

そりゃ、苛めが起きるはずだ

と納得が行った。

同時に、

ここまで人間の心が荒んでいるという認識がなかったため

正直、ショックだった。

こんな反応、

原子力村の住民を喜ばすだけだ、

“放射脳”は、

こんな風に見苦しい、と。

福島の汚染物を熊本で燃やせという話ではない。

したがって、

放射性物質の「拡散」の問題は生じない。

また、硬貨なので、

それの「濃縮」の問題も生じていない。

こんなことで

大騒ぎするんだったら、

むしろ、たばこに

放射性物質ポロニウム210が含まれていることにつき

大騒ぎしろと思った、

あちらは、

依存性に迎合する悪意ばっかりだから――。

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