山崎 雅弘
@mas__yamazaki さんがした
――「(安倍政権に)なってから、総務省が成績表のようなものを導入しました。その結果、平嶋彰英さんは官邸の圧力により左遷されました」「安倍政権になってから、官邸が霞ヶ関に官庁の人事権を持ち、報道の自由を奪い異常な事態になっています。もう今の自民党は『自由民主党』の名前にはふさわしくない」〔13:41 - 2015年12月31日 〕――
という、
このツイートは、
杉江義浩氏のサイトに
坂井 万利代さんが投稿した
「古舘伊知郎さん降板の本当の理由」( 2015年12月30日)
という記事の
一部です。
☆ 記事URL:http://ysugie.com/archives/4419
このツイートに
剱@KasugaShuntarou さんが
こんな批難。
――@mas__yamazaki 役人の人事権は大臣が持ち、大臣の人事権は総理大臣が持つ。これは安倍政権以前からの統治機構である。だから、役人の人事に官邸の意向が影響するのは当然である。あなたはこのことに対する理解を欠けている。〔13:53 - 2015年12月31日 〕――
何でも「安倍が悪い」と片付けようとしている。
しかし、翻って、役人(官僚)の人事権は、
安倍政権以前から大臣を通して、
任免権を通して官邸の影響を受けているのであって、
今に始まったことではない
という趣旨の批判です。
これに対して、
山崎氏は、
次のように反論。
――ここで言われているのは大臣の人事権ではなく、第二次安倍政権の2014年(平成26年)5月30日に発足した「内閣人事局」のことですね。首相と官房長官の意向が上級官僚の人事に大きく影響するようになり、政権迎合の官僚が増えたという話です。〔13:46 - 2016年1月4日 〕――
さすがと言うか、この文章を読んだとき、
脱帽状態になりました。
よく知っておられるんですな。
こういう地味な
知識が
批判をより確かにするんですね。
学ぶところの多い
ツイートでした。
さて、
安倍某が人事権を掌握する
ことに
血道を上げるのは、
戦前の軍人から権力奪取の手口を学んでいるからです。
山崎氏は、
戦前にも触れて
この点、説明しておられます。
――戦前の日本軍も、人事権を梃子に主要ポストを特定の派閥で固めたり、宮様を軍令部総長に担いで巨額の予算を引き出したり、軍部大臣現役武官制を利用して政権の急所を握る等、やりたいことを自由にできる環境を作り出した。それで何をしたかといえば、わずか10年ほどで自国を破滅同然の敗戦に導いた。〔13:47 - 2016年1月4日 〕――
――戦前から敗戦に至る事実経過の流れは、賢明でない少数集団に過大な権限を付与すれば国は破滅に向かうという厳しい現実を後世に教えている。愛国や国益など、一見誰も反対はできないが、その意味するところは恣意的に操作できる「大義」に目がくらむと、賢明でない集団に再び権限を付与することになる。〔13:49 - 2016年1月4日 〕――
安倍某は、
人事権がかくも絶大なパワーがあることを知っているわけです。
しかし、他方、
「やりたいことを自由にできる環境を作り出した。
それで何をしたかといえば、わずか10年ほどで自国を破滅同然の敗戦に導いた」
という厳然たる、
歴史的事実からは何も学ぼうとしないのですな。
安倍某らは、
なぜ、こんな愚かなことを繰り返すのでしょう、
結果は見えているのに。
僕の頭の中は、
疑問符だらけですよ。
ひょっとして、
日本は、
何かの実験場でしょうか?
そのことを否定できないようになりました。
起っていることが
まるで小学生の長期休暇の
宿題のようです。
お札を無際限に中央銀行が刷ったらどうなるか。
如何にも
小学生が興味を示しそうな課題です。
次の実験は、
戦前と同じ政治体制であっても、
もし、日本が核兵器を持っていれば、
世界は、
日本のエゴを受け入れるか。
ねっ、
これだって、
小学生レベルの問題意識じゃないですか。
ジャパン・ハンドラーという
米国小学生のために
日本人をモルモットにするという、
その試みに、
うまく小学生脳の安倍某が
乗っかっているってことじゃないでしょうか。
ちなみに、
安倍政権のブレーン、
竹中平藏は、
こんなこと言ってます。
トリクルダウンはあり得ない、と。
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」。
「激論!安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題した1日放送の番組での
発言のようです
(下記〔資料〕参照)。
もし、トリクルダウンがあり得ないのなら、
何のために「異次元」とか称する
円安政策行ったのでしょう?
竹中氏は、
「アベノミクスは理論的には百%正しい」
などと宣っていたようです。
是非、きちんと何をどう考えたら
「理論的には百%正しい」
という結論に到達するのか、
学者らしく、
説明すべきでしょう。
トリクルダウンがあり得ないとしても
実験した意義が大きいと言うなら、
一体、誰のための、どういう趣旨の実験だったか
疎明すべきです。
米国は、
原子爆弾の威力を試す実験のため、
愚昧な
政治指導者が君臨する日本を利用しました。
まだまだ日本人は、
インチキな選挙を通して
戦前同様、
日本に君臨する暗愚な宰相の下、
人間モルモットとして
活用されるってことなのでしょうか。
思うに、
この、最後の「インチキな選挙」
というのが
最も主要な実験テーマかもしれないです、
“サムライ”の
「他山の石」
能力を調べるという。
もし、アメリカであったことでも、
神国日本では
起こらないと考えているのだとしたら、
下等動物扱いされても、
文句を言えないでしょうな。
「他山の石」能力は、
ゼロです。
〔資料〕
「『トリクルダウンあり得ない』竹中氏が手のひら返しのア然」
日刊ゲンダイ(2016年1月4日)
☆ 記事URL:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172701
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」。「激論!安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題した1日放送の番組では、大田区の自民党区議が「建築板金業」と身分を隠し、安倍政権をヨイショするサクラ疑惑が発覚。「今年初のBPO入り番組」とネットで炎上中だが、同じように炎上しているのが、元総務相の竹中平蔵・慶応大教授の仰天発言だ。
番組では、アベノミクスの「元祖3本の矢」や「新3本の矢」について是非を評価。冒頭、「アベノミクスは理論的には百%正しい」と太鼓判を押した竹中平蔵氏。アベノミクスの“キモ”であるトリクルダウンの効果が出ていない状況に対して、「滴り落ちてくるなんてないですよ。あり得ないですよ」と平然と言い放ったのである。
トリクルダウンは、富裕層が富めば経済活動が活発になり、その富が貧しい者にも浸透するという経済論だ。2006年9月14日の朝日新聞は〈竹中平蔵・経済財政担当相(当時)が意識したのは(略)80年代の米国の税制改革だった。その背景には、企業や富裕層が豊かになれば、それが雨の滴が落ちるように社会全体に行きわたるとする『トリクルダウン政策』の考え方があった〉と報じているし、13年に出版された「ちょっと待って!竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?」(ワニブックス)でも、竹中氏は〈企業が収益を上げ、日本の経済が上向きになったら、必ず、庶民にも恩恵が来ますよ〉と言い切っている。
竹中平蔵氏がトリクルダウンの旗振り役を担ってきたのは、誰の目から見ても明らかだ。その張本人が今さら、手のひら返しで「あり得ない」とは二枚舌にもホドがある。埼玉大名誉教授で経済学博士の鎌倉孝夫氏はこう言う。
「国民の多くは『えっ?』と首をかしげたでしょう。ただ、以前から指摘している通り、トリクルダウンは幻想であり、資本は儲かる方向にしか進まない。竹中氏はそれを今になって、ズバリ突いただけ。つまり、安倍政権のブレーンが、これまで国民をゴマカし続けてきたことを認めたのも同然です」
こんな男が今も政府の産業競争力会議の議員を務めているなんて、安倍政権のマヤカシがよく分かる。
@mas__yamazaki さんがした
――「(安倍政権に)なってから、総務省が成績表のようなものを導入しました。その結果、平嶋彰英さんは官邸の圧力により左遷されました」「安倍政権になってから、官邸が霞ヶ関に官庁の人事権を持ち、報道の自由を奪い異常な事態になっています。もう今の自民党は『自由民主党』の名前にはふさわしくない」〔13:41 - 2015年12月31日 〕――
という、
このツイートは、
杉江義浩氏のサイトに
坂井 万利代さんが投稿した
「古舘伊知郎さん降板の本当の理由」( 2015年12月30日)
という記事の
一部です。
☆ 記事URL:http://ysugie.com/archives/4419
このツイートに
剱@KasugaShuntarou さんが
こんな批難。
――@mas__yamazaki 役人の人事権は大臣が持ち、大臣の人事権は総理大臣が持つ。これは安倍政権以前からの統治機構である。だから、役人の人事に官邸の意向が影響するのは当然である。あなたはこのことに対する理解を欠けている。〔13:53 - 2015年12月31日 〕――
何でも「安倍が悪い」と片付けようとしている。
しかし、翻って、役人(官僚)の人事権は、
安倍政権以前から大臣を通して、
任免権を通して官邸の影響を受けているのであって、
今に始まったことではない
という趣旨の批判です。
これに対して、
山崎氏は、
次のように反論。
――ここで言われているのは大臣の人事権ではなく、第二次安倍政権の2014年(平成26年)5月30日に発足した「内閣人事局」のことですね。首相と官房長官の意向が上級官僚の人事に大きく影響するようになり、政権迎合の官僚が増えたという話です。〔13:46 - 2016年1月4日 〕――
さすがと言うか、この文章を読んだとき、
脱帽状態になりました。
よく知っておられるんですな。
こういう地味な
知識が
批判をより確かにするんですね。
学ぶところの多い
ツイートでした。
さて、
安倍某が人事権を掌握する
ことに
血道を上げるのは、
戦前の軍人から権力奪取の手口を学んでいるからです。
山崎氏は、
戦前にも触れて
この点、説明しておられます。
――戦前の日本軍も、人事権を梃子に主要ポストを特定の派閥で固めたり、宮様を軍令部総長に担いで巨額の予算を引き出したり、軍部大臣現役武官制を利用して政権の急所を握る等、やりたいことを自由にできる環境を作り出した。それで何をしたかといえば、わずか10年ほどで自国を破滅同然の敗戦に導いた。〔13:47 - 2016年1月4日 〕――
――戦前から敗戦に至る事実経過の流れは、賢明でない少数集団に過大な権限を付与すれば国は破滅に向かうという厳しい現実を後世に教えている。愛国や国益など、一見誰も反対はできないが、その意味するところは恣意的に操作できる「大義」に目がくらむと、賢明でない集団に再び権限を付与することになる。〔13:49 - 2016年1月4日 〕――
安倍某は、
人事権がかくも絶大なパワーがあることを知っているわけです。
しかし、他方、
「やりたいことを自由にできる環境を作り出した。
それで何をしたかといえば、わずか10年ほどで自国を破滅同然の敗戦に導いた」
という厳然たる、
歴史的事実からは何も学ぼうとしないのですな。
安倍某らは、
なぜ、こんな愚かなことを繰り返すのでしょう、
結果は見えているのに。
僕の頭の中は、
疑問符だらけですよ。
ひょっとして、
日本は、
何かの実験場でしょうか?
そのことを否定できないようになりました。
起っていることが
まるで小学生の長期休暇の
宿題のようです。
お札を無際限に中央銀行が刷ったらどうなるか。
如何にも
小学生が興味を示しそうな課題です。
次の実験は、
戦前と同じ政治体制であっても、
もし、日本が核兵器を持っていれば、
世界は、
日本のエゴを受け入れるか。
ねっ、
これだって、
小学生レベルの問題意識じゃないですか。
ジャパン・ハンドラーという
米国小学生のために
日本人をモルモットにするという、
その試みに、
うまく小学生脳の安倍某が
乗っかっているってことじゃないでしょうか。
ちなみに、
安倍政権のブレーン、
竹中平藏は、
こんなこと言ってます。
トリクルダウンはあり得ない、と。
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」。
「激論!安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題した1日放送の番組での
発言のようです
(下記〔資料〕参照)。
もし、トリクルダウンがあり得ないのなら、
何のために「異次元」とか称する
円安政策行ったのでしょう?
竹中氏は、
「アベノミクスは理論的には百%正しい」
などと宣っていたようです。
是非、きちんと何をどう考えたら
「理論的には百%正しい」
という結論に到達するのか、
学者らしく、
説明すべきでしょう。
トリクルダウンがあり得ないとしても
実験した意義が大きいと言うなら、
一体、誰のための、どういう趣旨の実験だったか
疎明すべきです。
米国は、
原子爆弾の威力を試す実験のため、
愚昧な
政治指導者が君臨する日本を利用しました。
まだまだ日本人は、
インチキな選挙を通して
戦前同様、
日本に君臨する暗愚な宰相の下、
人間モルモットとして
活用されるってことなのでしょうか。
思うに、
この、最後の「インチキな選挙」
というのが
最も主要な実験テーマかもしれないです、
“サムライ”の
「他山の石」
能力を調べるという。
もし、アメリカであったことでも、
神国日本では
起こらないと考えているのだとしたら、
下等動物扱いされても、
文句を言えないでしょうな。
「他山の石」能力は、
ゼロです。
〔資料〕
「『トリクルダウンあり得ない』竹中氏が手のひら返しのア然」
日刊ゲンダイ(2016年1月4日)
☆ 記事URL:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172701
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」。「激論!安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題した1日放送の番組では、大田区の自民党区議が「建築板金業」と身分を隠し、安倍政権をヨイショするサクラ疑惑が発覚。「今年初のBPO入り番組」とネットで炎上中だが、同じように炎上しているのが、元総務相の竹中平蔵・慶応大教授の仰天発言だ。
番組では、アベノミクスの「元祖3本の矢」や「新3本の矢」について是非を評価。冒頭、「アベノミクスは理論的には百%正しい」と太鼓判を押した竹中平蔵氏。アベノミクスの“キモ”であるトリクルダウンの効果が出ていない状況に対して、「滴り落ちてくるなんてないですよ。あり得ないですよ」と平然と言い放ったのである。
トリクルダウンは、富裕層が富めば経済活動が活発になり、その富が貧しい者にも浸透するという経済論だ。2006年9月14日の朝日新聞は〈竹中平蔵・経済財政担当相(当時)が意識したのは(略)80年代の米国の税制改革だった。その背景には、企業や富裕層が豊かになれば、それが雨の滴が落ちるように社会全体に行きわたるとする『トリクルダウン政策』の考え方があった〉と報じているし、13年に出版された「ちょっと待って!竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?」(ワニブックス)でも、竹中氏は〈企業が収益を上げ、日本の経済が上向きになったら、必ず、庶民にも恩恵が来ますよ〉と言い切っている。
竹中平蔵氏がトリクルダウンの旗振り役を担ってきたのは、誰の目から見ても明らかだ。その張本人が今さら、手のひら返しで「あり得ない」とは二枚舌にもホドがある。埼玉大名誉教授で経済学博士の鎌倉孝夫氏はこう言う。
「国民の多くは『えっ?』と首をかしげたでしょう。ただ、以前から指摘している通り、トリクルダウンは幻想であり、資本は儲かる方向にしか進まない。竹中氏はそれを今になって、ズバリ突いただけ。つまり、安倍政権のブレーンが、これまで国民をゴマカし続けてきたことを認めたのも同然です」
こんな男が今も政府の産業競争力会議の議員を務めているなんて、安倍政権のマヤカシがよく分かる。
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