ネヴァダ@nevadan2さんのツイート。
――勘違いしてる人が多いけど、教師や体育会系の言う軍隊式は戦後に彼らが勝手に作った軍隊式で、旧日本軍では「兵士が弱くなるから禁止」って言われてたやり方だからぬ。〔12:05 - 2018年5月28日 〕――
ネヴァダさん、
次のような連ツイによる補足説明をされている
((1)から(12)の数は、筆者が振った)。
(1) なんか納得できない人がいらっしゃるし僕自身140字で全部説明できないので、詳しく知りたい人用に以下に補足を呟いとこうと思います。
(2)そもそも、旧日本軍において体罰は「違法行為」だったことを理解する必要があります。軍隊内で体罰を行った場合、軍法会議にかけられて罰金等諸々の制裁を加えられます。これは明治時代、徴兵制を導入した時に体罰を受けた新兵が激しく抵抗、決起したことが理由でして
(3)せっかく集めた新兵に抵抗されちゃ仕事にならん。ここはひとつ軍隊はいい場所で、不当な扱いには報いがあると宣伝せにゃあと、体罰に対しては厳しい処罰をもって対処するという基本姿勢が定まったわけです。この姿勢は戦中まで続くわけですが、戦争が泥沼になると軍隊治安が悪化し暴行事件が多発します
(4)体罰者は発見次第軍法会議にかけられましたが、その数があまりにも多く会議がおっつかなくなり、あげく海軍が「俺達の体罰はエゲリス式だ!エゲリスと戦うためにやつらの力を借りるんだ!恨むならエゲリスを恨め!」とわけわからんことを言って体罰を正当化し始めます
(5)海軍は無論体罰が違法であることを知っているため、「エゲリスが悪いんだ」「この手はエゲリスへの恨みで振るうんじゃ」と言い訳をします。戦争被害は広まるし、違法者は増え続けるしでとうとう軍部上層部のキャパがオーバーし、軍隊規律が崩壊するわけです。
(6)つまり結論としては、戦中軍隊には体罰が横行していたが、それはあくまで違法行為であり処罰の対象であったということです。おおっぴらに行えば当然上官に制裁されるししょっぴかれるが、それが徹底されていなかった。つまり軍隊式ではないというわけです。ここに誤解がある。
(7)また、体罰が違法であることは実は民間でも同じで、特に学校内での体罰は起訴案件にもなりました。しかし知ってのとおり、戦中の教師は子供達に対してやりたい放題の体罰をかましていました。これも戦争による混乱の中、火事場泥棒的に行われた違法行為なわけです。
(8)戦争での治安や規律の崩壊に伴う体罰の公衆化が、ずるずると戦後も続いて今日に至るわけで。言ってみれば体罰は戦争犯罪の一つでもあるわけです。
この観点から現代の人々が「軍隊式」と称する体罰は実は「非軍隊式」であり、元は違法行為だった、となるわけです。
(9) という経緯での↑の呟きだったんだな。おそまつ。
(10) 日をまたいでこのツイートをウソだの妄想だの言う人が集まってきてるけど、皆さんツイートを全部読んでなかったり理解してなかったり、資料を都合のいいように曲解して噛み付いてきてらっしゃるので、逆に面白いので放置しようと思います。実際こっちは本当のことしか書いてないので調べりゃ分かる。
(11)まあどうしても納得できない人は、大戦末期に軍の上層部が体罰に対してどういう声明を出していたかを自分で調べてくれとしか。東条英機レベルのトップは体罰を行う者は軍の調和と規律と絆を乱し国の力を削ぐ「軍への反逆者」とまで言ってるわけでな。
(12)ご清聴ありがとうございましたヾ(:3ノシヾ)ノシ”
似た話に、日本軍は、
「ヤクザを憎み、嫌悪していた」という話を聞いたことがある。
「兵隊ヤクザ」という映画もあったし、
軍隊と暴力団という二つの組織、相性がよさそうではある。
しかし、
事実は豈図らんや、
両者は、
水と油のごとく互いを受け入れないようだよ。
ネトウヨたちが
靖国神社に集結しているが
もし、
滅んでしまった日本軍が蘇るなら、
彼らチンピラ、街宣右翼は、
真っ先に凄惨なリンチを受けるだろうということだ。
なぜ、体罰を好む
ヤクザたちが軍内部で疎まれたか――。
「極右」の座談会で
ある人が
「俺たち、喧嘩のプロだから、戦争になったらお役に立てる」
としゃべっているのを聞いて、
確信した。
もし、戦争になったら、
実際、こいつら、片っ端から粛清されるかもしれん、と。
だって、
「喧嘩のプロ」だという自意識は、
軍隊にとって邪魔だもん。
すなわち、上官たち、軍の指導部にすれば黙ってついてこい、バカたれ!
ということだな。
<追記>
町山智浩@TomoMachiさんのツイート。
――『人間の條件』とか『兵隊やくざ』とか『神聖喜劇』などの軍隊経験者の本にはたいてい、古参兵による体罰を見たインテリが「体罰は軍規で禁じられています」と意見して、さらに体罰されるという地獄が記録されてるんだけど、そういうの読んだり観たりしないのか?〔9:10 - 2018年5月30日 〕――
この町山さんの指摘は、
逆に、
軍隊には
「体罰禁止の軍規があった」
証拠にならないか。
また、
聞いた話ばっかりで恐縮するが、
前線に出たとき、
怖いのは、
前から飛んでくる弾ではなく、
後ろから飛んでくる弾だという。
これなども、
日頃、
体罰で虐めれている兵隊が
仕返しする
現実を反映した知恵だろう。
それが
身に染みていれば、
余りに理不尽ないじめは控えるはずだ。
そういう生活の知恵が
幻の軍規を作ったのかもしれない。
実際、兵という兵が
自分の後ろから飛んでくる弾を気にしていたのでは、
強い軍隊を作れないだろう。
したがって、体罰は禁止だ!!
と思う。
――勘違いしてる人が多いけど、教師や体育会系の言う軍隊式は戦後に彼らが勝手に作った軍隊式で、旧日本軍では「兵士が弱くなるから禁止」って言われてたやり方だからぬ。〔12:05 - 2018年5月28日 〕――
ネヴァダさん、
次のような連ツイによる補足説明をされている
((1)から(12)の数は、筆者が振った)。
(1) なんか納得できない人がいらっしゃるし僕自身140字で全部説明できないので、詳しく知りたい人用に以下に補足を呟いとこうと思います。
(2)そもそも、旧日本軍において体罰は「違法行為」だったことを理解する必要があります。軍隊内で体罰を行った場合、軍法会議にかけられて罰金等諸々の制裁を加えられます。これは明治時代、徴兵制を導入した時に体罰を受けた新兵が激しく抵抗、決起したことが理由でして
(3)せっかく集めた新兵に抵抗されちゃ仕事にならん。ここはひとつ軍隊はいい場所で、不当な扱いには報いがあると宣伝せにゃあと、体罰に対しては厳しい処罰をもって対処するという基本姿勢が定まったわけです。この姿勢は戦中まで続くわけですが、戦争が泥沼になると軍隊治安が悪化し暴行事件が多発します
(4)体罰者は発見次第軍法会議にかけられましたが、その数があまりにも多く会議がおっつかなくなり、あげく海軍が「俺達の体罰はエゲリス式だ!エゲリスと戦うためにやつらの力を借りるんだ!恨むならエゲリスを恨め!」とわけわからんことを言って体罰を正当化し始めます
(5)海軍は無論体罰が違法であることを知っているため、「エゲリスが悪いんだ」「この手はエゲリスへの恨みで振るうんじゃ」と言い訳をします。戦争被害は広まるし、違法者は増え続けるしでとうとう軍部上層部のキャパがオーバーし、軍隊規律が崩壊するわけです。
(6)つまり結論としては、戦中軍隊には体罰が横行していたが、それはあくまで違法行為であり処罰の対象であったということです。おおっぴらに行えば当然上官に制裁されるししょっぴかれるが、それが徹底されていなかった。つまり軍隊式ではないというわけです。ここに誤解がある。
(7)また、体罰が違法であることは実は民間でも同じで、特に学校内での体罰は起訴案件にもなりました。しかし知ってのとおり、戦中の教師は子供達に対してやりたい放題の体罰をかましていました。これも戦争による混乱の中、火事場泥棒的に行われた違法行為なわけです。
(8)戦争での治安や規律の崩壊に伴う体罰の公衆化が、ずるずると戦後も続いて今日に至るわけで。言ってみれば体罰は戦争犯罪の一つでもあるわけです。
この観点から現代の人々が「軍隊式」と称する体罰は実は「非軍隊式」であり、元は違法行為だった、となるわけです。
(9) という経緯での↑の呟きだったんだな。おそまつ。
(10) 日をまたいでこのツイートをウソだの妄想だの言う人が集まってきてるけど、皆さんツイートを全部読んでなかったり理解してなかったり、資料を都合のいいように曲解して噛み付いてきてらっしゃるので、逆に面白いので放置しようと思います。実際こっちは本当のことしか書いてないので調べりゃ分かる。
(11)まあどうしても納得できない人は、大戦末期に軍の上層部が体罰に対してどういう声明を出していたかを自分で調べてくれとしか。東条英機レベルのトップは体罰を行う者は軍の調和と規律と絆を乱し国の力を削ぐ「軍への反逆者」とまで言ってるわけでな。
(12)ご清聴ありがとうございましたヾ(:3ノシヾ)ノシ”
似た話に、日本軍は、
「ヤクザを憎み、嫌悪していた」という話を聞いたことがある。
「兵隊ヤクザ」という映画もあったし、
軍隊と暴力団という二つの組織、相性がよさそうではある。
しかし、
事実は豈図らんや、
両者は、
水と油のごとく互いを受け入れないようだよ。
ネトウヨたちが
靖国神社に集結しているが
もし、
滅んでしまった日本軍が蘇るなら、
彼らチンピラ、街宣右翼は、
真っ先に凄惨なリンチを受けるだろうということだ。
なぜ、体罰を好む
ヤクザたちが軍内部で疎まれたか――。
「極右」の座談会で
ある人が
「俺たち、喧嘩のプロだから、戦争になったらお役に立てる」
としゃべっているのを聞いて、
確信した。
もし、戦争になったら、
実際、こいつら、片っ端から粛清されるかもしれん、と。
だって、
「喧嘩のプロ」だという自意識は、
軍隊にとって邪魔だもん。
すなわち、上官たち、軍の指導部にすれば黙ってついてこい、バカたれ!
ということだな。
<追記>
町山智浩@TomoMachiさんのツイート。
――『人間の條件』とか『兵隊やくざ』とか『神聖喜劇』などの軍隊経験者の本にはたいてい、古参兵による体罰を見たインテリが「体罰は軍規で禁じられています」と意見して、さらに体罰されるという地獄が記録されてるんだけど、そういうの読んだり観たりしないのか?〔9:10 - 2018年5月30日 〕――
この町山さんの指摘は、
逆に、
軍隊には
「体罰禁止の軍規があった」
証拠にならないか。
また、
聞いた話ばっかりで恐縮するが、
前線に出たとき、
怖いのは、
前から飛んでくる弾ではなく、
後ろから飛んでくる弾だという。
これなども、
日頃、
体罰で虐めれている兵隊が
仕返しする
現実を反映した知恵だろう。
それが
身に染みていれば、
余りに理不尽ないじめは控えるはずだ。
そういう生活の知恵が
幻の軍規を作ったのかもしれない。
実際、兵という兵が
自分の後ろから飛んでくる弾を気にしていたのでは、
強い軍隊を作れないだろう。
したがって、体罰は禁止だ!!
と思う。
2018年5月30日昼 記
「天皇の名において」ビンタをくらったことは事実だ。
このことを忘れてはならない。
また、開戦初期、南方前線では軍法会議が頻繁に
行われ、多くの兵士が軽い軍規違反で銃殺刑を受
けた。みせしめの裁判が横行したと考えている。
今の安倍は3選と憲法改正を狙っている。
はっきり言えることは、このままだとおまわりさんと
正規雇用自衛隊員がいばりだす持代がやってくる。
私のコメントは過去の軍隊での体罰について考えなく
て良いというものではありません。