のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

小早川秋聲・画 / 「国之楯」

2014年08月03日 01時17分51秒 | 絵画・彫刻

典拠:猫怖大夫牧野 @mknhrk さんのツイート〔20:39 - 2014年8月2日

戦前、

陸軍のために

描かれたの絵です。

当時の軍国精神の

何たるかがよく分かります。

死ぬことに

美を見出していたのですな。

上官(天皇)のため

死ぬことが善とされていた時代です。

安倍某が

「美しい国」と言って

再現しようとしているのは、

為政者以外の日本人が

死に絶え、

自分一人が

アメリカのポチとして

頭を撫でてもらうことでしょう。

この際、

はっきりと言っておきます。

安倍某のような、

倒錯した精神構造の持ち主を

いつまでも、

宰相の地位に就けたままでは

いけないです。

よろしいか、

これは、

日本が国として滅びず、

残ってほしいと願う者にとっての

至上命題です。

さて、

話を戻します。

冒頭に紹介した絵、実は、タイトルが

変更されています。

サイト「Jack Amano's Blog」記事「小早川秋声『国之楯』」によりますと、

はじめ昭和19年に「軍神」となずけられ、

のち「大君の御楯」と改名、

昭和43年に「国之楯」と命名されたといいます。

☆ 記事URL:http://amano.tea-nifty.com/amano_jack/2011/08/post-029a.html

この絵は、

陸軍の注文であったにかかわらず、

受け取りを拒否されました。

陸軍としては、

「軍神」

というタイトルでの絵画の依頼であるからには、

鬼神のような

荒ぶる人物が描かれるものとばかり

思っていたのでしょう。

それが

出来上がった作品は

文字通りの

「ご遺体」

ですものね。

「ナンマイダ…」

あるいは、宗旨によって

「ナンミョウホウレンゲキョウ」

としか言いようがなくて、

こんな残酷なもの天皇陛下に見せられるか、

ということになったのでしょう。

ガザで虐殺された人たちの

写真の

公開に待ったをかけるのに

似てなくもないですね。

何だか

ちょっと可笑しかったけど、

ここで笑うと

不謹慎として指弾されると思って、

笑いは呑み込みました。

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