「我が胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山」筑前の志士、平野国臣の短歌です。大きな歴史の転換点を迎える中、日本の明日を切り拓いて参ります。 pic.twitter.com/LrozLWW1Nf
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2018年8月27日
大神@肉球新党@ppsh41_1944さんから
このツイートに平野国臣についての情報提供があった。
「薩長で新たな時代を切り開いていきたい」と言った安倍首相が、薩摩の志の低さを嘆いた平野国臣の歌を持ち出すとか何のギャグですか。その歌は「私の燃えるような思いに比べて、薩摩は何て冷淡なんだろう」って内容だぞ。https://t.co/PUs1lX6CLm
— 大神@肉球新党 (@ppsh41_1944) 2018年8月28日
なるほど、そうか、知らんかった、
と思い、検索。
この方、36歳で亡くなっているのだな。
「幕末ガイド」というサイトに
「わが胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」
という歌の紹介と共に、こんな解説があった。
――村田新八らの手引きにより薩摩藩で政治活動を行おうとするも、島津久光や大久保利通の反対にあい、平野国臣は無念のうちに藩を退去させられることになった。――
☆ 記事URL:https://bakumatsu.org/men/view/214
つまり、安倍が紹介したのは、
挫折の歌なんだよな。
薩摩に対する
失意の気持ちが歌い込まれている。
となると、
鹿児島から出馬表明するに際して、不適切な歌の紹介をしたことになる。
さて、内田樹さんが
こういう安倍のおっちょこちょいぶりの背景につき、
教養“嫌い”があると解説されていた
(同氏のツイート〔11:51 - 2018年8月30日〕参照)。
思うに、
その教養“嫌い”の根本にあるのは、
あえて言えば、
女性っぽい無神経さだと思う。
その欠点は、
どこから流れ込んだのか。
おばちゃんっぽい外見からして、相当なマザーコンプレックスがありそうだ。
そこから推察するに、
母親の洋子から女っぽい、
好きか、嫌いかの2項対立の図式を植え付けられたのじゃないか。
女性って、
恋愛対象にならないと思った男性は、
ボロカスだろ?
反対に惚れたとなったら、
痘痕もえくぼ!
この傾向は、
もちろん、男性にもあるけれど、
男性よりも女性の方が強烈だし露骨だと思う
(僕の僻みかな――)。
それで、
安倍にとって
好ましい感じられる平野国臣の
挫折が認められず、
彼の内にある歴修正主義回路が自動的に起動したってわけだ。
丁度、母親・洋子が我が子の欠点が認められず、
晋三が政治家として
戦後の日本の面汚しである現実を受け入れられないのと同じように。
<追記>
安倍の無教養が早速、記事になっている。
転載元: KK@Trapelusさんのツイート〔16:27 - 2018年9月1日〕
2018年9月1日夕刻 記