前、ネトウヨは、
拒絶される恐れがなければ、
人間関係を築くのに積極的になると書いた。
結果として、
お友達を周囲に集めることになるのだ、と
(拙稿「ネトウヨの科学 なぜ、安倍某は、茶坊主だけを優遇するのか」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fc9860a4efac85dbca755adf8491e7d8)。
しかし、関係を縮めることに
積極的と言っても双方向ではない。
常に一方的だ。
すなわち、
安倍某が近づくのは自由だが、
逆必ずしも真ならずだ。
古臭い用語を使えば、謀反を恐れるのだな。
したがって、極端に言えば、
応答はしえてもそれ以上は無理という溝が設けられている。
溝はどう作るかと言うと、
お友達間に
互いに対抗しあう関係を作らせる。
つまり、
安倍某のお友達
Aには、ーAがいるってことだな。
ーは、アンチの意だ。
ここは、
具体的な例で
説明した方が分かりよいか。
実は、安倍某の今度の
内閣改造こそ、
そのいい例なのである。
8月5日発行〈6日付〉の日刊ゲンダイ紙記事
「安倍首相の幼稚な性格浮き出る パチパチさや当て改造人事」
において、
「よく言えば絶妙。でもいやらしい人事だよ」
と自民党内から、
感想が上がるほどだ。
たとえば、
〔1〕 甘利には、石原伸晃というアンチがいる
(この二人は、同じ派閥で領袖争いをした)。
〔2〕 二階には、世耕というアンチだ
(この二人、実は、地元和歌山では犬猿の仲だ。
世耕氏は、二階氏の地盤を狙っていると
地元ではもっぱらという)。
〔3〕 小池には丸川
(大年増小池は、爺殺しと言われる若い丸川氏を妬んでいる。
二人の出身が同じテレビながら、
一方キャスターが、他方がアナウンサー
という似通った世界だけに
違いが目立ち、互いに反目しあっているかのようだ)。
〔4〕 閣外に出た石破には山本有二
(山本は、石破の最側近であるにもかかわらず、
農相として入閣させた。
これによって、
この二人は、師匠と師匠を裏切った弟子の関係となった。
石破とすれば、
きっと夜、眠れなくなる裏切り事件だ)。
こういう視点で見ると、
〔5〕 稲田も大切にされているようで
大切にされていない。
客観的に見て、
岸田のさや当てに使われているに過ぎないからだ。
つまり、岸田が
ポスト・安倍は自分だという顔をするものだから、
別にお前とは
決まっていないと言うために
稲田を入閣させたと言っていいだろう。
お友達内閣と言うことで身内を固める一方で、
その身内を
互いに競り合わせることで、
自分への忠実度を確かなものにしているわけだ。
官邸では、
安倍某が歩くと、
誰かが「下にぃ」「下にぃ」と叫ぶらしい
(↑これ、冗談)。
こういう組織にあって、
到底、
和気藹々というわけにはいかないだろう。
互いにみんな
寝首をかかれることを恐れている。
本当、よく憲法に
「和をもって貴しとなす」
という文言を
いれようとするものだ。
まるで
欺瞞じゃないか!
早速、
漬物石のごとく、
稲田を
頭の上に置かれた
岸田が
不満をぶち上げていた。
すなわち、
時事通信によると、
稲田朋美防衛相が15日に靖国神社を参拝するかどうかについて、
「内閣の一員として適切に対応されるものと考える」
と述べたってわけだ。
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000080-jij-pol

転載元:盛田隆二 ⭐『父よ、ロング・グッドバイ』@product1954 さんのツイート〔19:32 - 2016年8月5日 〕
ネトウヨ界隈では、
「桜井誠には政界に来て欲しい 」
という声まで上がっている。
ネトウヨである
安倍某には
ネトウヨに弱いという致命的な欠点がある。
当然、
岸田に詰め腹を切らせるべく、
「頭が高い」
と叱咤するのは時間の問題かなと思う。
しかし、
そうなれば、
今度は、
自分が世界からあんぐりされる。
国民不在の政治をして、
結局、在特会等、
最も当てにならない人たちに振り回されている姿が、
世界中に明らかにされる形だ。
ところで、小池百合子知事の初登庁に、都議会自民党らが通例を破ってまさかの「出迎え拒否」をした。
それで気が済んだろうという趣旨と思うが、
4日あった
二階の都議会に対する
「小池氏への態度を改めよう」
という寛容な処分の示唆は、
上記の視点で考えたら
石原伸晃への牽制のためなされたものだろう。
この動きも
安倍の指図とは無関係、
しかし、仲間内で対抗させるような妙な布陣をしなければ
起きなかった
さや当てと言える。
これから、
そこら中でこのような
小競り合いが
生じるものと思われる。
<追記>
koichi tsutsui @koichi011さんのツイート。
――【選手に迷惑】丸川珠代オリンピック担当相、野球やソフトは「ぜひ福島で予選をやっていただきたい」 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c3e6ddc0a448c85e09bd00ae58c13bc1 … @raymiyatakeさんから〔5:43 - 2016年8月6日 〕——
丸川の
「野球やソフトは、ぜひ福島で予選をやっていただきたい」
という要請は、
小池の考えているオリンピックへの思いと
齟齬するはずだ。
東京での開催に固執すれば、
福島の復興は、
眼中にないのか!
と非難される可能性がある。
勘ぐるわけではないが、
そこを見透かして丸川の提案があるんではなかろうか。
こういう分析ができるのも、
対抗馬として役割が噛んでいればこそである。
そして実際、
政策における対立に見えて、
単に安倍某への忠実度競争に過ぎないことが理解できるにつけ、
自民党という政党の
国民不在性がよく納得できる。、
拒絶される恐れがなければ、
人間関係を築くのに積極的になると書いた。
結果として、
お友達を周囲に集めることになるのだ、と
(拙稿「ネトウヨの科学 なぜ、安倍某は、茶坊主だけを優遇するのか」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fc9860a4efac85dbca755adf8491e7d8)。
しかし、関係を縮めることに
積極的と言っても双方向ではない。
常に一方的だ。
すなわち、
安倍某が近づくのは自由だが、
逆必ずしも真ならずだ。
古臭い用語を使えば、謀反を恐れるのだな。
したがって、極端に言えば、
応答はしえてもそれ以上は無理という溝が設けられている。
溝はどう作るかと言うと、
お友達間に
互いに対抗しあう関係を作らせる。
つまり、
安倍某のお友達
Aには、ーAがいるってことだな。
ーは、アンチの意だ。
ここは、
具体的な例で
説明した方が分かりよいか。
実は、安倍某の今度の
内閣改造こそ、
そのいい例なのである。
8月5日発行〈6日付〉の日刊ゲンダイ紙記事
「安倍首相の幼稚な性格浮き出る パチパチさや当て改造人事」
において、
「よく言えば絶妙。でもいやらしい人事だよ」
と自民党内から、
感想が上がるほどだ。
たとえば、
〔1〕 甘利には、石原伸晃というアンチがいる
(この二人は、同じ派閥で領袖争いをした)。
〔2〕 二階には、世耕というアンチだ
(この二人、実は、地元和歌山では犬猿の仲だ。
世耕氏は、二階氏の地盤を狙っていると
地元ではもっぱらという)。
〔3〕 小池には丸川
(大年増小池は、爺殺しと言われる若い丸川氏を妬んでいる。
二人の出身が同じテレビながら、
一方キャスターが、他方がアナウンサー
という似通った世界だけに
違いが目立ち、互いに反目しあっているかのようだ)。
〔4〕 閣外に出た石破には山本有二
(山本は、石破の最側近であるにもかかわらず、
農相として入閣させた。
これによって、
この二人は、師匠と師匠を裏切った弟子の関係となった。
石破とすれば、
きっと夜、眠れなくなる裏切り事件だ)。
こういう視点で見ると、
〔5〕 稲田も大切にされているようで
大切にされていない。
客観的に見て、
岸田のさや当てに使われているに過ぎないからだ。
つまり、岸田が
ポスト・安倍は自分だという顔をするものだから、
別にお前とは
決まっていないと言うために
稲田を入閣させたと言っていいだろう。
お友達内閣と言うことで身内を固める一方で、
その身内を
互いに競り合わせることで、
自分への忠実度を確かなものにしているわけだ。
官邸では、
安倍某が歩くと、
誰かが「下にぃ」「下にぃ」と叫ぶらしい
(↑これ、冗談)。
こういう組織にあって、
到底、
和気藹々というわけにはいかないだろう。
互いにみんな
寝首をかかれることを恐れている。
本当、よく憲法に
「和をもって貴しとなす」
という文言を
いれようとするものだ。
まるで
欺瞞じゃないか!
早速、
漬物石のごとく、
稲田を
頭の上に置かれた
岸田が
不満をぶち上げていた。
すなわち、
時事通信によると、
稲田朋美防衛相が15日に靖国神社を参拝するかどうかについて、
「内閣の一員として適切に対応されるものと考える」
と述べたってわけだ。
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000080-jij-pol

転載元:盛田隆二 ⭐『父よ、ロング・グッドバイ』@product1954 さんのツイート〔19:32 - 2016年8月5日 〕
ネトウヨ界隈では、
「桜井誠には政界に来て欲しい 」
という声まで上がっている。
ネトウヨである
安倍某には
ネトウヨに弱いという致命的な欠点がある。
当然、
岸田に詰め腹を切らせるべく、
「頭が高い」
と叱咤するのは時間の問題かなと思う。
しかし、
そうなれば、
今度は、
自分が世界からあんぐりされる。
国民不在の政治をして、
結局、在特会等、
最も当てにならない人たちに振り回されている姿が、
世界中に明らかにされる形だ。
ところで、小池百合子知事の初登庁に、都議会自民党らが通例を破ってまさかの「出迎え拒否」をした。
それで気が済んだろうという趣旨と思うが、
4日あった
二階の都議会に対する
「小池氏への態度を改めよう」
という寛容な処分の示唆は、
上記の視点で考えたら
石原伸晃への牽制のためなされたものだろう。
この動きも
安倍の指図とは無関係、
しかし、仲間内で対抗させるような妙な布陣をしなければ
起きなかった
さや当てと言える。
これから、
そこら中でこのような
小競り合いが
生じるものと思われる。
<追記>
koichi tsutsui @koichi011さんのツイート。
――【選手に迷惑】丸川珠代オリンピック担当相、野球やソフトは「ぜひ福島で予選をやっていただきたい」 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c3e6ddc0a448c85e09bd00ae58c13bc1 … @raymiyatakeさんから〔5:43 - 2016年8月6日 〕——

丸川の
「野球やソフトは、ぜひ福島で予選をやっていただきたい」
という要請は、
小池の考えているオリンピックへの思いと
齟齬するはずだ。
東京での開催に固執すれば、
福島の復興は、
眼中にないのか!
と非難される可能性がある。
勘ぐるわけではないが、
そこを見透かして丸川の提案があるんではなかろうか。
こういう分析ができるのも、
対抗馬として役割が噛んでいればこそである。
そして実際、
政策における対立に見えて、
単に安倍某への忠実度競争に過ぎないことが理解できるにつけ、
自民党という政党の
国民不在性がよく納得できる。、
2016年8月6日朝 記
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