放芳置一@y800eさんのツイート。
――この発言も凄いよな。
下村博文「安倍支持を言うような人をテレビ局は使わない。安倍反対の人ばっかりを使う」
田崎史郎とか八代英輝とか古市憲寿とか松本人志とか小藪一豊とかロザン宇治原とか須田慎一郎とか、安倍政権を庇う人間なんていくらだってテレビに出てるのに。〔21:21 - 2018年4月23〕――
〔資料〕
「下村元文科相がセクハラ告発したテレ朝女性社員を「ある意味で犯罪」と批判 音声公開」
AERA(2018.4.23 19:55)
☆ 記事URL:https://dot.asahi.com/dot/2018042300090.html
またもや安倍政権の“セカンドレイプ”が明らかになった。
自民党の下村博文元文科相は22日、都内で開かれた講演会で、財務省の福田淳一事務次官がテレビ朝日の女性社員に対して露骨なセクハラ発言を繰り返した問題で、女性社員が会話を録音をしたことなどを「ある意味で犯罪だと思う」と批判した。23日付の「しんぶん赤旗」が報じた。
AERA dot.編集部は講演会の参加者から音声を入手。それらを確認すると、下村氏は会場に向けて、「たしかに福田事務次官がとんでもない発言をしてるかもしれないけども、そんなの隠しテープで録っておいて、そしてテレビ局の人がですね、週刊誌に売るっていうこと自体が、はめられてますよね。ある意味で犯罪だと思う」などと発言。しかもかなりぞんざいな口調だった。
レイプや性犯罪、性暴力の被害者が、その後の経過で社会的・心理的な傷を負うことを「セカンドレイプ」という。本来は救済されるべき被害者への根拠のない批判は、典型的なセカンドレイプにあたる。セクハラ問題に詳しい弁護士の細永貴子氏は言う。
「セクハラ被害を訴えることは正当なことなのに、『はめられた』という発言はセクハラの証拠がねつ造されたという視点に立たないとあり得ない発言です。『犯罪行為』とも言っていますが、それがどの意味で犯罪なのか理解できません」
下村氏は講演で、「安倍総理とは近い立場」と親密な関係を自らアピール。
相次ぐ疑惑で安倍総理への批判が止まらないことについて、「よく(安倍総理は)精神的にこたえないで頑張ってる」と持ち上げた。
「安倍支持を言うような人をテレビ局は使わない。安倍反対の人ばっかりを使う」「テレビ局の大半は安倍降ろしだ」などとメディア批判も繰り返した。
テレビ朝日の女性社員への発言は、こうした「安倍批判への批判」の文脈の中で飛び出した。
福田氏によるセクハラ問題に対する安倍政権、財務省、自民党の対応には、批判が噴出している。
告発について最初に非常識な行動をしたのは財務省だ。問題発覚後に、福田氏への事情聴取だけでは「事実の解明が困難」との理由で、被害者女性に名乗り出るよう求めた。
20日には自民党の長尾敬衆院議員が、セクハラ問題について黒い服を着て抗議した野党の女性議員に対し、ツイッターで「セクハラと縁遠い方々」と嘲笑する文章を投稿。ネットで炎上し、テレビでも取り上げられるなどして長尾氏は22日に謝罪。投稿内容も削除された。
だが、これだけでは終わらなかった。長尾氏が当初、ブログで公表した釈明で「複数の男性議員も含まれていた」からと意味がよくわからない理由を披露。再びネットで炎上した。
失言が止まらない理由について、前出の細永弁護士はこう話す。
「問題発言が相次ぐのは、セクハラ被害の構造を分かっていないからです。会社などの組織では、セクハラを訴えた人が問題視されることがよくあり、被害者はたくさんのハードルを越えて苦しい胸の内を明かしています。にもかかわらず、被害者への批判が先行している。本来は恥ずかしい行為なのに、本人たちは何の自覚もないのです」
長尾氏の発言について事務所は「本人も反省しており、ブログに『お詫びと真意』というタイトルで本人のコメントとさせていただきました」と回答。
投稿の理由に男性議員の存在をあげたことについては「投稿時は真意だったが、その後も多数のご意見を受け、反省すべき一つの点と認識している」とコメントした。
下村氏は23日、メディア各社に「『ある意味犯罪』と述べたのは表現が不適切でした。素直に撤回するとともに謝罪いたします」とのコメントを発表した。
世間からこれだけ批判されているにも関わらず、自民党内で無神経な失言が相次ぐ背景には、安倍政権の男尊女卑的な「本音」が根底にあるのではないか。
* * *
【福田氏のセクハラ疑惑発覚後に相次いだ安倍政権や自民党議員の失言】
■下村博文元文科相の発言(4月22日)
「たしかに福田事務次官がとんでもない発言をしてるかもしれないけども、そんなの隠しテープで録っておいて、そしてテレビ局の人がですね、週刊誌に売るっていうこと自体が、はめられてますよね。ある意味で犯罪だと思う」
■財務省が被害女性に名乗り出るよう呼びかけた文章
〈 一方の当事者である福田事務次官からの聴取だけで事実関係の解明は困難であることから、本日(4月16日)、財務省の記者クラブ(財政研究会)の加盟各社に対して、各社内の女性記者に以下を周知いただくよう、要請した。
【各社内の女性記者への周知を要請した内容】
一 福田事務次官との間で週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたいこと。
一 協力いただける方の不利益が生じないよう、責任を持って対応させていただくこと。
一 外部の弁護士に対応を委託しているので、調査に協力いただける場合は、別途お示しする連絡先に直接連絡いただきたいこと。〉
■長尾敬衆院議員がツイッターに投稿した内容(4月20日)
「セクハラはあってはなりません。こちらの方々は少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私はみなさんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」
(AERA dot.編集部 西岡千史、福井しほ)
――この発言も凄いよな。
下村博文「安倍支持を言うような人をテレビ局は使わない。安倍反対の人ばっかりを使う」
田崎史郎とか八代英輝とか古市憲寿とか松本人志とか小藪一豊とかロザン宇治原とか須田慎一郎とか、安倍政権を庇う人間なんていくらだってテレビに出てるのに。〔21:21 - 2018年4月23〕――
〔資料〕
「下村元文科相がセクハラ告発したテレ朝女性社員を「ある意味で犯罪」と批判 音声公開」
AERA(2018.4.23 19:55)
☆ 記事URL:https://dot.asahi.com/dot/2018042300090.html
またもや安倍政権の“セカンドレイプ”が明らかになった。
自民党の下村博文元文科相は22日、都内で開かれた講演会で、財務省の福田淳一事務次官がテレビ朝日の女性社員に対して露骨なセクハラ発言を繰り返した問題で、女性社員が会話を録音をしたことなどを「ある意味で犯罪だと思う」と批判した。23日付の「しんぶん赤旗」が報じた。
AERA dot.編集部は講演会の参加者から音声を入手。それらを確認すると、下村氏は会場に向けて、「たしかに福田事務次官がとんでもない発言をしてるかもしれないけども、そんなの隠しテープで録っておいて、そしてテレビ局の人がですね、週刊誌に売るっていうこと自体が、はめられてますよね。ある意味で犯罪だと思う」などと発言。しかもかなりぞんざいな口調だった。
レイプや性犯罪、性暴力の被害者が、その後の経過で社会的・心理的な傷を負うことを「セカンドレイプ」という。本来は救済されるべき被害者への根拠のない批判は、典型的なセカンドレイプにあたる。セクハラ問題に詳しい弁護士の細永貴子氏は言う。
「セクハラ被害を訴えることは正当なことなのに、『はめられた』という発言はセクハラの証拠がねつ造されたという視点に立たないとあり得ない発言です。『犯罪行為』とも言っていますが、それがどの意味で犯罪なのか理解できません」
下村氏は講演で、「安倍総理とは近い立場」と親密な関係を自らアピール。
相次ぐ疑惑で安倍総理への批判が止まらないことについて、「よく(安倍総理は)精神的にこたえないで頑張ってる」と持ち上げた。
「安倍支持を言うような人をテレビ局は使わない。安倍反対の人ばっかりを使う」「テレビ局の大半は安倍降ろしだ」などとメディア批判も繰り返した。
テレビ朝日の女性社員への発言は、こうした「安倍批判への批判」の文脈の中で飛び出した。
福田氏によるセクハラ問題に対する安倍政権、財務省、自民党の対応には、批判が噴出している。
告発について最初に非常識な行動をしたのは財務省だ。問題発覚後に、福田氏への事情聴取だけでは「事実の解明が困難」との理由で、被害者女性に名乗り出るよう求めた。
20日には自民党の長尾敬衆院議員が、セクハラ問題について黒い服を着て抗議した野党の女性議員に対し、ツイッターで「セクハラと縁遠い方々」と嘲笑する文章を投稿。ネットで炎上し、テレビでも取り上げられるなどして長尾氏は22日に謝罪。投稿内容も削除された。
だが、これだけでは終わらなかった。長尾氏が当初、ブログで公表した釈明で「複数の男性議員も含まれていた」からと意味がよくわからない理由を披露。再びネットで炎上した。
失言が止まらない理由について、前出の細永弁護士はこう話す。
「問題発言が相次ぐのは、セクハラ被害の構造を分かっていないからです。会社などの組織では、セクハラを訴えた人が問題視されることがよくあり、被害者はたくさんのハードルを越えて苦しい胸の内を明かしています。にもかかわらず、被害者への批判が先行している。本来は恥ずかしい行為なのに、本人たちは何の自覚もないのです」
長尾氏の発言について事務所は「本人も反省しており、ブログに『お詫びと真意』というタイトルで本人のコメントとさせていただきました」と回答。
投稿の理由に男性議員の存在をあげたことについては「投稿時は真意だったが、その後も多数のご意見を受け、反省すべき一つの点と認識している」とコメントした。
下村氏は23日、メディア各社に「『ある意味犯罪』と述べたのは表現が不適切でした。素直に撤回するとともに謝罪いたします」とのコメントを発表した。
世間からこれだけ批判されているにも関わらず、自民党内で無神経な失言が相次ぐ背景には、安倍政権の男尊女卑的な「本音」が根底にあるのではないか。
* * *
【福田氏のセクハラ疑惑発覚後に相次いだ安倍政権や自民党議員の失言】
■下村博文元文科相の発言(4月22日)
「たしかに福田事務次官がとんでもない発言をしてるかもしれないけども、そんなの隠しテープで録っておいて、そしてテレビ局の人がですね、週刊誌に売るっていうこと自体が、はめられてますよね。ある意味で犯罪だと思う」
■財務省が被害女性に名乗り出るよう呼びかけた文章
〈 一方の当事者である福田事務次官からの聴取だけで事実関係の解明は困難であることから、本日(4月16日)、財務省の記者クラブ(財政研究会)の加盟各社に対して、各社内の女性記者に以下を周知いただくよう、要請した。
【各社内の女性記者への周知を要請した内容】
一 福田事務次官との間で週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいらっしゃれば、調査への協力をお願いしたいこと。
一 協力いただける方の不利益が生じないよう、責任を持って対応させていただくこと。
一 外部の弁護士に対応を委託しているので、調査に協力いただける場合は、別途お示しする連絡先に直接連絡いただきたいこと。〉
■長尾敬衆院議員がツイッターに投稿した内容(4月20日)
「セクハラはあってはなりません。こちらの方々は少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私はみなさんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」
(AERA dot.編集部 西岡千史、福井しほ)
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