放射能汚染地帯から小児の集中治療を担う医師が消える

兵頭正俊‏@hyodo_masatoshi さんのツイートです。

――国立成育医療研究センター（東京都世田谷区）で、小児集中治療室の医師9人が一斉に退職した。お得意の隠蔽戦術で、医長ら5人の退職理由についてセンターは「公表できない」と。放射能汚染地帯から小児の集中治療を担う医師が消える。貧困な政治は、このように顕在化する。〔21:07 - 2014年5月1日 〕――。

なぜなんでしょう？

＜追記＞

hiroshi@t464さんが

――医者だって命は惜しい。〔4:41 - 2014年5月3日 〕――

という視点を、

リツイートのとき示して下さいました。

医師が

日々の仕事の中で、

（このままでは死ぬかもしれない）

という漠然とした不安に

堪えれなくなった

ということが

あったのかもしれません。

しかし、

それにしても、

「医師9人が一斉」という

病院からの離脱表明の

仕方に

ただならぬ

切迫した気配を感じます。

もう僕らは、

医者を

「医は仁術」

という道徳的な縛りから解放してさしあげる

時が来たのかもしれません。

つい忘れていた

過去の事件、

思い出しました。

確か

医師が過労の果て、

自殺したということでした。

ちなみに、サイト「産科医療のこれから」に

医師（医学生）の自殺・過労死について

言及している記事があります。

そこに、

「日本人の自殺率自体世界でトップクラスなのに、日本の医師の自殺率は、更にそれより30％も高いことがわかる。」

という深刻な報告が

記されてました。

☆　記事URL:http://obgy.typepad.jp/blog/2009/03/post-e722.html

ただでさえ忙しいのに、

そこへ持ってきて、

昨今、

「放射能汚染」

の心配が

覆いかぶさってきています。

病院という

戦場に医師が留まれば、

患者である

小児も留まれる…

仁術を尽くせば尽くすほど、

結果として

小児を死に追い遣ることになる――。

そういう、

新たな事態に対して

医師9人が

下した判断は

「避難の見本」を

呈示する

という形にしかならなかったのかも、

ですね。

５月３日１７時