のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

朝日新聞 / 「知的障害のある男性は、小学生の頃から1日も学校を休まなかったが、就職後まもなく自殺した」

2017年05月08日 09時23分30秒 | いじめ根性
盛田隆二 📎🖇@product1954さんのツイート。

――知的障害のある男性は、小学生の頃から1日も学校を休まなかったが、就職後まもなく自殺した。
上司は「バカなりに努力しろ。メモをとるとか」と指導した。
障害者差別解消法により、障害者の雇用率を満たすのに精一杯の企業。痛ましくて言葉もない〔11:26 - 2017年5月7日 〕―—


航さんのノートには「バカは、バカなりに努力しろ。」との言葉が記されていた


こんなもの、明らかに会社側のミスだ。

知的障碍者の雇用を

身体障碍者やら高齢者の雇用と同じように考えていたのではないか。

幾ら軽度でも

介護する側に包容力がないと、

指導し切れない。

障害者の雇用率を満たすためだけだったら、

知的障碍者を雇うのは避けるべきだった。


〔資料〕

「知的障害ある息子の自死 「バカなりに努力しろ」メモに」

   朝日新聞(2017年5月7日09時36分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASK526FLHK52UTPB01G.html

 小学生のころから一日も学校を休まなかった息子が、就職からまもなく自殺した――。浜松市西区の漁業鈴木英治さん(52)と妻のゆかりさん(50)が、次男航(こう)さん(当時18)の死の理由を問い続けている。航さんには軽度の知的障害と学習障害があった。
 航さんが、職場の自動車部品工場へ向かう途中で自殺したのは3年前の5月20日。その日、いつもより早く家を出た航さんは、通勤に使っていた午前7時20分の電車をホームでやりすごした。次の電車も見送り、同46分の貨物列車に飛び込んだ。駅の防犯カメラに映像が残されていた。
 航さんは、現場で教えられた仕事の手順などを細かくノートにメモしていた。その中にはこんな走り書きがあった。「バカはバカなりに努力しろ」
 航さんに軽度の知的障害と学習障害があるとわかったのは小学4年のときだ。通信簿はオール1。だが明るく、人なつっこい性格で友だちに好かれた。親や教師に言われたことはきちんと守る一方、融通や加減が利かない。高校で入った野球部や水泳部では倒れるまで練習を続けてしまうことが何度もあったという。
 高校卒業後、県内の大手自動車部品工場に障害者雇用枠で就職。「小中高と12年間、無遅刻・無欠席。本人もまじめで体力があることは自覚していたので、工場での単純作業なら向いていると思ったようだ」と英治さんは話す。
 だが、就職からわずか50日で航さんは自ら命を絶った。一体、何があったのか――。遺品のノートにあった「バカは~」の文字や、その後の会社とのやり取りの中で、両親の疑念はふくらんでいったという。
 実は、就職内定後、母のゆかり…

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