下の画像は、
青森県六ケ所村にある核の
“貯蔵施設”
から溢れ、
屋外に雨ざらし状態の核燃料です。
もし、核燃料サイクルを
断念すれば、
これら全部が
核のゴミとなります。

出典:えりこ☆ほんとうの愛ある世界へ。@yoriyori3さんのツイート〔15:40 - 2014年5月2日 〕
さて、YAHOO!知恵袋に
核燃料サイクルにおける六ヶ所再処理工場の役割が
簡潔にまとめられています。
下に〔資料〕として転載しておきます。
〔資料〕
「六ヶ所再処理工場は現在稼働していますか? 」
heruryomaさん・文 YAHOO!知恵袋(2013/6/15 19:22:41)
☆ 記事URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10108521480

>六ヶ所再処理工場は現在稼働していますか?
稼働していません。
現在は(本格稼働ではなく)“試運転”という状態です。
しかし1993年から20年超、2兆○○○○億円(当初予算7,600億円)、トラブルが相次ぎ“試運転”の終了が延期に次ぐ延期で目処が立っていません。
ただ本格稼働した場合の「六ヶ所再処理工場」から外部に放出される放射性物質は1日で原発1年分という試算も有り、政府や日本原燃の説明・情報開示が求められる所です。
少々そもそも論を・・・。
原発を稼働させる為に、核燃料があります。
核燃料を使用した後、その使用済み核燃料を再処理し再利用させようとするのが再処理工場(「六ヶ所村再処理工場」)です。
この再利用・リサイクルには大きく2つのサイクルがあります。
1.高速増殖炉サイクル(上図左)
2.軽水炉サイクル(上図右)
1.高速増殖炉サイクル
使用済み核燃料から「六ヶ所村再処理工場」でプルトニウムを抽出し、高速増殖炉「もんじゅ」で使用します。
「もんじゅ」は発電時燃料として使用したプルトニウム量以上のプルトニウムを放出します。
この為、高速増殖炉サイクルが廻り続ける限り燃料が増え続けるという“夢の燃料サイクル”というものです。
2.軽水炉サイクル
現在稼働している原発はウランを核燃料としています。
そのウラン型原発に「六ヶ所村再処理工場」で使用済み核燃料から抽出されたプルトニウムを混ぜウランと一緒に燃やそうと云うものです。
こうした核燃料サイクルには費用的・安全性のデメリットが多くあります。
費用的なデメリット、
今現在「六ヶ所村再処理工場」は、再処理はおろか何も機能していません。
今現在「もんじゅ」は動く気配もなく未だ1kwの発電もした事がありません。
今現在双方には○○兆円単位、維持管理費に1日○千万以上掛かっています。
今後確実性のないこうした事業に○○兆円単位を見込んでいる。
費用的にもデメリットだらけですが、
安全性にもデメリットだらけです。
福島第一原発事故で明らかになりましたが、各原発建屋内にある満杯の使用済み核燃料プールです。
各原発から出た使用済み核燃料は「六ヶ所村再処理工場」に持って行きますが、その「六ヶ所村再処理工場」(許容容量3,000トン)が満杯なのです。
活断層が縦横に走る日本列島の各原発建屋内使用済み核燃料プールに保管するしかないのです。
活断層が原子炉建屋の真下にあるか否かは、根本的な安全性の判断にはなりません。
デメリットという言葉で済まない可能性が、どこの原発にもあります。
では何故そういったデメリットだらけの六ヶ所村再処理工場・高速増殖炉「もんじゅ」を稼働させたいか(止められないか)。
実は国も電力会社も日本原燃他原発関連業者も確信を持ってこの核燃料サイクル構築を進めている訳ではありません。
もっと言えば、『やめる。』・・・・・・・・・と(言いたくても)言えないという事です。
もう一度、上図核燃料サイクルをご覧下さい。
2つの核燃料サイクルの中心は「六ヶ所村再処理工場」です。
ここが稼働しなければ2つの核燃料サイクルの構想が崩れます。
絶対廻りません。
「六ヶ所村再処理工場」を『やめる。』≒全原発を『やめる。』
と言う意味となります。
原子力“村”とよく言われます。
関係者全員が利害関係で強固に結びついています。
“村八分”になる事を覚悟で一人『やめる。』・・・・・・・・・と言えないのです。
更に大きな理由。
使用済み核燃料も核燃料サイクルがある限り(また使える)燃料つまり資源です。
核燃料サイクルが崩壊した時点でその資源は(もう使えない為)ゴミとなります。
一般家庭でゴミを捨てる・・・と言った訳にはいきません。
事業者の会計処理ではゴミを捨てるとは、損を計上する事になります。
電力会社はそれぞれ膨大なゴミの損計上となります。
原発の廃炉費用も合わせて、
ほぼすべての電力会社は債務超過、経営危機となります。
前述を言い換えますと、
「六ヶ所村再処理工場」を『やめる。』≒核燃料サイクルの崩壊≒電力会社の債務超過・経営危機
となります。
従いまして、
「六ヶ所村再処理工場」にデメリットがあろうがなかろうが、『やめる。』事が出来ないのです。
以上、ご参考まで。
青森県六ケ所村にある核の
“貯蔵施設”
から溢れ、
屋外に雨ざらし状態の核燃料です。
もし、核燃料サイクルを
断念すれば、
これら全部が
核のゴミとなります。

出典:えりこ☆ほんとうの愛ある世界へ。@yoriyori3さんのツイート〔15:40 - 2014年5月2日 〕
さて、YAHOO!知恵袋に
核燃料サイクルにおける六ヶ所再処理工場の役割が
簡潔にまとめられています。
下に〔資料〕として転載しておきます。
〔資料〕
「六ヶ所再処理工場は現在稼働していますか? 」
heruryomaさん・文 YAHOO!知恵袋(2013/6/15 19:22:41)
☆ 記事URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10108521480

>六ヶ所再処理工場は現在稼働していますか?
稼働していません。
現在は(本格稼働ではなく)“試運転”という状態です。
しかし1993年から20年超、2兆○○○○億円(当初予算7,600億円)、トラブルが相次ぎ“試運転”の終了が延期に次ぐ延期で目処が立っていません。
ただ本格稼働した場合の「六ヶ所再処理工場」から外部に放出される放射性物質は1日で原発1年分という試算も有り、政府や日本原燃の説明・情報開示が求められる所です。
少々そもそも論を・・・。
原発を稼働させる為に、核燃料があります。
核燃料を使用した後、その使用済み核燃料を再処理し再利用させようとするのが再処理工場(「六ヶ所村再処理工場」)です。
この再利用・リサイクルには大きく2つのサイクルがあります。
1.高速増殖炉サイクル(上図左)
2.軽水炉サイクル(上図右)
1.高速増殖炉サイクル
使用済み核燃料から「六ヶ所村再処理工場」でプルトニウムを抽出し、高速増殖炉「もんじゅ」で使用します。
「もんじゅ」は発電時燃料として使用したプルトニウム量以上のプルトニウムを放出します。
この為、高速増殖炉サイクルが廻り続ける限り燃料が増え続けるという“夢の燃料サイクル”というものです。
2.軽水炉サイクル
現在稼働している原発はウランを核燃料としています。
そのウラン型原発に「六ヶ所村再処理工場」で使用済み核燃料から抽出されたプルトニウムを混ぜウランと一緒に燃やそうと云うものです。
こうした核燃料サイクルには費用的・安全性のデメリットが多くあります。
費用的なデメリット、
今現在「六ヶ所村再処理工場」は、再処理はおろか何も機能していません。
今現在「もんじゅ」は動く気配もなく未だ1kwの発電もした事がありません。
今現在双方には○○兆円単位、維持管理費に1日○千万以上掛かっています。
今後確実性のないこうした事業に○○兆円単位を見込んでいる。
費用的にもデメリットだらけですが、
安全性にもデメリットだらけです。
福島第一原発事故で明らかになりましたが、各原発建屋内にある満杯の使用済み核燃料プールです。
各原発から出た使用済み核燃料は「六ヶ所村再処理工場」に持って行きますが、その「六ヶ所村再処理工場」(許容容量3,000トン)が満杯なのです。
活断層が縦横に走る日本列島の各原発建屋内使用済み核燃料プールに保管するしかないのです。
活断層が原子炉建屋の真下にあるか否かは、根本的な安全性の判断にはなりません。
デメリットという言葉で済まない可能性が、どこの原発にもあります。
では何故そういったデメリットだらけの六ヶ所村再処理工場・高速増殖炉「もんじゅ」を稼働させたいか(止められないか)。
実は国も電力会社も日本原燃他原発関連業者も確信を持ってこの核燃料サイクル構築を進めている訳ではありません。
もっと言えば、『やめる。』・・・・・・・・・と(言いたくても)言えないという事です。
もう一度、上図核燃料サイクルをご覧下さい。
2つの核燃料サイクルの中心は「六ヶ所村再処理工場」です。
ここが稼働しなければ2つの核燃料サイクルの構想が崩れます。
絶対廻りません。
「六ヶ所村再処理工場」を『やめる。』≒全原発を『やめる。』
と言う意味となります。
原子力“村”とよく言われます。
関係者全員が利害関係で強固に結びついています。
“村八分”になる事を覚悟で一人『やめる。』・・・・・・・・・と言えないのです。
更に大きな理由。
使用済み核燃料も核燃料サイクルがある限り(また使える)燃料つまり資源です。
核燃料サイクルが崩壊した時点でその資源は(もう使えない為)ゴミとなります。
一般家庭でゴミを捨てる・・・と言った訳にはいきません。
事業者の会計処理ではゴミを捨てるとは、損を計上する事になります。
電力会社はそれぞれ膨大なゴミの損計上となります。
原発の廃炉費用も合わせて、
ほぼすべての電力会社は債務超過、経営危機となります。
前述を言い換えますと、
「六ヶ所村再処理工場」を『やめる。』≒核燃料サイクルの崩壊≒電力会社の債務超過・経営危機
となります。
従いまして、
「六ヶ所村再処理工場」にデメリットがあろうがなかろうが、『やめる。』事が出来ないのです。
以上、ご参考まで。
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