「土俵乗る必要ない」論戦求める石破氏を突き放す首相側:朝日新聞デジタル https://t.co/aFUJgnCDS9突き放すなんて表現しないでちゃんと「石破氏から逃げ回る」って書かなきゃだめじゃん、朝日新聞
— ココナッツ (@Sk49Summerdream) 2018年8月30日
物は言いようで、
単に辞退したに過ぎないのに、
拒絶したという。
逃げて、逃げて、逃げ回る臆病な政権が
凛々しく振る舞ったように宣う。
一事が万事、この調子だ。
本心を言えば、
「憲法改正」も
岸信介の祖国への裏切りをごまかしたいだけのことだろう。
すなわち、祖父は愛国者だった。
そう思わせたいがための憲法の改変への主張だ。
だから、
憲法を改正したいたって、中身は空虚だ。
彼は言う。
「憲法に自衛隊明記し、違憲論争に終止符を」と。
しかし、
一体、誰が議論しているのか。
確かに、
憲法の教科書を開くと、
戦力を緩く解する政府の立場と厳格に解する学説の立場に
分かれている。
政府の立場では、
「自衛のための必要最小限の実力は、
憲法で保持することを禁じられている『戦力』にあたらない」
とされている
(芦部信喜「憲法」第4版、P61参照)。
安倍は、
現自衛隊の装備は、
必要最小限の範囲を逸脱しているので、
憲法違反であるという前提で立論しているのだろうか。
政府は、
これまで、必要最小限の範囲について、
他国に侵略的な脅威を与えるような攻撃的武器は保持できないと説明してきた。
そのような限界設定は容認できないという趣旨なのか。
思うに、現自衛隊規模の装備なら、多くの学説と政府見解との間には、
見た目ほどには違いはなく、
論争にならないのではなかろうか。
然るに、安倍は、
現装備において、自衛隊は、憲法違反と決めつけて、譲ろうとしない。
その態度は、
何ら煙のないところで煙があると騒ぎ、
「火事だ」「火事だ」と大声を出しているのと何も異ならない。
むしろ、放置できないのは、
憲法学者の9割が「違憲」という安保法制だろう。
多数決で
押し切っていい論点ではなかったはずだ。
下手に再軍備一直線になれば、
国民がまた、戦火の中、路頭に迷う事態となろう。
安倍にとっては、
国民の生活の問題など、どうでもいいのかもしれない。
しかし、我々にとって、
遥かにこちらが大問題なのである。
思い起こせば、
安倍は、3・11以前、原発の過酷事故の可能性を
全く認めなかった。
それがため、安全配慮義務が棚に上げられ、
事故が起きるまで手を拱いているままになった。
あのときの政治責任、
安倍はまだ果たしていないんじゃないか。
一体に、
安倍は言論の自由を主張するけれど、
自由には責任を伴うこと、知らないのだろうか。
こんな風に、
国民を危険にさらし、
責任を感じないような人間に
到底、
防衛に関する事柄など任せられない。
また、過度の武装は、
経済活動を阻害するだろう。
軍需産業が繁盛すればいいってもんじゃない。
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